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2008/11/16

Mallet Synthesizer

このところ美術ネタが続いているが、まだ話は終わっていない。

といいつつ、久しぶりに音楽ネタ。

PICKS_CLICKSさんのBlogでライブハウスネタでのコメントをやりとりしたんだけど、ヴァイブという楽器はライブハウスに置いてあることはまずないし、運ぶには重くてかさばって大変なので、お出かけして演奏するのが億劫、というか・・・

そこで電子化して簡単に運べるようにならないかという話が当然でてくるわけだが、もちろん既にそうしているプレイヤーがいるわけで、マイクマイニエリとかロイエアーズが有名どころだ(という話である)。

確か、赤松氏のサイトにそんな話があったかと思って検索したら、次のようなQ&Aがあった。

─[質問]──────────────────────
●エレクトリック・ヴァイブについて/シンセ・ヴァイブについて
──────────────────────────
/ans:エレクトリックヴァイブはディーガンというメーカーが過去にポータブルタイプのものを製造していました。メールのやり取りのあるヴァイブのNさんはインターネット上でカタログを転送してくれました。中古でしか手に入らないと思いますが"ディーガン社のエクトラ"というネーミングを探してみて下さい。シンセ・ヴァイブはロイ・エアーズの使っている"キャット(KAT)"というタイプがあります。1オクターブ単位で増設可能なパッド・キーボードで音源モジュールが別に必要です。国内での販売は終了したようですがアメリカでの入手は可能だと思います。

さらに日本ヴァイブ協会にも楽器のめちゃ詳しい解説があったから、そこにもあるのではと思ったら、これもありました。

Instruments Guide/日本ヴァイブ協会

(4)マレット・シンセ

1:Simmons(Silicone mallet)

シンセドラム・メーカーのシモンズが作ったシンセ。音板部分には何のクッションも施されておらず、手首への衝撃が激しい。現在は製造されていない。

2:KAT(Mallet KAT) http://www.alternatemode.com/

ロイ・エアーズを始め、多くの前衛的ヴァイビストがご愛用。特にヨーロッパ方面のミュージシャンでは、ヴァイビストとは既に言わず、マレット・プレイヤーと称しているようだ。音板部分には、ネオプレーン状のクッションがあるが、やはり衝撃は避けられない。デイヴ・サミュエルズはスパイロ・ジャイラ時代、巨大なクッションを敷いてプレイしていた。日本では一時、コルグが輸入していた。

3:Marimba Lumina http://www.buchla.com/mlumina/index.html

シリコン・マレットに近い外観だが、特殊なマレットで演奏するらしい。

4:Wernick(XyloSynth) http://www.wernick.net/

シロホンの木製音板をダミー音板として使用し、さらにフローティング(本物のシロホンやヴァイブのように、浮かせている)構造のため、アコースティックに近い演奏性が得られるらしい。要注目の機材である。

その他、シンセ・メーカーのCrumar がフライト・ケース一体型の試作品を出したこともある。

さらに情報は、

The Vibe net http://www.thevibe.net/vn/makers.shtml

Mallet Shop http://www.malletshop.com/Vibraphones

などを参照頂きたい。

何というのか、ヴァイブというのはマイナーな楽器だけにこういう情報通な方の解説はありがたいものです。

YouTubeにもあるのではと思ったら、これもありました。便利な世の中だ。ちょうどロイエアーズがKATを弾き始めた頃の画像みたいだ。

"As you can see and hear, ladies and gentleman, I'm playing a relagtively new instrument, it's called the KAT, K, A, T, KAT. And, ah, it has vibe sound but...

あ~、面倒くさくなったので聞き取りはここまで。

画像を埋め込んでおきますが、まずでてくる音がヴァイブじゃないもんねぇ、これではヴァイブといっていいのかどうか。

Roy Ayers - Everybody Loves The Sunshine

マイルスへのトリビュートということで、ミュートトランペットの音を模しているわけだね。
まぁ、途中でヴァイブの音もでるけど、また別の音になったり。

しかしジョージベンソン以来なのか、歌うジャズプレイヤー、、、ロイよ、お前もか!

歌ばっかりで楽器はあんまり弾いてないじゃん!

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コメント

まず、マイルスへのトリビュートだということでミュート・トランペットの音を使うっていう安易な発送がまずもうちょっと考えろよって感じです。

六本木のセッションハウス「First Stage」にはVibe置いてありますよ。

投稿: PICKS CLICKS | 2008/11/16 23:25

かつてのロイエアーズの面影もないですねぇ。

「First Stage」ですが、ウェブを見ると、ディーガンのヴァイブが置いてあるのですね。水、木、金なら参加できるようなので、いつか行ってみたいものです。

投稿: taki | 2008/11/17 22:26

First Stageは店に入ると注文をとる前に「楽器はなにをやられますか?」と聞いてくる変な店です。女性が「楽器はやりません」と言っても「歌は歌いませんか?」と食い下がります。

金曜日はボーカルの人が多くて「じゃぁ、あなた間奏お願いね」とかいわれてしまうので、できれば水曜か木曜がいいと思います。

投稿: PICKS CLICKS | 2008/11/17 23:37

出張の曜日をうまくあわせないといけませんね。

最近は、といっても先月にあったくらいですが、泊まりの出張の際はマレットをカバンに入れて、必ず一日一度はマレットに触るのを習慣にしております。
ただしこの間中国へ行った時は入国の際にマレットを見つけられたりして、「これは何だお?」、「ヤバス!」となりたくないのでもって行きませんでしたが。

投稿: taki | 2008/11/18 22:21

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