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2007/06/21

駿府城跡

ちょっと時間が経ってしまったけど、先週の土曜日は某学会出席(発表ではない、単なる聴講)とそれに合せた展示があって、静岡まで行ってきた。

予報では天気は崩れそうだったのだけど、見事に裏切る素晴らしい天気。

200706160953000 静岡だから富士山が見えるかと思ったのだけど、残念ながら会場付近からは見えなかった。新幹線でも静岡駅を過ぎてトンネルを通った後でないと見えなかったと思うから、仕方がないかな。

会場は静岡市民文化会館(左上)。どうやら市役所やら体育館とか集まっているところらしいけど、ちょっと会場をでてウロウロしてみたら、それよりも徳川家康の駿府城跡の公園に隣接してこれらの施設を建てていることが分かった。200706160956000

駿府城は影も形もないけど石垣と堀が残っており、家康像もあるらしい(時間がなかったので観ていないけど)。

駿府城というと、岡崎(実際には浜松城にいたらしい)を拠点にしていた家康を、秀吉が領地を増やしてやるという名目で小田原の北条氏をけん制し大阪城からさらに遠ざけるために国替えさせたところ、だったと思う。

家康というとタヌキ親父、ずるがしこい、とか、特に秀吉贔屓の多い関西では評判がよくないが、原因は明治政府が政策的に徳川幕府を悪者扱いにして政権安定を画策したことが大きな原因だと近年には言われるようになった、と思う。

しかし何といっても家康見直しのきっかけになったのは、吉川英治の小説だろう・・・といっても歴史はその時代の解釈でどんどん変わるものだし、あくまで小説であるから真実かどうかは別問題だが。

200706161001000 実をいえば、家康に興味を持ったのはもう20年ほど前、英会話学校に通い始めた頃のインストラクターが何故か日本史が好きな人で、その人のクラスで家康の功績について聞いたのがきっかけだった(そのインストラクターについては、Blog Part IIIでちょっと触れています)。

それで吉川作品を読んでみる気になったのだが、実に全26巻という長大なもので(世界最長だったような?)読み始めるまでは最後まで読めるかな、と不安があったものの、読み始めるとこれが実に面白くて最後まで息つく暇なく読んでしまった・・・というのは大袈裟だけど、これだけの長さを中だるみもほとんどなく、また実在の膨大な登場人物も実に巧みに書き分けて、それは素晴らしい小説であることは確かだ。

200706161004000 26巻といってももちろん文庫本で読んだのだけど、大阪から神戸に引っ越した際に間違って捨ててきてしまったようで、今は見当たらない。まぁ、あれだけの長大な小説だから、また読む時間があればもっと他の小説をたくさん読むほうがいいと思うので、なくてもいいのだが、記念に置いておけばよかったな。

左上は、駿府城周囲の石垣上の散歩道。右上は門の前で知り合いらしき人と話し込んでいる、人力車のおじさん。いずれも携帯電話のカメラなので画像があまりきれいでないのは仕方がない。検索してみたら、もっと奥に行くと立派な門とか櫓があったらしい。残念。

学会の方は中々と有意義で、展示の方も多くの方が見てくださったので、まずまず成功。

ということで後半へ続く。

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