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2007/10/18

New York, 2007 - Clearing Fog

Clearing Fog over the Lake

Dscf1919 早朝散歩の後は朝食だ。たかけんさんもトルコ旅行ではABF(American Breakfast)だったそうだけど、こちらは本家ABF。

左上の写真がホテルの食堂。カメラが安物のほとんどトイカメラなのでボケてハレーションを起こしてしまっているけど、ここにも大きなシャンデリアがかかってたりして、素敵な内装だ。

日本流にいえば、バイキング、ただしあちらではバイキングといっても日本人がしょっちゅう来るような観光地のホテル以外では通じない。Buffet(バッフェ)などという。セルフサービスだから、チップはいらない。

写真には写っていないが、左の方には小さなコンロが並んでいて玉子焼きを作ってくれる。"Scrambled, or fried eggs?"とか聞かれたので、"Fried egg、just one"と応えた。"One"というのは何故かというと、焼いているのをみていると、卵二つで一回分なのだけど、僕は二つもいらないからね。

"Fried eggs"は目玉焼きのことだが、なるほど、二つだからまさに目玉だ・・・、いやいや、それは日本語だ。

黄身がオレンジ色をしてこんもりと、とても健康的な卵だ。さすがリゾートホテル・・・、関係ないか。

先に並んでいた人が横にある「具」らしきものを小皿にいれて渡していたので、僕も真似してみた。大体、こうした風習の分からない場合は人のやることをマネすればあまり間違いはないだろうと思ったんだけど・・・、コックさんから、"Do you want an omlet? You said "fried egg"といわれてしまった。そうか、具をもったらオムレツになってしまうのか。いやぁ、何も分からずにサルマネをすると恥をかいてしまうといういい例だ。仕方がないので、"Yes, omlet"とかいってごまかした。翌朝はfried egg (just one)をいただきました。

目玉焼きは"Sunny side up"かと思い込んでいたけど、"Fried eggs"だね。だまっていると両面を焼いて、黄身はまっ黄色になる。それがアメリカ風目玉焼きのようだ。こちらにちょっとした説明があった。

さて、後はそれほど珍しいものはなくて品数も多くはないが、アメリカでの朝食での楽しみは塩味の効いたカリカリベーコンだ。僕の子供のころは日本でもベーコンとは炒めればカリカリになって、しょっぱいものだったけど、随分以前からハムだか何だか分からないベロンとしたものになってしまっている。しかし、さすがにアメリカのベーコンはカリカリでしょっぱくて懐かしい。

飲み物は、アメリカだからコーヒーが似合うのかもしれないが、もちろん、アメリカンなんていったって通じないよ。僕は紅茶の方がよいので(別に詳しいわけではない)、"Hot tea."と一言だけいう。

そうすると、お湯の入ったポットがやってくるのだが、葉っぱが入っていない。変だね、と思っていると、何やら箱を抱えてやってきた美人のウェイトレスが、やにわに蓋を開けて"Which one?"と聞く。箱の中は升目にしきられてティーバッグが一杯入っているので、「お好きなものをお選びください」ということなのだね。

でも種類が一杯ある上に何が書いてあるのかよく分からないので、一目で分かった黄色い袋、おなじみリプトン紅茶を選んでしまった。美人のウェイトレスは、ニコっと笑ったけど、あれはきっと「この人、何も知らないのね」っていう笑いに違いない、などとヒネたことを考えてしまった。

翌日は数少ない知っている銘柄アールグレイにしようと、"Which is Earl Grey?"と聞いてみた。だけどあまり香りがなくておいしくはなかったな。その日は美人のウェイトレスではなくて、おじさんだったから・・・そんなことないか。

Dscf1920_2 朝食が終わるころには霧も晴れて、窓からは青空が見え陽の光が降り注いでいる。そこでもう一度、裏のバルコニーに出てみると、先ほどは霧に覆われてほとんど見えなかった情景に息を呑んだ。

Dscf1921 バルコニーに立つと、北へ続く湖が霧の中から姿を現しつつある。湖は南北に長く伸びた形をして、ホテルはその南端にあり、裏庭のバルコニーは北を向いて湖に臨んでいる。湖の霧が立ち昇る様は眩しいほどに美しく輝いていた。

Cooperstown 湖の名は"Otsego Lake"、Otsegoとはインデアンの言葉で"a place of meeting"を意味する。まさに「集いの場」と呼ぶにふさわしい。あたかも周りの樹陰からインデアン達が現れ、これからの一日の祈りを捧げるのではないかと思わせる。
  (ちょっと紀行文風にまとめてみました)

「湖から立ち昇る霧」の情景というのは、話には聞いたことがあるが、実際に見るととても幻想的だった。

ところで、地元のS氏などは湖をホテルの名と同じにOtesaga Lake(オテサガ)といっていたように思ったのだが、Google地図にはOtsego Lakeと書かれている。記憶違いかと思って調べてみると、どうやら同じ語が違うスペルで書かれていることのようだが、どうもよくは分からない。
  Journey through a pastime paradise
  The Story of Cooperstown

朝方の湿り気を帯びた空気が嘘のように晴れて爽やかだった。

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コメント

私もアメリカ風のときはカリカリベーコンですね。卵はスクランブルにします。パンにいろいろ種類があるのが楽しいというかめんどくさいというか。

紅茶を選ぶときの表現に、そこはかとなくスケベ心が透けて見えるのがほほえましいですね。

投稿: PICKS CLICKS | 2007/10/20 11:12

やっぱりベーコンはハムではないのだから、カリカリになってこそベーコンではないかと思うんですね。

>紅茶を選ぶときの表現に、そこはかとなくスケベ心が

分かっていただけましたか、「美人のウェイトレス」三段重ねでsubliminalスケベ心の効果を狙ってみました。同じフレーズを繰り返すってのは、Jazzのインプロビゼーションに通じるものがありますね、ってなことはないか。

投稿: taki | 2007/10/20 23:01

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