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2009/07/26

日本のへそ 横尾忠則-II

横尾忠則展の内容は、美術館のスタッフの方がSTAFF BLOG「美術館日記」に作品画像と解説を書かれているので、そちらを見ていただいたほうがよいでしょう。現在、シリーズ6まであるけど、まだ続くのではないかと思います。

オープニングレセプション
横尾忠則逍遥・原景の森散策シリーズ1
横尾忠則逍遥・原景の森散策シリーズ2
横尾忠則逍遥・原景の森散策シリーズ3
横尾忠則逍遥・原景の森散策シリーズ4
逍遥・原景の森-寄り道
横尾忠則逍遥・原景の森散策シリーズ5
2009.6.20現在の館内
横尾忠則「逍遥原景の森」展へのお誘い
横尾忠則逍遥・原景の森散策シリーズ6

(2013年から横尾作品展示から現代美術展示拠点への方針変更に伴い、これらBlogのリンクはなくなったようで、2012年に神戸市に横尾忠則現代美術館が開館した影響と思われます)

感情移入がしやすいのは、シリーズ4にある「友の不在を思う」だった。横尾氏は既に古希を超えているので、亡くなられた同窓生も多く、その方々の高校時代の顔が描かれていて、他の典型的な横尾作品とはかなり違った静かな作品だ。

僕自身は故郷というものがないが、子供の頃は毎年夏休みになると母方の田舎に預けられていたので、この単線が遠くに続いていく風景と空中に浮かんでいる顔が何だか懐かしく感じられた。今、都会の真ん中でなく都会のはずれに住んで、休みには都会には行かずに田舎の方に向かうことが多いのもそうした子供の頃の体験に起因しているような気がする。

他の作品については言葉にするのが難しいので、上記のリンク先にある館内写真をご覧ください。

Dscf2641 中央のギャラリーからは外に出るドアがあって、メディテーションルームに続いている。中央に黒くて大きな四角い台があって、天井はピラミッド型になっている。「ピラミッドパワーを感じながら瞑想に耽る」のだそうだ。家内が台にのって瞑想しないといけないというので、やってみたけどパワーのほどはよく分かりませんでした。

メディテーションルームに通じる通路はそのまま駅のほうに通じていて(右上写真)、これじゃ外から勝手に入ることも出来るんではないかい? といっても周囲はそんな雰囲気など微塵もないけどね。通路の先には駅で待っている女性が座り込んでしまっているのが見える。

Dscf2648 螺旋階段を一階に降りると、横尾氏関係のポスター(一枚千円也)や書籍が色々と置いてある。

Dscf2643 横尾氏は小説やエッセイなどを出しているらしいとは知っていたが、昨年、泉鏡花賞を受賞しているそうだ。知らんかったなぁ。今読んでる村上龍のエッセイとか、やっと読み始めたハリーポッター最終巻を読み終えたら、図書館で借りて読んでみよう。

51jym12kayl__ss500__2 ここでしばらく作品集とか観ていたら、家内が見つけたのが「温泉主義」だ。何といっても温泉好きだからね。この本は先週、図書館で借りて読んでしまったが、企画もので一ヶ月に一度、一泊二日旅行で奥様と訪れた各地の有名な温泉を題材にしたエッセイと絵画作品がセットになっている。古希を超えて未だに若々しいながら、飄々と達観したようなところもあって面白い。ギャラリーにも温泉シリーズの一枚(赤一色)があった。

この中で横尾氏は、「絵のテーマなんかない、観る人が勝手に考えればよい」というようなことを書いている。絵は感じたままに受け取ればいいんで、無理して言葉にしなくてもいいのだね。

また隠居生活のことなどもあって、自分の将来についての参考にもなるなぁ・・・古本でもよいから買っておこうかな。

-続く-

関連エントリー
-日本のへそ 横尾忠則-I

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