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2006/03/26

Getting "Winter Love, April Joy"

先月の初めにCD化されていたのを知り、だめもとでamazonに注文していたユーズドの"Winter Love, April Joy/David Friedman"を幸運にも手に入れることができた。まさかこんなに早く手に入るとは思ってもいなかったんだけど、多分、販売価格よりやや高めにしていたからだろう、注文していた他の方々には相場を上げてしまったようで申し訳ないが、何せ想い出の多いアルバムなのでお許し願いたい。

winter_love_april_joyt期待に胸一杯で小包を開けた時はやっぱりCDは小さくて想い出のジャケットが何だかちょっと情けないな。それは音とは関係がないとはいえ期待はずれな気がしてしまったので、LPを引っ張り出してきてPCデスクの上に並べてみたのが右のイメージ。やはりLPのジャケットはいいなぁ。

早速、聴いて、といっても今は自分で聴けるオーディオ装置といてばPCしかないので取り込んで聴いてみた。次々と出てくる音は、若いときに何度も繰り返し聴いた音、一音、一音ほとんど覚えていて、あっという間に30年前に戻るような気がする、と思いきや、やはり30年は長いんだね、そこまで遡ったのはタイトルにもなっている4曲目の"Excercise #5-April Joy"が始まった辺りからだった。この曲はパットメセニーが書いたExcercise、つまり練習曲、しゃれて言えばエチュードのシリーズの一つでメセニー自身も演奏しているが、このFriedmanの録音の方が先だったんではないかな。メセニーのフュージョンタイプの演奏とはかなり違って、FriedmanのヴァイブにSamuelsのマリンバ、そしてHubert Lawsのフルートという編成はクラシックの小品のようで、まさしくWinter Love, April Joyというアルバムタイトルにふさわしい。冬の夜の冴えた空に浮かぶ月と吹き抜けてゆく風を思わせる音色、なんて突然三文詩人みたいになってロマンチックなことを書きたくなってしまう。

このアルバムが出た75年頃はECM系のジャズが拡がってきていた時代で、メインストリームではなく、どちらかというとクラッシックのような雰囲気の演奏が出てきた頃だ。このアルバムもその流れの中にある。Friedmanはジュリアード音楽院を出た後、Gary Burtonに師事したという経歴だけあって、かなり現代音楽風なアルバムをECMやENJAなどのレーベルに吹き込んでおり、そのLPも何枚かは持っている。その後から現在に至る音は僕は聴いていないけど、少なくとも当時のアルバムの中ではこのWinter Loveが最高だと思う。

上のイメージをポップアップしていただくと、親子のようなLPとCDが見えるが、その手前右にあるのがマリンバのCD二枚、左にほとんど隠れているは去年の記事に書いたPlace Vendome/Swingle Singers with MJQだ。中央は少し前に記事にした三村奈々恵さんのCD、右はamazonで注文時によくある同時にお勧めで買ってしまったAlex Jacobowitzいうマリンバ奏者のCD、でもね、ちょっとびっくりなのだ。なぜなら僕は実はこのJacobowitzさんとはニューヨークのウォーターフロントでマリンバの連弾をするという経験をしているんだぞ。ウソだと思うなら、ほったらかしの僕のWebsiteをご覧下され。

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