さよなら、タウンエース
この日曜日、長いつきあいだった愛車タウンエースとのお別れがとうとうやってきた。
彼(彼女?)が初めて我が家に来たのは、まだ大阪に住んでいた頃、ちょうど12月25日のクリスマスの日だった。当時は集合住宅(マンション)に住んでいたので、近くの駐車場を借りてそこに販売店の人に持ってきてもらった。
その夜、家族に自動車が来たことを話し、みなで駐車場までゾロゾロと見に行ったものだ。まだ僕も運転が不慣れだし夜でもあったので、みんなが乗ったところで少しだけ前後に動かしてお披露目はおしまいという、ささやかというか、今から思うとほほえましい思い出だ。それ以来、あちらこちらと実によく走ってくれた。今の住まいもこの車であちこち探し回った末に決めたものだが、車がなかったらここに住むこともなかったろうな。
ちょうどこの土日は北区の施設で会社の研修会があったので、第二神明-阪神北神戸線-六甲北を往復する最後のドライブをしてきた。この道はエース君にまだ小さかった子供たちを乗せて何度も通ったので、帰路では当時の思い出が色々と思い出され、ついついセンチメンタルな気分になってしまった。
タウンエースは運転席の下あたりにエンジンがあってその後ろは子供が座れるくらいの段がついている。子供が幼かった頃はよくここに座って運転席の背もたれの後ろにつかまり僕の肩越しに前をみていたことを思い出した。あの頃はみんな可愛かったな・・・今では、ねぇ・・・ははは(^^;。
とはいえ、日々の買い物やたまの小旅行程度なので走行距離は10万と700キロあまり、年数からみると少ない方だろうから、エンジンはまだまだ元気に走れると思うが、車体はあちこちガタがきてしまっていた。
タウンエース、最後の勇姿
平成元年12月25日から平成16年11月21日まで。実にほぼ15年にわたって我が家族を運んでくれたエース君。長い間ごくろうさんでした。あとは君の後継車ノア君に任せておくれ。
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