Marimba 2007
毎年のことながら、10月は忙しい。
先週はボーイスカウト保護者OB会という意味不明な団体の奉仕活動(コミセン祭り)、今週は土曜は会社の意味不明な研修会と懇親会、今日は佐藤先生のマリンバコンサート2007、来週は業界見本市と娘の学校の文化祭だ。おまけに副業の方も入ったりしている。
というわけで、今日は舞子ビラというホテルにあるホールで開催された佐藤先生主催のマリンバコンサートに行ってきた。毎度のことながら、二人分の招待状を頂いたので、家内と二人で無料の素敵な時間を過ごすことができた。
舞子は、古くから美しい浜辺として有名で、日本のあちこちに舞子と称した浜があるらしい。ただ本家の舞子の浜は僕が神戸に越してきた1960年代には、既にコンクリートの護岸ですっかり台無しにされていた。最近、人工浜を作ったとか何とかのウワサがあるようだが、確かめてはいない。むしろ今は明石海峡大橋がまたがる地点として有名かもしれない(詳細はこちらに)。
明石海峡大橋の壮大な眺めは素晴らしい。僕は毎日の通勤電車で見ているのだが、毎日の天候や季節の移り変わりによる、海峡と橋と淡路島の見せる表情の変化は飽きることがない。ただ、こんなでかいものを作る必然性があったのかという疑問がないことはないけどね。
さて、車で高速を飛ばして(というほどの距離はないのだけど)到着した舞子ビラでは、今日は日曜日ということもあってか、いくつかの結婚式があったようだ。なかなかときれいなホテルで、家内と二人、27年前を思い出しながら、新郎新婦や家族の人たちがウロウロするのを横目で見ながら、コンサートのホールへと向かった。
出演は先生のお仲間であるマリンビストが、北海道、横浜、名古屋から来られての四人での共演と、長年の先生の生徒さんである若い方々の四人の共演という二つのグループに大きく分かれている。
特にすごかったのは、バッハのトッカータとフーガニ短調だろう(あれ、原曲はト短調ではなかったっけ)。これはかなり複雑でテンポも緩急自在な曲だから、日頃お忙しいであろう先生方四名がどのように合せていくのか、非常にスリリングな面もあったが、やはりキャリアが違うというのか、最後まで息を抜けない演奏だった。
今回は、マリンバに加えて、その仲間であるシロホン、グロッケンシュピール、そしてヴィブラフォンを交えての演奏で、楽しい趣向が凝らされていた。
広澤園子さんによるヴァイブでの「白鳥」では、ペダルは踏んだままで右手だけでメロディーを弾きながら左の掌で消音していくという、一風変わった奏法をされていた。簡単そうに見えたので家に帰ってからやってみたが、意外と難しいですねぇ。ただ、停電だと演奏できない不便な楽器とおっしゃってたのはちょっと不満ですな。今はファンを使わない奏者も多いですからね。
若手の方々もどんどんと成長されて、素晴らしかった。
ということで時間がなくなったので、また続きはそのうちに書くかも・・・アメリカ滞在記もあるからなぁ・・・
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