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2006/08/03

Finding Forrester I

Blogに英語学習と書きながら最近はとんとサボっているので、たまにはDictationをば・・・本当はPart Vの映画の話題にしようと思ったんだけど。

Forrester 題材はショーンコネリーが出ているので見たという"Finding Forrester"(邦題「小説家を見つけたら」)。CATV MoviePlusの予告から、英語文章の書き方などが勉強できるかという期待もあったのだけど、残念ながらほとんどなかった。とはいうものの、多少はそんなシーンもあったので、その辺りを聞き取ってみた。でもEbonics(黒人英語)があったり、ショーンコネリーも訛りがあったりで聞き取れないところも多い。

ストーリーは、NY ブロンクスの黒人街の真ん中で隠遁生活をする作家William Forrester(Sean Connery)が若干16歳ながら小説の天賦の才能がある黒人少年Jamal Wallace(Rob Brown)に文章の書き方を教授する話を中心に展開する。(?)のあるところは不明な部分です。

---words you write for us, (?ours), are always so much better than words you write for others.

 「自分のために書く文書は、他人のために書く文章よりも常によい」

最初の方は全く聞き取れず・・・blogもどちらかというと自己満足のために書いてるようなもんだが、Forresterの言う通りならいいけどね。

so much betterという強調がポイントかな。soを強調に使うのは意外と多いんだけど、意外と学校ではあまり教わらなかったと思う。

大西先生風に言えば、「自分のために書く文はそ~んなにいいんだけど、それは他人のために書く文よりもず~っとよいということだよ」という "so" だね。ここではsoが暗示する対照が後ろに明示されている(than...)けど、後続の文がなくても、soはthat節などで説明したくらいに、というニュアンスを含んでいる、ということで、veryよりも強い(ここではveryは使えないが)

次は、Forrester(F)がタイプライターに向かって、とにかく何でもいいから書け、とJamal(J)に言うシーン。Jamalが書けずにじっとしているので、Forresterがもう一台のタイプライターを打ち始める。

(F) Go ahead.

(J) Go ahead what?

(F) Write!

(J) What’re you doing?

(F) I’m writing, like you’ll be, (then) start punching those keys.

    Is there a problem?

(J) No, I’m just thinking.

(F) No, no thinking, that comes later. You write your first draft with your heart, and you rewrite with your head. The first key to writing is, “Do write, not think.”

"I’m writing, like you’ll be"="I’m writing, like you’ll be writing"ということだろう。同じように書け(打て)と催促しているのが分かる。それから「タイプを打つ」は"punching those keys"というのだね、日本語がそのまんまだ。

 

まずは考えずにとにかく心で書け、そして校正は頭で、ということで、まぁ尤もなことだが、よく読むと、ピュリッツアー賞を取った作家という話にしてはちょっとありきたりの台詞のようにも思える。その辺りはPart Vでまた書いてみたいが、少々以前にNHKでみたモーツァルトの作曲についての話を思い出した。モーツァルトは短い生涯に膨大な曲を残しているが、彼の一日のスケジュールと曲数を考えると、楽譜を書くときはほとんど考える暇なく書かないととてもあの数にはならないのだそうだ。つまり瞬間的に曲想はできあがり、後はただそれを譜面に書き出すだけに時間を費やす、ということらしい。実際に出演していた作曲家(お名前は失念)も、あの年数であの曲数のペースというのは信じがたいほどの量なのだそうだ。

 
その証拠として、モーツァルトの自筆譜とベートーベンの自筆譜を見せたのだが、モーツァルトの譜面には訂正というものがほとんどなく、きれいに書かれているのに対し、ベートーベンの方は何度も書き直した痕がある。
どちらも天才だが、天才にも色々なタイプがあるものだ。

 

文章を書くことも同じじゃないかな。僕なんかはblogを書いていてもまずfirst draftに随分時間がかかるし、それをまた何度も校正して、アップしてからもまた訂正したりして、一つの文に随分時間がかかってしまう。しかし恐らくモーツァルトタイプの人なら、瞬間的に内容は出来てしまい、あとはそれをタイプするだけ、という人もいるのだろう。

 

では今日はここまで。

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