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2004/10/13

beaming out

最近はまたBlog更新を怠けてしまっている。書こうと思ってることは色々あるんだけど。

さて、久しぶりに英語勉強の機会をゆうけいさんからいただこう。
もとになった記事はこちら 

さてSETI@homeでクビになった男の上司の言葉が僕にはもう一つ理解できなかった。
「自分にない知性を持った生命体を宇宙に求める彼の願望は理解できる。警備員がこの男を庁舎の外にワープさせてくれたので、みな安心できるようになるだろう」(Hayes)

そこで原文をみてみると
"I understand his desire to search for intelligent life in outer space, because obviously he doesn't find it in the mirror in the morning," Hayes told the paper. "I think that people can be comfortable that security has beamed this man out of our building."

うーん、原文もすぐにはピンとこなかった、我ながら鈍いのでいやになるが、要するに、この男は知性がない、ということをいっているのだな。

「朝起きて鏡の中の自分をみても知性が見当たらないから、地球外にそれを求めたいという願望は理解できるよ。」
ということですね。

securityは警備員なのかなぁ、無冠詞だから違うような気がするがどうなんだろう。システムのことではないのかなぁ。

beamed this man outを「この男をワープさせた」としているが、これは本来は「転送した」とすべきだろうな。スタートレックでエンタープライズから地上へ人などを移動させる、あれだ。多分、スタートレックを知らない人もいるだろうからとワープとしたんだろうけどちょっとイメージが違うなぁ。

この言葉は結構SFなんかでは出てくるらしい。僕が知ったのは映画K-Pax(邦題「光の旅人」)の中の台詞でだが、Niftyの英会話フォーラムで当時色々指導してくださった米国在住の日本人の方からその意味を教えていただいたものだ。

K-Paxは原作も結構面白いが、映画もそれなりに良く出来ている。例によって原作とは話が少々換えてあるのはそれはそれでいいと思う。

 You are beaming back to K-PAX?
 On July twenty-seven.
 Why July twenty-seven?

K-Paxという星からやってきたというprot(ケヴィン・スペイシー)に対し精神病と診断した医師(ジェフ・ブリッジス)が「K-Paxに帰るのか?」と聞く場面での会話。

ちょっと他人さまの意見をみてみると、こちらではあまり評判がよくないが、実は続編があって2作で完結するので映画では中途半端なのは仕方がないかも。ただ「そういう説明のつかないところだけを取り出して、ファンタジーだからいいんだよ、なんて見せ方をされてもシラけるだけじゃないか?」っていうのは、原作がまさにその通りな中途半端なファンタジーなので必ずしも脚本のせいとばかりはいえないだろう。ジェフ・ブリッジスが誠実な役柄に徹しているのは賛成だが、原作では彼は飛び回らないのだけどね。ケヴィン・スペイシーもいい味でてると思うが、まぁ僕は原作を先に読んでからレンタルビデオをみたので、その辺りのバイアスもあったかもしれない。

おっと、なんだか映画の話になってしまった。

K-Pax.jpg
 右が映画になったK-Pax、左が続編
積極的にお勧めするほどではないけど、精神病を題材にしたSFミステリーとしてはそれなりに楽しめると思う。ただし、上にあるように「え、あの話はどうなったの?」という部分もありますが。

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コメント

自己レス。

転送とワープはやっぱり違うんだな。転送は物質を電気的というのか信号に変換して電送し受け側で再製するというもので、まぁTVみたいなものか。

ワープは空間に穴をあけて物質はそのままで移動する手段だから、本質的に転送とは違うのだ。スタートレックでエンタープライズ号がドビューンと飛んでいくのがワープだね。

投稿: taki | 2004/10/13 12:27

Takiさん、トラックバック有難うございます。なるほど、beam outだったのですか。ワープというよりテレポですね。まあアメリカの話題ですから「スタートレック」に敬意を表して「転送」というべきだったんでしょうね。そういえば、先日量子テレポーテーションが話題になっていましたが、これは人間の転送には応用できない現象のようです。

投稿: ゆうけい | 2004/10/13 21:10

ゆうけいさん、こんにちは。

量子テレポートは聞いたことがあるような、ということで検索してみました。

http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/sf/telepotation.html">http://www.gem.hi-ho.ne.jp/katsu-san/sf/telepotation.html

結局、ほとんど内容は理解できませんでしたが、現在では量子コンピュータと暗号の世界なのですね。量子による暗号の話題はよく新聞にもあちこちが実用化に向けて研究していることは書かれているので、そのうち実用化されるのでしょう。

投稿: taki | 2004/10/14 00:13

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