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2006/11/22

Silly Joke

哲学入門書である「ソフィーの世界」を読んでいると、西洋哲学は理性と宗教との間をいかに折り合いをつけていくかの歴史だったように思える。

キルケゴールにとってキリスト教は圧倒的に重要だったし、しかも理性に反するものだったので、これはもう、あれかこれか、つまり信じるか信じないかのどちらかしかなかった。『あまり』信じないとか、『そこそこ』信じるなんてあり得ない。

同じような話が「ダ・ヴィンチ・コード」でも出ていたと思う。

200610211719000 翻って、日本人ほど宗教に無頓着な人種も少ないと言われる・・・自分自身がそうだから、僕もそう思う。今、読みつつある「文明の生態史観(梅棹忠夫)」で、日本に行こうとしているアメリカ人に日本人の宗教観について質問され、梅棹氏が「さあね。あなたはどういう宗教観を持っているかという質問は、日本では、最も間の抜けた質問でしょうな」と応え、アメリカ人がたまげるという件があり、思わず噴出しそうになった。

などと大上段に構えたが、そういう次元の高い話ではない、意味不明なものを吹聴したり信じたりする輩が巷では相変わらず後を絶たないようだ。

corvoさんのblogで「水からの伝言」なるものが取り上げられている。corvoさん同様、幸いにも僕は知らなかったのだが、こんなものを本気で信じて本まで出版され、またそれが売れているというから、全くの話、馬鹿らしくて空いた口がふさがらない。まぁ、出版している本人はそれで収入があるから商売と割り切ってもよいし、一種の新興宗教としてみるならそれもいいが、本気でそれが科学であると信じて疑わない人がそれほど多くいるということがあまりに情けない。とうとうオノヨーコまで出てきたらしい。

「水からの伝言」に対する反論は、学習院大学の田崎教授による「水からの伝言を信じないでください」というサイトを読んでいただくのが一番よいと思う。ここには科学的な考え方の基本も述べられている。あるいはもっと面白いのは、ずっと以前から「水商売」を追っかけているお茶の水大学の富永研究室だろう。「水商売ウォッチングコメント一覧」を見ると色んなことを考えて商売をしている人がいるのに関心(寒心?)する。

まぁ、これも一種の信仰だからそれによって心が休まるとか豊かな気持ちになれるのなら、サービス業として認められるかもしれないが、法外な価格で売りつけたり科学として通用させようというのは如何なものかということだね。

これまた「ソフィーの世界」にある言葉だが、キリスト教、つまりは信仰というものについて次のような言葉がある。

不条理ゆえにわれ信ず、つまり頭で考えたらでたらめなことだから、これはもう信じるしかない、ということだ。

この言葉だけではキリスト教がでたらめのようになるが、そうではなくて、理性で証明できないことは信じるか否かの問題だということだ。

あるいは、溺れかけている人について:

君は池に落ちたら、これはおぼれるケースかどうかなんていう、冷めた関心のもちかたなんかはするわけがない。そこにワニがいるかどうかも、興味があるかないかの問題じゃない。それは生きるか死ぬかの問題だ。

生きるか死ぬか、とは言わずとも、人の心に余裕がなかったり客観的に考える力がなかったり、あるいは切羽詰った状態(金銭的にしろ、健康的にしろ)にあるところに、こうした信仰とある意味では同じような手段でつけ入ろうとする輩が後を絶たないということだね。僕もうっかり騙されそうになるが、まずは一歩さがって色々と調べることが大事だ。それこそ今はネットであらゆる情報が得られるのだから、後はそれをどう解釈するか・・・ただし却って騙される方向に向かう危険性もあるから、恐ろしいともいえるが。

ところで、corvoさんの『美しさ』の概念に対する考察も素晴らしい。

蛇足だけど、もともとこの記事のタイトル「Silly Joke」は日本における血液型による性格判断に対するものだったのだけど、corvoさんのblogを読んで脱線してしまったのだった。日本に住んでいるアメリカ人に聞けばきっと、「アメリカでは血液型についての質問は一番間の抜けた質問でしょうな」といわれるだろうが、何でこうも日本では広がっているのか?これも「水からの伝言」と同様に馬鹿げた話だと思うのだが。

先日も、二次会でお酒の入った場(僕は飲めないので飲んでいないけどね)とはいえ、仕事に関連した話の中で、それなりのステータスもあり分別のあるべき年齢の人から、血液型を聞かれて性格判断された時には、びっくりすると共にその人の知性を疑ってしまった。これも一種の信仰なのか?

