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2008/03/23

New York 2007 - Arriving at Manhattan

New York 2007の続きです。

マンハッタン到着、天気は快晴、Cooperstownに比べるとやはり少し暑いくらいだが、日本の9月よりはずっと過ごしやすい。

チェックインにはまだ時間が早いので、ホテルに荷物を預かってもらい、昼食にでかける。何を食べたかよく覚えていないが、怪しげな和食だったと思う。

Dscf1989_2 それから、タクシーでチャイナタウンに向かう。左は助手席に座った貿易担当氏だ。よく見ないと分からないが、運転席は透明な仕切りで後部座席だけでなく、助手席からも完全に隔離されている。やはりNYのタクシーは危険と隣り合わせな仕事だということを実感させられる。

Dscf1990 この写真は、Ameritania Hotelという看板が見えるので、検索してみたらMidtownのブロードウェイだった。なぜここで降りたのか、これも覚えていないのだが、ひょっとするとこの辺りで昼食をとったのかなぁ?しかし、こうした雰囲気はいかにもNew York、というより、「Manhattanに来た~!」、という気持ちになる。

Mahnattanというのは、やはり特別な街だ。常に何かが起こっている、excitingな空気が漂っている気がする。アメリカであってアメリカではない、Manhattanは、Manhattanでしかない。

Dscf1992 Midtown辺りの道路は、アメリカにしては狭く、そこにいくつもの摩天楼がそびえ立つから、見上げる空は小さく、街路は日陰になる。

その空を見上げたら、何と文字が描かれている。こんなことが現実にされているとは、知らなかった。きっと飛行機雲をコンピュータでコントロールしてるんだろうなぁ、などと田舎者丸出し。しかし、ビルに隠れて文字が読めないのでは、効果が半減ではないのかな。

それよりも、ガラス張りのビルに映った建物が波打ってタペストリーのような空間を作り出し、異次元Manhattanが垣間見えるような・・・、ことはないか。

1980年代後半の頃は、Manhattanを歩くときはゴルゴ13になって、キョロキョロせず、正面を向いて足早に歩き、立ち止まる時は壁を背にして、常に緊張していたものだったが、それに比べると、今はこんな風に空を見上たりして、ずいぶんとゆったりした雰囲気になったものだと思う。

Dscf1993 これはディズニーショップ、ティム・バートンの"The Nightmare before Christmas"のジャックの大きな顔が見える。いや、娘が好きなものでね。

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2008/03/17

David Friedman's Workshop

昨日のお約束、David Friedmanの公開講座の英語聞き取りです。

Ws000000 David Friedman

公開講座@名古屋音楽大学

音楽表現の上で基本的な事~考え方

My feeling is sometimes, that you play in the left hand as loud as the right hand.

可愛らしい3拍子の小品の演奏。少々驚くのは、左右の手をピアノのように伴奏とメロディーに完全に分けていることだ。従来は左右交互に弾くのがよろしい、という考え方が多かったんだけど、特に4本マレットになると左右役割分担というのが現在の考え方になっている。曲の構成は単純で分かりやすい。

It’s very, it’s very, very important that when we play, when we play a piece, that we play what we like, and that we have an idea what kind of sound we want.

続く画面は、説明とは関係なさそう。デモの後半が分かりやすいが、マレットでバーを叩いた後にマレットで押さえつけている。これは3月9日の記事に書いた、マレットによる消音だ。後ろの女性が「右手のマレットがしなるような感じ」と言っているけど、それくらいに押さえるってことかな。

I feel, even no matter what kind a piece you’re playing, it’s best if you keep the mallets low. (play)

Always low, really, really low.

マレットは極力低く保つ、ということだが、これは目から鱗だった。大きな音が出せるかどうかは楽器演奏では重要なことだが、そのためにはどうしても高い位置から叩かないといけないような先入観があったが、そうではないということだ。デモ演奏はどんどんと速いフレーズになっていくが、マレットは地を這うごとくにすごい速度で動いている。

インプロヴィゼーションで大切なこと

Now, see if you can play the melody, I get a little more sound. A little more sound. Play along for (?). One, ah, two, ah, one, two, three, ah.

