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2009/02/09

みゅーじん/音遊人

みゅーじん/音遊人」というYAMAHA提供の音楽番組がある、らしい。

音楽は演奏を趣味とし、美術はどちらかというと仕事から趣味でもっぱら鑑賞という身だからか、美術番組は録画しても見ようと思うのに、音楽番組はほとんど見ない。気に入ったCDを買って聴くくらいか。

080615_pic だから「みゅーじん」という番組も、たまたま家内がチャンネルを替えたら「ジャズやってるよ」というので見ると、小曽根真が出ていたのでとりあえず録画したものの、ほったらかしていたのを今日見たのだ。番組のタイトルも見るまで知らなかったけど、サイトを見たら去年の6月15日の放送だった。半年以上、ほったらかしていたわけだ。もちろん、それ以後、この番組は見ていない。

なかなかと面白かった。さすがに世界の小曽根だからね。

ちょっと気に入った言葉をメモしておこう。

よくあるのはジャズとかクラシックとかっていう音楽は子供には難しいだろうっていう、大人がとんでもなく間違った考えを持ってて、美術もそうだし、アートっていうものは上手に演奏したり描いたり、これは大切なんですけど、それよりも観る方が聴く方が感じることによって、自分の中の感性と自分の生き方とか考え方っていうのが、出来る限り近くつながっていくっていうことに役立つのが僕はアートだと思うんですね。

これはそうだねぇ。僕もクラシックは子供でも聴くが、ジャズは難しいかどうかは別にして子供は聴かないだろうという先入観はあるなぁ。だからクラシックが上手な子供には驚かないが、ジャズが上手な子供には何となく「ほんまか?」と思ってしまうところがある。でもそれは偏見ということだね。

ジャズとクラシックについて

「融合」ではなく「共存」

溶けて交わってしまうと、お互いの原形がなくなってしまう。

おもしろかったのは、ジャズピアニストは左手指をバラバラに動かすことがあまりないので、クラシックを弾くと頭がこんがらがるようなことを言っていたことだ。そう言われればそうなんだろうね。

小曽根氏は子供のころにクラシックピアノの練習が嫌いになって、それからクラシックは避けていたそうだが、常にその部分が欠けていることを自覚していたらしい。だから40歳になって改めてクラシックを学びなおしたのだそうだ。

僕はクラシックギターを平島謙二氏に2年ほど師事したので、それなりのクラシックの素養はあるつもりなんだけど、アマチュアでジャズを始めると、たとえば学校の倶楽部などで頻繁に生の演奏に接する機会があって、なおかつ他人からの批評に曝されるような場合は別にして、個人で趣味でやっていると音楽を構築していくという訓練が難しいような気がする。

テーマよりインプロヴィゼーション中心になると、ある意味、好き勝手に音を羅列するだけで満足して、音楽を仕上げるということまで行かないかもしれない。そういう意味ではクラシックのように形が決まった音列でテクニックと音楽の構築をしていく訓練はジャズ演奏にも役に立つんではないかと思ったりする。

Vicfirth_2 ギターに比べるとヴィブラフォンは大学でジャズとして始めたからか、どうも楽譜をみてキチンと弾くのが未だに苦手だ。だから最近はヴィブラフォン用に編曲されたクラシックを楽譜を見ながら弾く練習を少しずつしている。

3165495 左上の写真に見えているのが、その楽譜(表紙は右)で、"Solos for the Vibraphone Players/Ian Finkel"。これも他の楽譜や教則本と同様、学生時代に買うだけ買って弾けずにほったらかしていたものだ。その中からバロックかそれ以前くらいのギターでもよく弾かれる曲を試している(弾いているとは言えないのだ)。

リンク先ではサンプル楽譜が3曲あまり表示されます。

番組を見ていて感じたのは、上記の文を見てもわかると思うけど、小曽根氏は自分の考えをきちんとした言葉で表現する人だということだった。TVでいわゆるタレントたちがいい加減な言葉ばかり使って平気なのに辟易していたので、すごく気持ちがよかった。

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コメント

あ、痛っ。耳が痛っ。

>テーマよりインプロヴィゼーション中心になると、ある意味、好き勝手に音を羅列するだけで満足して、音楽を仕上げるということまで行かないかもしれない。

なので、最近はあちこち出っ張ってます。

何年か前にはクラシックじゃないけどギター用にアレンジされた譜面を忠実に弾いてみるということもやってみました。これは非常に勉強になりました。

で、インプロバイズするための最良の教材はテーマなんじゃないかと思っています。作曲者へのリスペクトを胸に、テーマを丁寧に弾くことはかなり重要です。

投稿: PICKS CLICKS | 2009/02/09 08:39

私も自戒の意を込めておりますが、おっさるとおり、テーマは大事ですし、それから曲の構成もわかる場合がよくあるでしょうね。
最近はあんまり曲のインプロヴィゼーションはしてなくて、いい加減なことか、楽譜や基本練習ことなど両極端みたいなことばかりしてます。
Evans/SteigのCDを買ったとき、枯葉を聞いていると、ソロの山谷がテーマと同じパターンになっていることが多いのに今更気がついて、ちょっとびっくりしました。

投稿: taki | 2009/02/09 23:01

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