上のイメージは何の関係もないけど、JR神戸線の車窓からの明石海峡大橋。

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2006/11/15

レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯

アマゾンで見つけたダヴィンチのDVD、英語版しかないけど結局注文してしまったら、もう届いた。

Davincidvd イタリアの番組でイタリアが舞台なんだから、イタリア語版がほしかったんだけどなぁ。NHKで放映された時はイタリア語との二ヶ国語だったらしい。あの時は初期の東芝製ベータでビデオに録画したのだけど副音声は録音できなかったからね。二台目のベータデッキ(EDベータですぞ、っていっても意味ないけど)を置いてるので、録画をいつかはDVDに移そうと思っていたんだけど、これでその必要もなくなってしまった。いよいよベータデッキを置いてる意味がなくなってきたなぁ。動くかどうかも分からんし。

ところでそういえば、番組制作時にイタリア語版と英語版が同時に作られたというような話を聞いたことがある。内容は多少違っているらしい。

タイトルはNHK放映では確か「レオナルドダヴィンチの生涯」だったと思うが、アマゾンの英語版は「ダ・ヴィンチ ミステリアスな生涯」、何だか安っぽいタイトルになっているのがちょっと気に入らないが、別にどうでもいいか。

とりあえずちょっと見てみたら、原題は"La Vita di Leonardo Da Vinci"となっていたから、NHKのタイトルの通りだ。しかし英語で聞く気にはなれないので、日本語吹き替えで少し見たんだけど、声優がNHKの時とは違うから、これまたちょっとイメージが違う。しかしついつい引き込まれてしまって、あわてて途中で止めた。何せDVD3枚組なので、何時間もかかるから、もっと時間がある時にしよう。

しかし、「真珠の耳飾りの少女」の考察もほったらかし、ダ・ヴィンチコードについてもちょっとかじっただけという中途半端なところだけは僕もダヴィンチなみかもしれないね。

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2006/11/12

The Da Vinci Cord

このところ、一雨ごとに秋らしくなって今日はちょっと寒いくらいだ。それでも雨の降り方はちょっと異常で、先日の夜はすごい雷雨だったし昨日の夕方は夏のスコールのような降り方だったし、どうもおかしな天気だ。

200611121603000 さて、Da Vinci Codeから語源とか面白いところを取り出してみたいとは思うものの、中々と時間が取れないが、原文と和訳を比較しているblogを見つけた。どうも明らかな誤訳もあるようだ。

「ダ・ヴィンチ・コード」と日本語訳
 その1その2その3その4

色々な背景なども書かれていて面白いが、特に問題なのは黄金率をPHIで表すことについてラングドンが授業風景を回想するシーンで、原文:

A long-legged math major in back raised his hand. “That’s the number PHI.” He pronounced it fee.

二つ目の文が訳されておらず、そこが間違いの元になっているようだ。どんなことかは、「その2その4」のリンク先を読んでいただきたいが、この手の本はかなりの知識を要求され訳者も大変だとは思うが、プロならばもう少しつっこんで調査すべきだろうね。

僕は原書は持っていないから、原文との比較については分からないけど本を借りている間にボチボチと語源とか面白いところを拾って置きたいものだ・・・本当は読んでるときにしておけばよかったんだけど。

上のイメージは稲美図書館から、すっかり秋の日差しになった夕暮れ。あ、タイトルがダ・ヴィンチ紐になってますなっ、ということで。

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2006/11/11

The Da Vinci Code

小説「The Da Vinci Code」をやっと読み終えた、といっても英語版ではなく日本語版なんだけど、様々に凝らされた謎が巧みで素晴らしいし、ストーリーもよく出来ていて読み出したら一気に最後まで読みきってしまった。ネタとしてはPart IIIなんだけどこっちに書いてしまおう。

