MySpace - Karrin Allyson
アメリカの歌手 Karrin Allysonについては、以前に一度書いたことがあるのだが、僕が彼女のCDを買ったのは、そこに書いたとおり、たまたまヴァイブのGary Burtonが共演しているというだけのことだった。
そのアルバム "Day Dream"のジャケットが地味なことと、歌い方が割と無理のない素直なことから、彼女の容姿に対するイメージも何となくごく普通の女性のような気がしていた。
これも以前に書いたが、The VOA Music Sceneで取り上げられたアルバムジャケットは、何とも色っぽいのだが、これも後ろ姿のためにそれ以上には考えなかった。
というところで、今日は何となくまた彼女のSo Danco Sambaを副業のBGMに聴いているうちに、どんな人なのか気になりだして、Googleでイメージ検索してみたら、ちょっと驚いた。意外と、といっては失礼なのだけど、妖艶な女性なのだね。写真は、Los Gattos Weekly Timesの記事から。アルバムジャケットと比べると、同一人物とは思えませんどぉ・・・
さて、検索している中で、たまたまMySpaceのMAYUMIという歌手に行き当たった。MAYUMIさんのフレンド一覧にKarrin Allysonがあったためなんだけど、そこで流れてきた曲が、Jobimの"Trsite"というのがちょっと嬉しいところだけど、わずかながら発声が苦しい感じがしないでもない・・・
英語の発音がきれいな人だなぁ、と思ったら、何と通訳養成学校で4年間みっちり鍛えたんだと。一覧には、Chick Coreaとか、Harry Connick Jr.なんて有名どころも並んでいるから、結構活躍している人なんだろうね。
ということで、そのフレンド一覧から、早速、Karrin AllysonのMySpaceに飛んでみると、今度は"O Pato"が流れてくるではないかいね。おまけに、このギターのバックの雰囲気は、あのJoao Gilbertoの名演そっくり、歌い方もこれはかなりJoaoを意識している気がするねぇ。彼女の自然な発声を聴くと、やっぱりMAYUMIさんとはちょっと違うという気がする。
彼女はブラジル音楽も好むようで、僕の持っているアルバムでも、So Danco SambaとCorcovadoをポルトガル語でうたっているし、オフィシャルサイトで紹介されている新譜ではブラジル音楽ばかりのようだ。"O Pato"もポルトガル語で歌ってほしかったね。
VOAの解説や、MySpaceのプロフィールでも書いてあるんだけど、楽器の影響が大きいようで、その辺りがストレートな発声につながっているのかもしれない。スキャットやヴォーカリーズが特徴でもある。彼女自身もピアノを弾き、かつソロをしている画像をオフィシャルサイトで見ることができる。
As a singer, I feel very influenced by instrumentalists and by many classic instrumental songs, says Karrin Allyson. (MySpace)
Joao Gilbertoを知ったのは、この"O Pato"の入ったアルバムを貸してくれたPICKS CLICKSさんのおかげだが、それまでAstrud Gibertoくらいしか知らなかったBossa Novaの本格派の初体験で、思い出深い曲だ。
途中でカラスが鳴くのはこの曲だったっけ(意味不明)?
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