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2007/07/22

Dolphin Dance

昨日、ヴァイブを久しぶりに長い時間弾いたので、今日も続けて挑戦・・・といっても買い物などのお伴(運転手)があるから昨日ほどの時間は取れなかった。

まずは昨日の続き、となるはずだったが昨夜、赤松氏のSYNERGYを改めてCDで聴いていて、ソロで入っているハンコックの"Dolphin Dance"を大胆にも弾いてみたくなった。ちょうど楽譜もあったしね。

Dolphin イントロは比較的分かりやすい、というのはつまりコードのつけ方なんだけど、ヴァイブは音域が狭いのでコード名が分かっていればある程度使える音が限られてくるので、コピーもしやすいと思う。

ところが赤松氏の演奏はソロだから、かなりリズムが緩急自在でメロディーも崩し気味なのでコピーは難しそうだ。だから諦めて自分なりに弾くことにする。

Vibej2 しかし昨日、弾きこんだせいか、共鳴パイプを閉じていても音がよく鳴るね。やっぱりさすがのM-55だなぁ。ひょっとすると僕のアタックもよくなっているのかも(希望的観測)。あとはマレットを何とかしなければ。今使っているのは、もう30年くらい前の学生時代に自分で糸を巻いたものと、音が悪いので使わなかったプラスチックの柄のマレットだからな。

Dophin Danceはやたらと転調する曲だね。ただオリジナルな演奏を聴いたことがないので、テーマをどう解釈していくかがちょっとつかめない。だから、何となく楽譜をたどたどしく辿っている域からは出られずだった。どなたか、お勧めの演奏があったら教えてください、お願いしますm(_ _)m。

それから基礎練習のスケールやコードも少々こなして、後は、学生時代にコピーしたソロっぽい曲をテーマだけデタラメに弾いて楽しんだ。

Next_door_1 まずは、"Some Other Time"、これはビルエバンスのゆったりした演奏があるが、それを参考にしたアレンジの、G. Burton/R. Townerのデュオアルバム"Match Book/ECM"のヴァイブを大雑把にコピーしていた。赤松氏もピアノ(ユキ・アリマサ)とのデュオを”Next Door"(右がジャケット)の中で演奏している。ヴァイブは赤松氏の方がシンプルで(ピアノとのデュオだからかな)最近はこちらの方が好きだ。

次は、"I've Touched Your Soul"、これは多分、知ってる人はほとんどいないだろうが、Dave Friedmanの初リーダーアルバム"Winter Love, April Joy/East Wind"に入っている。ベースで参加しているHervie Swarzのオリジナル曲だが、演奏は何故かマリンバ(Dave Samuels)とのデュオ。きれいな曲だ。キーがDなんだけど、こういう曲は何故か#系のキーが似合う気がするな。改めて聴いてみると、僕の頭の中にあるソロは自分なりに伴奏をつけたりしたもので、ちょっと音(伴奏)が多すぎるようだ。だからミスタッチだらけになるんだけど、もっとシンプルにしてもいいのだね。

続いては"Ceystal Silence"。Chick Coreaとのデュオ"Crystal Silence/ECM"を適当にコピーしたものだけど、ブリッジ部分のコードを忘れてしまったので、適当に終わる。

もう一つ、Chick Coreaの曲で、"Sea Journey"だが、これはLPとかのコピーではなくて、1974年のバートンカルテット来日公園のBootlegからコピーしたものだ。コンサートについては、以前にこのBlogに書いているので、興味のある方はドゾ(レポートの最後にリンクしているので、逆に辿ってください)。

何となく、以前よりうまく音が出せているような気がする。恐らく、細かいことは気にせずに、伴奏も適当にしたからだと思う。以前は伴奏も含めて全部弾こうとして全体像がつかめなかったのだろう。テクニックは進歩してないだろうけど、年の功で音が若い頃より把握できてるような・・・気がする。

最後はJobimの"No More Blues"なんかに挑戦してみる。これもバートンの"Alone at Last/Atlantic"にソロで入っているのを適当にコピーしたものだが、コピーは気にせず、メロディーに適当にコードをつける程度で、タドタドと弾いて、おしまい

