Gary Burton Quartet Live in Osaka '74-Prologue
プロのヴァイブ奏者、赤松氏がblog 「Vibraphone Connection 談話室」に光栄にも僕の名を出されていました。恥ずかしい限りですが、氏も僕も偶然というか必然というか、Gary Burtonの"The Time Machine"というアルバムジャケットをみてマレットの持ち方を研究したというお話。
その件はずっと以前にこのblogでも書いたのですが、もう一つの偶然が、1974年のGary Burton Quartet 大阪公演を赤松氏も見に来ていたこと。またJVAでお世話になっているN氏もいたという偶然というか必然というか。で、そのコンサートのことは随分以前、これも随分昔になってしまいましたが、1996年のこと、かのパソ通NiftyServeのジャズフォーラムに書いたことがあります。いつかはまた再掲しようと思っていたのですが、ちょうどよい機会なので掲載します。長いのでいくつかに分けます。イメージはその公演のパンフレット、いやぁ、よく保存していたものです。左手マレットの一本がゴムヘッドなのでベンディングノートを演奏する時の写真ですね。ベンディングノート(ピッチベンド奏法)については赤松氏が説明されています。
さて、はじまり、はじまりぃ。
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NiftyServe ジャズフォーラム「倶楽部ECM」 96/11/02 23:00
「ゾンビ(゚m゚)/22年前のライブレポ-序」
序:リハーサル
さて、そりは1974年5月31日でありました。開演は6:30PM、神戸住まいだった(今もそうですが)私は、大阪までの時間がよく分からないし、初めてみるBurtonということで、いても立ってもおられず早めにでてしまったので、5時頃には会場のサンケイホールについてしまったのでした。 うろうろと会場前をうろついていると、横に通路があります。
(゚O゚)ゞ ん~? ここはなんだ? 誰も見てないことをいいことに入って行くと、なんとそのまま舞台にでてしまった(^^;。
おりしもBurton4はリハーサル中ではないか\(;;^^;;)/、しばらく袖に隠れて見ていたが、誰もな~んも言わないので、そいぢゃ、と客席へおりてゆっくり見学。 ついでにリハも**してしまいました(^。^)。 で、やってた曲は、ECMではCoreaとのDuoでおなじみ、"Falling Grace"、Burtonが客席へおりて音のバランスを確認したりで、途中で何度か中断しながら、Burton、Goodrick、Swallowのソロもちゃんと聴けたのでした。 最後はGoodrickがStandardの"There will never be another you"のメロをちゃらけて、終了...、お茶目な人だったのね(^^;。
さて、ここでTowner御大の登場。12弦の音だしをします。Burtonは客席にて音の確認、しばらくしてから、 Burton:"OK? Everybody..." 誰かが:"Together?" Burton:"Together!"
ここらで、Townerは6弦の練習をはじめたようです。
で、Burtonぬきで突然始まったのは、New Quartetから"Brown Out"。
Towner入りのvibesマイナスワンなんて、ちょっと聴けないぞぅ(^_^)デヘヘ..。
Townerはまた12弦に持ち替え、1コーラスでこれも終了し、Townerが少し練習してリハは終了。
私は、今更外へ出ても仕方ないので、そのまま、指定席に...ということで、このチケットは未使用のまま、今でもとってあります(^^)。
と思ったら、Swallowが1人でまた出てきて個人練習(^^;を始めました。スケールやらコードやら...当時はまだ、elbとはいえ、ベースでギターのようなコードソロやる人なんてほとんどいなかったでしょう。Atlantic時代"Chicken"なんて曲も少しやったり、"Falling Grace"の部分のような、"Vashkar/Hotel Hello"のイントロのような、オクターブ練習やら、クラシカルなメロやら、しばらくやってました。
そういえば、この来日のまさに直前に"Hotel Hello"が吹き込まれたのですね(^。^)。
。。 。。
taki ||(^-^)|| さて、今回はとりあえずここまで、次回はいよいよコンサートです。
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このレポートを書いてからすでに10年、コンサートはちょうど32年前の今頃だったんですねぇ。左は未使用のコンサートチケット\2500なり。席は「一階ぬ-14」でした。
実は当日はちょっといけないことですが、カ**とテ**を持ち込んでbootlegしてしまっていたので、記憶を呼び起こすことが比較的簡単だったのです。右上はリハーサル風景。バートン氏は客席にいて写っていません。・・・32年前のことですから、お許しを。
<続く>
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