New York, 2007 - Driving along the Country Road
From Cooperstown to New Beriln
朝食が終わって一息ついた頃に、またS氏が車で迎えに来てくれる。取引先の会社訪問である。CooperstownからNew Berlinというさらに田舎町というか、villageへと向かう。
北海道のような、というより北海道より広いだろう-アメリカだからね。ホテルから会社まで、大体時速60マイルで飛ばして40分くらいかかる。
飛行機で着いたSyracuseから宿泊先のCooperstownは随分と遠かったが、地図でみると直線距離で120kmくらいある。大阪からだと、三重県の桑名とか岡山県の備前辺りまでいってしまう距離だ。CooperstownとNew Berlinはこれも直線距離で35km、大阪-京都間に近い。改めて驚いてしまうが、その間はもちろん山林と農地や牧草地ばかりだ。
上のgoogle mapをクリックして拡大してみると、右手にCooperstown、その左にNew Berlin、左上にSyracuseがある。2003年に訪れた時は、中央辺りにあるHamiltonに泊まったから、この時の方が空港には近かったのだね。
ちょうど大阪にきたお客様が京都に宿泊するようなものだが、それが北海道の大平原にぽつんとある感じだ。いくらアメリカでもこれほど離れたところに会社があるのは少ないようだ。
写真はそれぞれ途中の風景だが、こんな風景がずっと続く。こんな中に3泊4日いたわけだが、最初は遠いと感じていたのが、段々慣れてきてそれほどでもないような気になってくる。意外と適応してしまうのだね。
左の写真では白い雲のようなものが見えるが、谷になっているところには早朝の霧がまだ残っている。
そんな中に入ると視界が悪くなる。右がその写真。ぱっと見には高速の追い越し車線を走っているように勘違いするが、アメリカは右側通行だ。対向車も来る片道一斜線の地道である。そんな道を霧もかまわずS氏は平気で60マイルくらいで走っていく。時速60マイルというと約96キロだ。時には70マイルくらいで飛ばす。もちろん、家が並んでいるような場所では減速するが、それでも40マイルくらいだ。
ただし交差点になると、極端に慎重になるのは何だか微笑ましいくらいだった。なんせみんな100キロ前後で飛ばしている上に、交差点といっても信号のあるところは少ないから、そこだけは気をつけるということがマナーになっているのだね。
しかし交通量が少ないとはいえ、時速100キロのドライブはちょっとこわかった。
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