Time_machines ところで、4本マレットの持ち方なんだけど、僕の持ち方はバートングリップと呼ばれる持ち方だ。多くは、ヴァイブを始めたころにJazMys氏に教えていただいたんだけど、それにバートンのアルバム"Time Machine/RCA"のジャケットのストロボ写真(右)や他の演奏写真を参考にしていた。

Burton4s バートングリップでは右手はシングルノートを弾く際、1974年コンサートのチラシ(左写真)をみるとわかるが、二本を直交に近い角度で握るように持つのが正式なやり方(赤く塗ったマレットが右手の分)だが、僕はちょっとやりづらい気がしていた。この際、シングルノートを弾く右側のマレットは中指で固定すると、バートンの教則本"Four Mallet Studies"(右下写真)には書かれている。

Mallet この持ち方、手首のスナップが利くし、遊んでいる方のマレットが回転軸になって無駄な動きがないという合理的な持ち方のように思えるんだけど、意外と左右のアタックのバランスが取りにくいし、マレットが上下に揺れるので柄の当たる薬指の内側の皮が擦れて痛いのだ・・・皮がむけてしまう。これは学生時代、今は亡き大島正嗣氏にお会いした際に質問したら、やはりこのグリップの避けがたい点のようで、氏は予めニベアクリームを塗っているとのことだった。僕は予め傷テープを貼ったりしてたけど。

ところが以前に一度だけ、赤松氏のヴァイブクリニックを受けた時(右下写真)に、氏が最後にソロを演奏してくださったのだが、その時に右手の持ち方が必ずしも直交していないことに気がついた。その気になって氏の演奏写真を見ると、どうも直交した持ち方ではないらしい。

Vibes そこで真似てみると、直交でなく60度程度の方が僕にはずっと弾きやすいことが分かった。この角度だと、人差し指が擦れることも少ないようだしね(ただし、もっと思い切ってアタックし続けたらどうなるかは分からない・・・一度、赤松氏のBBSで質問してみようかな)。

氏はバートンの"Time Machine"のジャケットなどを参考にしながらも、自分で持ち方を考案したそうなので、その点で多少違うオリジナルな持ち方のようだが、僕にもその方があってるみたいだ。

マレットを直交させるのは、バートンみたいに上背があって真上からヴァイブに挑める人向きなのかもしれないね。

ところで、上に載せた教則本"Four Mallet Studies"、本当に久しぶり(20年以上だ)開いてみたら紙質が悪くて茶色に変色し、ページがはずれかけでボロボロになりそうだ。早急にDocuworksに登録しておかなくては・・・というより、もう一度練習しなければ・・・というより、まともに練習したことはないので、「もう一度」というのはウソです。

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コメント

演奏の紹介をありがとうございます。
ジャコの方が参考になります。ついでに横のメニューにハンコックの演奏を映像のバックにしたものがあったのでこれも聴きました。処女航海のアルバムに入ってるんですね。ジャコはこのスタイルを踏襲してますね。60年代ブルーノート(LP)の香りがする曲想がよく分かりました。ヴァイブソロとはやはりかなり雰囲気が違ってます。
もう一つのギターソロはちょっとキモイお兄さん、カメラをチラチラ見る目つきが何ともオタクっぽい。
You Tubeはほとんど見ないのですが、色々とお宝映像があるみたいですね。

投稿: taki | 2007/07/24 19:06

YouTubeでGary Burtonを検索すると、最初に現れるのがこれ。

http://jp.youtube.com/watch?v=gZt7VySrAEE

さぁ、Youtubeにはまりましょう。

投稿: PICKS CLICKS | 2007/07/25 21:41

また貴重な(でもないのか?)画像紹介をありがとうございました。色々なのがありますねぇ。
でも最近は色々とサーフィンするのがしんどくてまた時間も取られるので、そうそうはまってられないというのが現実なのと、珍しい画像にもそれほど感動しなくなっちゃったんですね。
珍しいはずが珍しくなくなってしまったし、DVDなんかできれいな画像が簡単に手に入るのと、それが金銭的にも若い頃ほどには負担に感じないからでしょうね・・・といってもDVDもあまり買ってませんが。

投稿: taki | 2007/07/26 23:28

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