And if you know the melody very well, then you can improvise on the melody.

Remember, I said, “Improvise on the melody.”

The other important thing is the time.

Let’s, (before) we do that, let’s talk about improvising over the melody.

I’d like to practice improvising without accompaniment.

So I have the harmony in my head, then I have the rhythm section in my head, and I pretend I have a huge band behind me. And then I, then I play as if I try to phrase the improvisation, and, ah, and, and keep the time. The time is the most important part.

ジャズらしい即興演奏。メロディーの上にインプロヴァイズする、という表現が新鮮だ。普通はコードの上に、という場合が多いと思う。Friedmanのソロは4本マレットでもシングルトーンがほとんど、というのは赤松氏が以前にどこかに書かれていたと思うが、それを端的に表しているような演奏だ。
ちなみに、普通の会話でも、英語ではアドリブよりもインプロヴァイズという語をよく使う、というのを少し前に見たNHKの「英語でしゃべらナイト」で聞いた。

様々な表現方法

まずは弓でバーを弾くデモ。話には聞いていたが、初めて見た。クラシックではあるかもしれないが、ジャズではどうかな。

続いての演奏では、途中でハーモニクスがあるのがポイントなのかな。ギターではありふれた技法だ。

さらに続いては、ベンディングノート。ゴムヘッドのマレットでバーをこすると音がさがる。60年代後半から70年代前半のゲーリーバートンの演奏にはよく使われていたが、最近はあまり聞かないようだ。

次は、音を鳴らしたバーに口を近づけてパクパクさせる技法。口が共鳴胴になってパクパクに合わせて音が揺れる。実用的な技法ではないようで、実際の演奏では使われたことはない、というのも赤松氏のblogで読んだ話。聴衆から思わず笑いが・・・。

You can sustain, make a note ring for a long time. You don’t hear (dildildil.....).

いわゆるトレモロだが、多分、マレットを立てることで、ポコポコという打突音が目立たなくなって連続したロングトーンに聞こえるってことではないかな。やってみたけど、なかなかと難しい。
続いて、マレットでバーを上下にはさんでのトレモロ。これも実際に使うことがあるのかな?

Use this. Like, it sounds like a vacation in Italy.

さりげなくこんなジョークをはさんだりしているのは、マンドリンのような響きということかもしれないね。.

続いては、左がシングルストローク、右がダブルストロークのトレモロ。こんな弾き方もあるんだねぇ。最後のコードも同じような奏法なんだろうけど、速すぎてよく分からない。

I like, I like voicing that sounds interesting, and a little dirty. Yeah? So, I try to put minor seconds in my voicings. So, instead of this, I do this. You can hear if it has a minor second, you hear? It’s much more interesting than... So, every time I have a voicing, I try to put a minor second in there. So, it sounds, it might sound like this. Watch.

これは奏者の好みというのか、スタイルなのだろうけど、Friedmanはヴォイシングはオープンなものではなくて、密な、特に短二度を好むという話。クラスターというやつだね。

デモは、まずコードだけ、続いてメロディーと低音の間にクラスターを挟み込む演奏だ。

以上でおしまい。

これを見ていると今まで分からなかった手の動きなどが見えて、とても参考になる。Friedman氏の演奏には程遠いが、繰り返し見て練習に励みましょう。

200711161452000 ところで、この公開講座を見ていると、僕のblogで何度か出ている、米国の取引先が毎年来日しては、あちこちで開いている講習会を思い出す。音楽ではないけど、芸術系の有名大学などで米国のアーティストや取引先の人が技法や材料の説明をする雰囲気とそっくりなのだ。右は昨秋、京都の某所での講習会の様子。ちなみにその通訳を僕がしてきたわけで、それはちょっと自慢だね、えへん。

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2008/03/16

MySpace.com

最近はヴァイブのおけいこ日記みたくなっているけど、よく練習するようになったと思う。

学生のころは時間はあったのに、基礎練習というのをまじめにしていなかった。若い頃は曲を演奏したがったり、スケール練習なんかはすぐに飽きたりしやすかったんだけど、今は楽器に触ることが楽しくて、演奏でなくても単純なスケールを繰り返すだけでも楽しい。それに、年の功なのかどうか、自分の音を昔よりも客観的に聞ける(見える)様な気がする。
だから、ひょっとすると学生時代よりもうまくなってるかもしれない?

