New York, 2007 - from DTW to Cooperstown
9/16 デトロイト発-シラキューズ経由-クーパーズタウン
デトロイトから行き先はNY州だけど、NYCではなくSyracuseだ。SyracuseはNY州北部にある都市で、マンハッタンよりはカナダ国境に近い、といっても宿泊地のCooperstownへ空港からすぐに移動したので、街の様子は知らない。
Cooperstownは二度目で2003年に訪れた時のことは、ほったらかしの僕のサイトに書いている。美しい湖畔の街で野球発祥の地として知られているが、それ以外はほとんど何もない小さな町だ。
空港まで迎えに来てくれた取引先のS氏の運転する車に乗って、高速や地道を100km前後で飛ばしても、1時間半くらいかかった。ほとんどなだらかな起伏しかない山林や牧草地ばかりで、北海道とよく似ている。残暑というより、まだ夏まっさかりのような日本から来ると、かなりヒヤッと空気が冷たい。
宿泊先は、これも取引先が用意してくれた湖畔の高級リゾートホテル、Otesaga Resort Hotelだ。しかし・・・こういうのが本当のリゾートホテルなのかもしれないと思わせるほど何もない。昔は何かの学校だったというきれいな建物と美しい湖、大きな木々といった自然に囲まれているだけ、お店や飲食関係は歩いて数分のメインストリートまで行かないとないが、メインストリートもほんの10分も歩けばおしまい。
ホテルの周囲も住宅街、いわゆるアーリーアメリカンの古い家がまばらに建っているだけで、本当に何もない。
さて、ちょっと驚いたのがこんな高級ホテルでもセルフサービスということだ。ホテルに乗り付けると、高級ホテルだから当然、ドアボーイ(というのかな)がいて荷物を降ろしてくれるのだが、普通はそのまま部屋まで運んでもらってチップを払うところを、S氏は「自分で運んでもかまわないか」とドアボーイに聞いた後、「チェックイン手続きをしたら、カードをもらって後は自分で運んでね」という。あるいはリゾートホテルはこんなものなのかな?なんせ、リゾートホテルなんて初めての経験だからね。
それと最近は枕銭というのも置かないのだそうだ(S氏談)。高級ホテルだからと思って$2置いたのだが、初日はなくなっていたものの、翌日は置いたままだった。
ということで、上の写真が僕の泊まった部屋。20畳以上あるんではないかという部屋でカメラに入りきらない。写っている面積の4倍はあると思っていただければよろしいかと。これに2畳くらいのクロゼットと6畳くらいのバスルームがついている(畳で数えるのが何とも貧乏臭いね)。
右の写真がバスルーム。髭剃り用かと思うが拡大鏡になる凹面鏡がついている。 といっても位置が高すぎて、僕には使いようがなかったのだがね。並んでいるシャンプーとか石鹸は使用後の残りは捨てられるのだろうからと、頂いて帰って使っている。あちらのバス用品は香りが独特だ。
さて、到着は夕方だったので、一休みした後は夕食にでかけた。メインストリートのイタリアレストラン、やっぱりアメリカ。でっかい皿に山盛りのパスタ(スパゲッティのようだったけど、正確には違うらしい、よく分からない)で半分くらいしか食べられなかった。S氏いわく、オーナーが変わって味が落ちたとのこと、確かにあまりおいしくはなかった。
外に出るともう暗くて、ブルブル震えるほどに寒かった。
| 固定リンク
コメント