Harry Potter and HAGAKURE
今年に入ってからは意外とまじめにBlogを更新しているので、今日も書いておこう。先々週からのVib練習は今日も少しだけやったが、かなり勘を取り戻した感じでホッとした。それに加えて懸案だった(オオゲサダナ)ギターの修理と弦の張替えもした。
ギターの糸巻きが壊れたので片方だけ交換していたのだが、壊れていない方がそのままだったのと、弦が切れたままだったのでそれを交換したのだ。素人でできるとは思っていなかったが、部品をネットで探して購入しやってみたら意外と簡単にできるものなんだね。イメージの右が古い糸巻き、左が新しい糸巻きだが本体側の穴の間隔がちょっと合わないのでナイフで穴を少し削る必要があった。
弦はオーガスチンの赤で以前に張っていた青に比べると少々柔らかいというか、音もちょっと頼りない感じがしないでもない。弦を押さえる力も以前ほどには強くなくていいのは、弦が柔らかいのかそれとも糸巻きが新しくなったからか?糸巻きで変わるとは思えないんだけど、以前に低音側を交換したときもそんな感じがしたので、案外そういうこともあるのかもしれないと思ったり。
とはいえ、これも随分と弾いていないのですぐに左手の指先が痛くなってしまった。でもVibのときよりはまだ弾けたけど。
さて、今週のトピックとしてはやっと"Harry Potter and the Half Blood Prince"を読み終えたことだ。しかし相変わらず情け容赦なく、という感じだが、今までの謎が色々と解き明かされ最終巻へと続く重要な巻といえるだろう。特に"The Chamber of Secrets"でのTom Riddleがなぜ日記から出てきたのかが、謎というのか、どういうこっちゃ?と思っていたんだけど、それが解き明かされる。今回も終盤にはまた謎が出てくるものの、話としてはほぼ山を越えたような気がする。あとは葉隠れにある有名な一節のままに、ではないかと思う。
武士道といふは、死ぬ事と見付けたり
二つ二つの場にて、早く死ぬかたに片付くばかりなり
別に仔細無し
胸すわって進むなり
これは、最初の文だけが有名になって「死ぬこと=武士道」と誤解されがちだが、そうではなくていつ死んでもよいように悔いのない生活をせよ、とか、死ぬ気で正しい行いをせよ、というような意味である、と思う、色々解釈のある書物だとは思うが。とにかく第六巻の最後では、ハリーの清清しい覚悟が感じられ、葉隠れの一節を思い出した。Harryの場合は「武士道」ではなくて「騎士道」だね。
イメージは全然関係ないんだけど、昔、合気道を習っていた先生のそのまた先生であられる今は亡き達人、塩田剛三先生。
さて、次はそれこそ懸案の"英語で読む『桜の森の満開の下』"であるな。
「葉隠れ」については、こちらに色々と面白い記事があります。
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コメント
おおっ、ついに読了されましたか。私は高村薫の「新リア王」に苦しんでおりまして、それが終わったらいよいよ、と思っております。
投稿: ゆうけい | 2006/02/13 15:42
ゆうけいさん、コメントをありがとうございます。
ハリポタをやっと終わり、「桜の・・・」を読み始めていますが、なかなかと難物ですね。でも面白いです。
投稿: taki | 2006/02/14 19:26