Davinci 僕としての楽しかったのは、ストーリーや謎解きもあるんだけど、キリスト教や原始宗教にまつわる伝承から派生した言葉の語源が色々と語られていたり、宗教と政治のつながり、そしてダ・ヴィンチ等の絵画だ。実に言葉は文化、そして歴史そのものということを改めて実感した。

日本人にとってと、欧州や米国などのキリスト教圏の人々にとってとでは随分と捉え方は違うだろうという話は既にあちこちにあるだろうし、ネットで探せば雨後の筍状態なんだろうけど、それはまたもう少し暇ができたら探してみることにして、とりあえず僕なりに書いてみよう。

僕にとってラッキーだったのは、高校時代にバッハの「マタイ受難曲」を聴き倒し、歌詞と対訳や解説で最後の晩餐やらマグダラのマリア等々の言葉の背景にそれなりに馴染んでいたこと、そしてこの夏に「ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙」を読んでいたことだ。

Part IIIに少々書いたことを再掲してみると:

    ソフィーの世界でもう一つ印象深いのは、インド・ヨーロッパ語族はもともと多神教ということだ。つまりヨーロッパの民族もインド人もギリシャ人もみなもとは同じような思想であったということらしい。

    ヨーロッパというとキリスト教=唯一神教と今は思ってしまうのだが、実は唯一神教はセム語族の特徴であることだ。つまりユダヤ人とアラビア人はもとは一つということであり、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地が同じエルサレムというのは全く偶然ではないということのようだ。だから今まさにイスラエル、ヒズボラ、ベイルートが互いに争っているのは、同族同士で争っているようなもので、とても悲しいことだというのがよく分かる。

    従ってヨーロッパのキリスト教は、それまでの多神教を適度に残した混合宗教のようなものらしい。そう思うとなんだか同族意識が出てきたりするから、不思議なものだ。

ダ・ヴィンチ・コードに通底しているのもこの考えだ。シオン修道会などは史実そのものではない面もあるらしいが、あくまでフィクションでありエンターテインメントとして割り切ってみても、全体的にみればキリストと欧州に対する新しい見方を与えてくれると思う。実際のところ、上に書いたように、キリスト=ヨーロッパ=唯一神教というステレオタイプな見方は随分と間違ったものだということが分かりやすく書かれている。ちなみに、「ソフィーの世界」のソフィーとダ・ヴィンチ・コードに出てくるソフィーは偶然の一致ではない・・・つまり同じ語源からだ、っていうのは小説を読めば分かるね。

ま、そんなことは別にしても、僕としては今を遡ること26年前、初めての海外旅行であった新婚旅行で最初に降りたのがローマ、そしてヴァチカン、それからパリ、ルーブル美術館など、二人の思い出の地が次々と登場するというのがとてもうれしくなってくる点だ。ルーブル美術館や各地の名所などは今では手軽に行けるから、登場する絵画や舞台もそれほど珍しくはないのだろうが、26年前はまだまだ遠い憧れの地だったから、印象もずっと強いのだね。

Davinci03 また絵画や芸術、歴史の薀蓄も楽しい。出てくる絵画のうち、「モナリザ」はもちろん新婚旅行で見ているが、この小説によると今は展示されていないという「東方三博士の礼拝(右イメージ)」も新婚二年目にイタリアパックツアーをした際にフィレンツェのウフィツィ美術館でみていたのはラッキーだったといえそうだ。

また当時、NHKで放映された「レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯」というイタリアの番組を見てダ・ヴィンチに憧れたことも大いに関係がある。今は英語版がアマゾンで販売されているようだが、なんで英語なんだよ、イタリア語版はないのか!っていってもイタリア語が分かるわけではない(多少かじったけどね)が、言葉の持つ響きが全然違うからね。イタリア語ならすぐに注文するんだがなぁ、どうしよう。

この小説に書かれていることが事実なのかどうかと問う人が後を絶たないらしく、VOA Special Englishでも取り上げられたりしているが、それによれば、作者も映画監督もあくまでフィクションである(the story is fiction, a work of imagination)と断っている。まぁ、当然だけど。

