Skylight
採譜の達人の書き込みでArt Landeの"Skylight"がvibで演奏できそうだ、というので採譜をしようという話を書いていたら、たかけんさんから「で、久しぶりのVibeで演奏はどうなりました?」とするどい突っ込みを入れられてしまった。
いや参った、サボっているのを見透かされたか!、というわけであわてて最後まで採譜し、まぁったくの久しぶりにvibを弾いた、というよりは鳴らしたというべきだな。久しぶりということもあるけど、意外と採譜にてこずって練習はごくわずかしかできなかった、と言い訳をしておこう(;^^;)。
いや、実際の話、「採譜の達人」でも思った以上にノイズが多く、コードを取るのに少々苦労したのですよ。それとこの手の曲のコードは伝統的な3度和音の響きじゃないんだねぇ、4度とか5度の重ねになっていたり、3度音を鳴らさなかったりとかであるようだ。こうした曲ではジャズコードの知識がなまじっかあると従来の和音理論に縛られて却ってコードが分からなくなる。その点で「採譜の達人」は鳴っている音を採ってくるのが基本だから理論に拘束されずに音の構成を確かめられるのがありがたい。
しょっぱなにチャランと鳴るコードなんかはキーがCで「C,D,G」という音構成になっている。コードCの重要な音であるEがないのだが、3度和音に縛られているとEを入れないと不安になって入れたくなってしまうのだが、達人君の譜にはないので安心して省くことができる。それ以外にも動いていく最低音の上に4度、5度で重ねてあるコードばっかりで、音の構成は分かるのだがどんなコードネームを当てたらいいか分からないコードばかりだ。まぁ、スケールと和音構成音は分かっているからネームがなくてもいいんだけど。
イメージは僕の手書きの楽譜。著作権の問題があるから汚くて何が書いてあるか分からなくてちょうどいいんだね。シーケンサーソフトを使えばパソコンで楽譜が書けるんだけど、大体の音構成を達人君に教えてもらった後は結局はピアノで音を確かめながら手書きした方が早いんだよね、達人君の譜割はワケ分からんし。
しかしやたらと転調するので、#やb(フラット)がやたらと多いんだな(フラットをアルファベットのbで書くのはパソコン通信などではフラット記号が機種依存文字なので使えないためにbで代用していた時のクセです。伴奏ソフトの"Band in a Box"なんかもこの書き方だったと思う)。
さて、今日は採譜確認で日が暮れてしまったが、たかけんさんのおかげで楽器に触るきっかけができました。来週の土日こそは、ね!
補足しておくとArt Landeはピアニストでして、僕が弾こうと思った動機はvibのDave Samuelsが参加しているからであります。
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