Myspace 冗談はさておいて、David FriedmanのMySpaceを見つけたことを書いたけれど、偶然は重なるものなのか、赤松氏もMySpaceを始められた。

MySpace 赤松敏弘 Toshihiro Akamatsu
http://www.myspace.com/toshihiroakamatsu

演奏も最新アルバムも含めて6曲もアップされているので、素晴らしい演奏を是非お聴きください。ギターとのデュオのTritonは絶盤になっているそうですから、MySpaceでしか聴けません。

Ws000004 それから、もうひとつ、David Friedmanのオフィシャルサイトを覗いていたら、何と名古屋音楽大学での公開講座のヴィデオが公開されていた。

Yamaha Workshop:Nagoya Japan

これはいわゆる演奏画像ではなくて、解説しながらの講義なので、テクニック面での動きがすごく分かりやすい。それとヴァイブが単独で十分に聴かせられる楽器というのがよく分かる。ジャズの楽器は共演が基本だが、僕はそうした機会がなくずっと一人でしか練習していないわけだが、この映像を見てちょっとホッとした。
日本語の解説はないが、話している英語は簡単なものなので、次回にでもアップします。

しかしすごい、超絶技巧だね。

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2008/03/13

Technorati

corvoさんから「大人買いPart II」の記事にコメントをいただいた。

記事にcorvoさんのblogへのリンクをはったのだが、corvoさんの方でもTechnoratiのエントリーでリンクされたことが分かる仕組みになっているようで、それからたどって来られたようだ。

何だか面白そうなので、Techoratiに登録してみることにした。

さて、どうなるやら、この記事は登録認証のためだけに書いた記事です。

テクノラティプロフィール

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2008/03/09

David Friedman

マレットを新調してからは、毎日必ずヴァイブの練習を少しでもやるようになった。(大枚はたいたから元は取らなければ、というさもしい根性かも・・・)

Dscf2171 いつもせいぜいスケール練習と比較的スローなテーマくらいだが、昨日、今日と練習してみたのが、左の写真にある教則本、"Vibraphone Technique, dampening and pedaling"だ。

これは1973年出版された本で、学生時代に買ったのだが、David Friedmanが執筆したもので、ヴァイブ特有のテクニックである、マレット(あるいは手)およびペダルによる消音テクニックのための教則本だ。

この本の特徴は、練習曲ばかりで構成されていて、練習曲がそのまま十分鑑賞に堪える音楽になっている点だ。もちろん、演奏のレベルが必要なのは言うまでもないが。

全体にヴァイブの特徴をうまく生かした現代風な曲想で、うまく弾ければさぞかし気持ちいいだろう・・・が、なかなかそうはいかない。
おまけにテンポの指定が、四分音符で160とかそれ以上だったりで、とてもそんな速さでは弾けないので、かなりゆっくりしか弾けないが、それでも練習していると音楽を演奏している(ような)気分が堪能できて、なかなかと楽しい。

David Friedmanをちょっと検索してみたら、MySpaceというサイトで無料で演奏が聴けるようになっていた。DLはできないけど、ストリームでもかなり長い曲も全部、結構いい音質で聴ける。現代の室内楽的な曲想と超絶技巧は相変わらずだ。教則本の中の曲もこの位のテンポで弾くんだろうなぁ。
4曲あって、最初の3曲はマリンバ演奏で4曲目だけがヴァイブだが、これが一番気に入ったんだけど、しかしこれだけ聴けてしまうと改めてCDを買おうと思わないなぁ、僕にとってはそのレベルのお気に入りということかな。

やはりお弟子さんのAisha Duoに似た雰囲気があるね。Aisha DuoはCDを持っていて、以前にネタにしたこともあるんだけど、何故か今使っているノートPCのデモ音楽に二曲入っている。誰が選んだんだろう?