さて、この小説の背景で特に今の日本人に分かりづらいのは信仰というものだろうが、僕も分かっているわけではないので、今回はここまでにしよう。ただ、マタイ受難曲に関するアマゾンの評にその辺りのことが書かれていたりするので参考になるかもしれない。

ついでながら、よく知られているように Da Vinciというのは、「ヴィンチ村出身の」という意味で苗字ではない。だから「海外では Da Vinciとはいわず Leonardoという」とか以前にTVで尤もらしい話を聞いたのだが、この本のタイトルを見ればそうではないことがよく分かる。したり顔で誰かに言わなくてよかった。

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Karrin Allyson

話題作だったダ・ヴィンチ・コードを読んでいる。家内が知り合いから借りたものだが、テンポよく話が進むので、ついつい引き込まれて文庫本3巻の最後まで来てしまった。

Karrin_allyson ということでBlogネタにしようかと思い、毎度ながらアマゾンのリンクと画像を見ようとしたら、トップにKarrin AllysonのCDがお勧めになっていた。Allysonのことはよく知らないんだけど、以前に例によってGary Burtonの参加アルバムを探していて彼女の"Day Dream"を見つけて購入していたからだろう。何といってもこのアルバム、Gary BurtonがJobimのSo Danco Samba (Jazz Samba)のソロを取っているのが僕には最大の魅力だ。

なぜかって言うと、大学で軽音楽部に入部して最初に出たいくつかの課題曲の一つがこの曲で、なおかつVibraphoneを始めたばかりだったから、ソロをコピーしたいものの、ヴァイブソロなんてのはないし、他の楽器でも意外と少ないから、そのトラウマが未だにあるからなんだね・・・Burtonのソロはワンコーラスだけであまり意外性はない普通の演奏で、やや期待はずれではあったんだけど、全体のアレンジは結構凝っている。Jobimの名曲"Corcovado"も入っていて、どちらもブラジル語で歌っている。

偶然なんだけど、The VOA Music Sceneの"Jazz, Blues"にこのKarrin Allysonが紹介されている。"Day Deam"でもそうなんだけど普通の歌だけでなくスキャットとかヴォーカリーズといった器楽的な歌が特徴の人のようだ。Kansas CityでJazzを歌い始めたっていうのも、かつて訪れたことのある土地だけに何となく親しみが持てる。比較的好きなタイプのヴォーカルだけど、「これはいい!」かというと、どうかな。割とクセのない声ですね。

興味のある人はThe VOA Music Sceneで聞いてみて下さい。紹介されているのはつい手が伸びてしまいそうなジャケットですが、何と、ヴォーカリーズの元祖ともいうべきJon Hendricksと共演してます・・・Mr. Jon Hendricks、1921年生まれというから今年は85歳、トニーベネットといい、ジョンヘンドリクスといい、本当にすごい!

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2006/11/05

Real Audio/MP3 Converter

年末までお休みの予定だったものの、やはり気分転換が必要だし、三連休で少々ゆとりもあったので、ヴァイブの練習もしたし、VOAでJazzの話題をDLしたり。だからこのBlogもめずらしく連続して更新だ。

Xsevenz でもVOA The Music SceneはReal Audioしかないので、僕の安物のUSBプレイヤー X Seven(左イメージ)では聴くことができない。そこでググっと検索してみたら、次のようなフリーウェアが見つかった。

 dBpowerAMP Music Converter + Real Audio Input Codec

解説はこちらにあるが、日本語なんだけどよく分からない。でも要するに同じフォルダに二つのファイルをインストールするとちゃんと動いてくれて、MP3ファイルが出来上がった。音質も悪くなっていないようだ。本当はもっと用心しないとウィルスなんかに侵されるかも知れないけど、あちらこちらで紹介されているプログラムのようなので、まぁいいかぁっていうことで、もしこれを読んでインストールされる方は自己責任でお願いしますね。

