Donna Lee
このところ、話題の変化に乏しいけど、今回も音楽のちょいネタ。
最近はヴァイブの基礎練習ばかりしているので、技術的にはちょっとは進歩していると思うのだが、Improvisationの練習はほとんどしていないので、そちらは全然駄目だろう、たぶん。
その昔、NiftyのJazz Forumで作っていた練習用MIDIファイルとか、Band in a Boxとか使えばいいんだけど、何となく定型の基礎練習の方が気が楽なんだろうね。クリエイチビチーがないんだお。
ということだから、というのでもあるのかないのか、先週に書いたKarrin Allysonのアルバム"Day Dream"では、パーカーのDonna Leeをスキャットで歌っている。Gary Burtonのヴァイブも参加しているので、このテーマくらい挑戦してみようと昨日から練習を始めた。
いや、難しいね。テクニック的な難しさよりも、一つのフレーズの音のつながりとか長さとか、切れ目が相当にひねくれている気がする。速さはCDにはなかなかと及ばないが、それでも部分的には弾けるんだけど、ひとつのフレーズでも最後まで行く途中で詰まってしまう。
コード進行はごく普通だし、音の並び自体は、大体がディミニシュ系のスケールで特に珍しい音列ではないと思うんだけど、よくもまぁ、こんなにややこしく作ったものだと思う。
写真は教則本の右側に、Donna Leeの楽譜を置いているんだけど、見たとおり楽譜立てがないので、派生音側のバーと壁に立てかけて練習している。楽譜立ても探せばどこかにあるはずなんだけど、ヴァイブの正面に置こうとすると、本体をぐんと後ろに引いてこないといけないが、そのスペースがない、というかあるんだけど、事情があって・・・要するに色んなものがごちゃこちゃして片付いていないということです。
練習していると、楽譜の乗った派生音にはミュートがかかるし、弾くたびに振動でずれてやがて楽譜は壁との間に落ちたりと、実にトンマな話なのだ。
しかし、ダラダラとやっていた副業がやっと片付いたので、来週からはBlog更新も、もう少しできるかな。
まぁ、Blogも練習ものんびりといきましょう。
| 固定リンク
コメント
譜面立てって言うのは本当に気の利いたものがない。上からつるすようなものとか、アームで横から支えるとかそういうのがあってもよさそうなものだ。
パソコン用の書見台みたいなのがあるといいと思うんですが。
で、普通の譜面立てを例えばEbとF#のバーの間から立てるってのはどうでしょうか?
投稿: PICKS CLICKS | 2008/06/05 00:30
普通の譜面立てを立てるにも、それなりに壁との距離が必要ですが、それが問題なのです。
本体の真ん中あたりに、どうも譜面立てを差し込むらしき穴はあるんですが、そこに入るようなものは売ってないらしい。
自分なりに工夫して作れればいいのですが、なかなか。
投稿: taki | 2008/06/05 18:45