Winter_love_april_joyb ところで、David Friedmanというと、僕が持っている'70年代のアルバムにある写真では、口髭を生やした精悍なイメージ(左写真)なんだけど、MySpaceにある写真は、ちょっと、というかかなり丸くなっておでこもよく見えて、ずいぶんとイメージが違うなぁ。

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2008/03/07

The Look of Love

41xny84rg0l__aa240__2 たかけんさんのBBSで、バカラックの"The Look of Love"の歌詞が、ゆうけいさんとの間で話題になっていました。

The look of love is in your eyes
A look your smile can't disguise

頭とお尻でそれぞれに韻をうまく踏んでますね。

しかし気をつけてみると、lookについている冠詞が違います。

冠詞の用法は、初出で不定冠詞、二回目以降は定冠詞、というのが一般ルールですが、これは逆になっています。ここが多分、曲者でしょうね。

The look of loveは、「あなたの瞳に宿る恋の模様(たかけんさん訳)」、ずばり「恋の、その模様」でしょう、というところでしょう。

一方で、A look your smile can't disguiseは多分、"A look, your smile can't disguise"としてもよいのではないかと思います。
というのもdisguiseは他動詞なので、「あなたの微笑みは(?)を偽装できない」という意味になるはずだからです。だとすると、文頭のA look"が目的語で倒置しているか、次の省略形とも考えられます。

A look (which) your smile can't disguise

"look"は、WordNetの最初に"the feelings expressed on a person's face"という意味があります。

考え出すとなかなか難しいのですが、これも多分ですが、A lookは色々ある表情の一つ、という意味で「あなたの微笑みがごまかせない、ある表情」というようなことではないかと思います。

あなたの瞳に宿る恋のその模様
あなたの微笑みでは隠しきれないあの模様

「隠しきれないある模様」とした方がいいかもしれませんが、「その、あの」と語呂合わせにしました。

というようなことで、どうでしょうか -> ゆうけいさん

こちらに、ちょっと固いですけど全体を訳されている方がいらっしゃいます。

ところで僕が持っているのは、冒頭のイメージにあるCaecilie Norbyの歌です。悪くはないですけど、そこそこ、かな。

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2008/03/03

大人買い Part II

最近、マレットをまとめ買いして散財してしまったのだが、また買い物をしてしまった。

前回に比べれば出費は少ないが、まぁ、衝動買いだね。

41fn8tboz8l__aa240_ マンガの「もやしもん6巻」をamazonで買おうと思っていたんだけど、それだけだと送料を取られるので、何かのついでにと思っていたら、corvoさんがちょうどいいものを紹介されていた。

最近ちょっとブームなのかもしれないけど、最初の電子楽器といわれるテルミンのミニ版だ。リンクは学研だけど、amazonでも販売しているので、「もやしもん」と一緒に注文した。面白いことにcorvoさんも「もやしもん」と一緒に注文されたようだ。

数日前に届いていたのだけど、組立てたのは今日だ。まぁ、なんというのか、本物を真似て作られたトイ楽器なのであまり期待してはいけないが、それなりに難しい。

Dscf2166 原理はよく分からないけど、手とアンテナの間が可変コンデンサーになって静電容量を変化させることで音程を変化させる、というようなことらしい。当然ながら音程がすぐ狂うので、頻繁に調整しないといけないし、手の動きと耳で音程を取らないといけないから、それなりの音感が必要だ。「かえるの歌」くらいならすぐにできるが、ちょっと動きのある曲になるとなかなか難しい。

とはいっても、マレットを新調したばかり、赤松氏にもコメントをいただいたし、今のところはテルミンにはまっている時間があれば、ヴァイブを弾く方が楽しいのだけどね。

もうひとつは、これも「もやしもん」つながりなんだけど、ゆうけいさんが紹介されていた、ポール・ジローのスパークリング・グレープジュースだ。もともとは「もやしもん6巻」で紹介されている、僕のような下戸でもちょっとしたワイン気分を楽しめるという、超(?)高級グレープジュースだ。詳しくは、ゆうけいさんのblogをお読みください。

これはまだ注文したところなので届いていないが到着が楽しみである。

ところでcorvoさんもゆうけいさんも、「もやしもん」はオリゼーのぬいぐるみ付き限定版ですね。僕はオマケなしの普及版(?)です。

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