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2007/12/16

New York 2007 - American Chinese Japanese Restaurant

滞在中、毎日の送り迎えで貿易担当さんは助手席で運転中のS氏と色んな話をしていた。

今回は後部座席で時々ウトウトしながらも聞くともなしに聞いた話。

日本にいると中々実感できないが、今では日本文化は世界中に浸透している。アニメは有名だし日本料理もそうだ。

Dscf1957 僕がアメリカに行きだした1980年代後半頃は日本料理店というと都市部にしかなかったようで(未確認だけど)、日本人の駐在員や出張したビジネスマンがたむろする高級料理か、怪しげな日本もどき料理だったように思う。無目的で金だけは持っている留学生やら何でもいいからアメリカにわたったらしき日本人が増えて日本の評判を落としたりもしていた。

しかし今ではちょうど日本にイタリア料理やフランス料理があるようなレベルでアメリカにも日本料理が浸透している。だから日本に来たアメリカ人が上手に箸を使うのを見て、「箸を使うのが上手ですね」というのは野暮というものだ。むしろ変なクセのついた日本人よりもずっと上手だったりする。中華料理や韓国料理でも箸を使うしね。

前回ご紹介したNew York州の田舎、New Berlinに住むS氏の近所にもとうとう日本料理店ができたそうだ・・・といっても車で30分くらい・・・多分、時速60マイルで30分だろうけど、あの辺りでは近所なのだろう。

奥さんと行ってみたところ、S氏の評価もまずまず満足の味だったそうだ。実はS氏の前職はシェフということなのでこれは信用してもよいだろう。ちなみにS氏は国際営業部長で日本だけでなく韓国や中国も含めてアジアには何度も来ていて、アジア慣れしている。

ということで、ジャパニーズレストランでのS氏夫妻の会話再現:

奥さん: 感慨深げに「この辺りにも日本人がやってきて日本料理店を開くようになったのねぇ」
S氏: 「いや、あれは日本人じゃないよ、中国人だ」
奥さん: 「日本料理店だから日本人でしょ、中国人だって分かるの?」
S氏: 「あぁ、分かるよ、似てるけど違うんだ」
奥さん: 「じゃぁ、証明して見せてよ」
S氏: おもむろにウェイトレスを呼んで 「ニイハオ」
ウェイトレス: 「ニイハオ」

結局、このレストランは日本に料理の修行に行った中国人が開いたものだったそうで、アメリカでは最近、中国人や韓国人が日本料理店を開くことも増えているとのこと。

一昔前なら中国人が日本料理を習ってアメリカの田舎で日本料理店を開くなんてことはまずなかっただろうが、今では中国人や韓国人が日本料理店を開いてビジネスが成り立つくらいにアメリカでは一般化しているということだね。

逆に言えば中国人はそれだけアメリカ社会に浸透しているということか。

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コメント

事情はスペインも同じようですよ。去年行ったマドリッドでは市内だけでも100軒くらいの日本料理店がありますが、そのほとんどは中国人がやっているのだそうです。

以前は中華料理が流行っていたのが、現在は日本料理がブームなのでさっさと日本料理店の看板を掲げたりするのですが、確かにそのほとんどは見るからに怪しいです。わざと漢字を大きく書いてあったりするのですが、細かい字とかがヘンだったり内装が、これ和風?って感じだったり。

ガイドさんの説明によれば本物の日本料理店は1割もないでしょうということでした。恐るべし華僑商売。

投稿: たかけん | 2007/12/17 13:30

たかけんさん、コメントをありがとうございます。
スペインでも和食ブームなんですねぇ。ただアメリカでも和食って言ってもまだまだステレオタイプな寿司とか天麩羅とかがほとんどみたいですけどね。
しかし本当に中国人はすごいですね、世界中にいるんですね。

投稿: taki | 2007/12/18 23:13

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