LaFaroのベース
前回のエントリーで動くScott LaFaroを見て聴いて、改めてその並外れたセンスを実感したのだけれど、そのときに書いていた、Bill Evans Trioの"Alice in Wonderland"におけるベースを、僕が聞き取って打ち込んだMIDIファイルで聞いてみましょう。LaFaroの画像は、Bill Evans紹介を目的とされている、yas' webさんのblog:all that jazzから。
MIDIといっても音源によって随分と音質も変わるだろうから、僕のRoland SC-88VLで再生した音を、例によってSony PCM-D50に入力して録音したものにしました。
ファイルはテーマが終わってEvansのソロが始まって6小節目から(最初からでは70小節目-ワンコーラス=64小節)ソロの終わりまでです。
どうでしょうか。3拍子ではありますが、いわゆるランニングをほとんどしていませんし、結構好き勝手に動き回っていると思いませんか。ランニングらしきラインは、途中でわずかに3小節です。これだけを聞くとピアノソロのバッキングのベースとは思えませんが、これがソロとからむとどうなるか(ソロはワンコーラスだけでテーマに入ります)。
いかがでしょうか。
まぁ、僕が聞き取って打ち込んだので間違いもありそうだし、電子音による再生ですから、どないやねん、というところもあるでしょうから、本当の演奏のサワリをお聴きください。ソロの最後の辺りです。
全然雰囲気は違うのはいたしかたありません。上のMIDIより音量が大きくなっているので気をつけてください。
「04_alice_in_wonderland_take_2.mp3」をダウンロード
演奏は、Sunday at the Village Vanguardから。
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