さて、これでVOA The Music Scene/Jazz, Bluesを通勤電車でも聴けるようになった。でめたし、でめたし。ただ問題は変換がファイルの実行時間だけかかる点だけど、仕方がない。でも同時に複数の変換を実行しても特に遅くなることはないようだ。

色んな変換プログラムがこちらに紹介されています。

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2006/11/04

VOA Music - Jazz

このところ、少々だれ気味だがVOA Special Englishを通勤電車内でずっと聞いている。おかげで、先月の毎秋恒例のアメリカからのお客様の通訳もいつもよりはずっと抵抗なくできた・・・といっても決してスラスラできたというのではないが、例年だとほぼ1年ぶりになるから、まず生の英語に慣れることから始めなければならず、大抵は慣れる前にお客様は帰ってしまう。その点、今年は慣れという面ではあまり問題なかったと思う。

ということで、いよいよVOA本体に乗り込むことにしよう・・・念のために説明すると、VOA Special Englishというのは非英語圏の人のために、語彙をある程度限定し、発音も明確にゆっくり目で話しているプログラムなので比較的分かりやすいのだ。

Voamusic その点、VOAは普通のスピードで話す英語らしいので、まずSpecial Englishで慣れてから、と思っていたのだ。Special Englishもアメリカの話題とはいえ、結構内容も充実していて面白いし、色んな知識が得られる点でも楽しいんだけど、そろそろね。

ということでVOAのホームページを覗いてみたが、政治問題ばかりでどうも硬いなぁ、と思っていたら、Entertainmentがあり、その中にThe Music Sceneというプログラムがある・・・と思ったらさらにジャンルに分かれていて、Jazz, Bluesがあるではないか。

これは素晴らしい。色んなアーティストのニュースだけでなく音楽もステレオで聴ける。ただしリアルオーディオしかないけど、まぁ仕方がない。

Diana_krall_210れに英語もSpecial Englishよりは速いけど、付いていけないほどではない。英語は分からなくても、何だかアメリカの音楽番組を聴いてるような雰囲気とジャズを楽しむには十分ではないかな。内容が知りたければ、画面の英語を見ればよいし。

とりあえずDLしたのは、Diana Krall(左イメージ)、Chico HamiltonTony Bennettなどなど・・・Tony Bennettは好きなんだけど、CDは持っていないんで久しぶりに聴けた。

今日はいいものを見つけてしまったな。Jazzだけでなく、PopやRockなどもあります。

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2006/11/03

Rudiments

三連休でちょっと時間ができたので、久しぶりにヴァイブを弾いた。折角だからその記録をつけておこう・・・というくらいに弾いていないんだけど。

Ton0 ヴァイブの赤松氏がRudimentsについて書かれていたのがずっと気になって、たまに頭の中でイメージしてみたりしてたんだけど、今日はそれを実際にやってみた。

すると何と、確かにスケールがずっとスムーズに進むじゃないか!

いやぁ、今まで一体、何をしていたんだろうと思うくらい、今更ながらヴァイブに開眼したような、俗に言う目からウロコが落ちたというところであります。

実はヴァイブにおけるRudimentsについては、学生時代に既に先輩のJazmys氏からゲーリーバートンの奏法として教えていただいていたのだが、結局のところそれを十分に理解せずじまいで、だからドタバタしたマレット裁きのままで終わってしまっていた。

だけど、赤松氏のFスケールの弾き方や、それを汎用的に展開した考えを読んで、やっとRudimentsが理解できたと思う(多分・・・)。これを学生時代にきっちり理解して練習していたら、もっとまともな演奏ができたろうになぁ。

赤松氏は高一で既に自力で開発されていたというから、やはりその辺りが非凡なところ。僕は知っていながら使えなかった凡庸なところ・・・

ここでいうRudimentsは要するにマレット(撥)を右左と交互に動かすのではなく、適時、右右とか左左と繰り返して、合理的な動きをすることだが、詳細は赤松氏のblogの解説を読んでいただいた方がずっと分かりやすいから、興味のある方はそちらをどうぞ。

とにかく鍵盤を見る目もちょっと変わったかな。でも練習時間が中々とね、ないんだなぁ。考えずに手が動くまで練習しておかないと実際には使えないからね。

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