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2009/07/21

日本のへそ 横尾忠則-I

先月のことだが、「日本のへそ」に行った。

1157973447007_1128477751228_image2 東経135度子午線上の時刻が日本の標準時で、子午線といえば明石市が有名だと思うけれど、西脇市は東経135度と北緯35度が交差する「日本のへそ」になり、そこに作られたのが「日本のへそ公園」ということ、らしい。

でも家内と僕が目指したのはこの公園ではなくて、同じ場所にある岡之山美術館、そしてへそ公園からやや南西にある滝野温泉「ぽかぽ」だ。以前からどちらも気になっていたのだが、ちょうど休みを取ったのでまとめて行くことにした。

Dscf2637 へそ公園へは175号線を北上する。

我が家からだと東に出て175号線にすぐに入る道が単純だがあまり面白くない。そこで西の稲美町を抜けて県道84号から小野バイパスへ入ることにする。カーナビで見ると距離はどちらもほとんど同じだ。神戸市から稲美町、加古川市、小野市、三木市、加東市を通って西脇市に入るからずいぶんと長いようだが、単に市境を通るだけだったりするので車で1時間もかからない。

Dscf2638 写真左上は、多分、小野バイパス(175号線)の辺り、道路は高速なみに整備されているのでみんなかなり飛ばしていく。海抜は50-60mくらいあるそうだが、あまり起伏のない平野が続いている。

60-80キロくらいで飛ばしたので45分くらいで到着。思ったよりずっと近かった。カーナビによるとこの先に美術館がある(右上写真)。どうやら右手に見える白い建物がそうらしい。

Dscf2639 加古川にかかる橋を超えてぐるりと右に回ってわき道に入ると、加古川線の「日本へそ公園」駅(左写真)、そしてその前に岡之山美術館がある。

Dscf2640 美術館(右写真)はちょうど補修工事中のため、やたらとガンガンと工事の音がうるさいが、それはそれでまぁ、こんなもんかと諦める。

平日の木曜日だったためか、駅前で電車待ちらしい女性が一人いる以外は、誰もいないし、美術館の受付も呼び鈴を鳴らさないと誰も出てこない。

ちょっと大きめのギャラリーというか、美術館としてはずいぶんと小ぶりだ。

岡之山美術館は、西脇市出身のアーティスト横尾忠則氏の作品展示と地域活動を主たる事業として昭和59年に開館した。個人作家のための美術館としては日本で最初のものだとか、新聞記事で読んだように記憶する。

Yokoo 現在の展示は、「横尾忠則逍遥・原景の森散策-画家宣言、そして描くことからの開放」。展示室は二階に三つある。

実のところ横尾作品は一見したところでは僕にはよく分からない。

ずいぶんと荒削りな印象で、何だか色んなイメージを貼り付けただけのような構成の作品が多い。実際に貼り付けてコラージュにしているものも多いが、もともとこれが氏のスタイルの特徴のようでもある。

しかし若い頃にかなり絵を描きこんでいた家内は、しきりに感心して「やっぱりデッサンが違う」とか何とかつぶやいてそれぞれの作品の前で中々動かないから、やっぱり違うんだろうと思いながら、僕は二階の三つのギャラリーを行ったり来たり。

でもね、まぁ、いつものことなんだけど、そうして時間をかけてみているうちに、不思議と引き付けられていくのが分かる。

ぱっと見て僕にも分かったのは、キリコの影響だ。キリコ風の手前と遠くの風景が距離と空間を作り出してる構成の絵がいくつかある。

美術館には1時間半くらいいたが、僕ら以外には観覧者は誰も来なかった。その間、電車は来ず、上の駅前の写真に写っている女性はずっとブラブラと退屈そうにしていた。まったくのんびりとしたところである。

-続く予定-

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