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2009/08/23

水都大阪2009

このところ、お盆もあったのだけれど、何だかドタバタしていて、もう3週間も更新していなかった。

今日は、ちょっと仕事で大阪にでたのだけれど、水都大阪2009という催しの最中らしい。

その中でどういう位置づけなのか分からないけれど、現代アートフェアみたいなのが、中之島公園で開かれていた。といっても一番端の一部を占めているだけで、横浜ビエンナーレとか、何とかかんとか、などと比べるとずいぶんとショボイのだろうと思う。

Dscf2734_2 大阪府も大赤字で、ワケの分からん現代アートなんぞに金を使えるかい、と一時は予算ゼロになったところを何とか復活したそうなので、仕方がないのか。

Dscf2732_4 さて、これは一番端っこにあったカラフルな風車。風が吹くとクルクルと回って涼しげだった。

Dscf2736右の写真で、白っぽく見えているのは、すべて空のペットボトル。こういう廃材を使ったアートというのは、ずいぶん以前からあって、これ自体は、よくあるパターンなんだけど、棚のようなtころに見えるカラフルな色は、色々なおもちゃで、ちょっときれいかな。

Dscf2738_2 展示スペースは、木や竹を使っているところが、いかにも今風、というか自然派でございというところか。 これもありがちだけれど、その下では大阪城を砂で作っていた。

こちらはDscf2741 最近、大阪のマスコットになっているらしい、ヤノベケンジ氏のトラやんが乗った水上バス。本当はこれでお客を乗せて運航する予定だったらしいけれど、これだけ装飾をしてしまうと、人を乗せて運転はできないので、展示のみだそうだ。大阪市役所の前には7メートルを越す、火を噴くジャイアント・トラやんがいるらしい。

Dscf2742 通路にはアーチがずっとかけてあって、色々な願い事を書いた短冊が下がっている。そして横にはノズルがならんでいて、ミストが出ているので、この前を通ると涼しい。

Dscf2743 これもよくありそうだけれど、廃材を使った魚。えー、まぁ、そうですかぁ。

Dscf2745 フェアとは反対方向には、中之島の公会堂。今日は通行止めになっている。

ということで終わるという、やっぱりこれだけの小さな規模の現代アートフェアでは、大阪のアートは活性化できるのかなぁ。

Dscf2746 ということで今日の仕事に向かうために、初めて乗ったのが、中之島の真下を通るという、京阪電車の中之島線。右が、なにわ橋駅だけれど、オイル仕上げ風の木を基調にした、すごくきれいな駅でびっくり。そして、ここにもよく見ると黄色のトラやんがいる。トイレも、駅のトイレとは思えないほど清潔でモダンでした。

Dscf2753 アートフェアで本当はもう一点見たい作品があったのだけれど、朝のうちはシャッターが閉まってみることができなかったので、帰りにもう一度見たのが右のパラモデル。ちょっと仕事でお近づきになった方々の作品。中に入ると、子供の頃のおもちゃで遊んだ楽しさを再体験できるようなインスタレーションと絵が彼らの特徴だと思うのだけれど、立ち入り禁止にしてしまうと何だかよく分からないものになってしまうので、勿体ない気がする。

Dscf2755 橋の上から。ちょっと曇ってきた。

Dscf2756 真ん中に見える石のタワーみたいなものは欄干といっていいのかな? 

Dscf2757 難波橋と書かれた上にはライオン。

昔の建築物は重厚だね。

 

ということで、とりあえず更新しとこ、というだけの記事でした。

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2009/08/02

夢の未来

このところ、某大学と共同研究の補助金申請のための書類を作ったり、毒物劇物取扱の登録で大阪府庁に何度も足を運んだりして忙しい。

ローテクで市場が小さく、技術革新のほとんどない業界の中小企業では、先端を行く大学との共同研究なんかあり得ないと思っていたが、ちょっとした縁からつながって名目ばかりの共同研究を始めたのが、いつの間にかハイテクの先端技術につながるような研究になりそうになって、あわてている。

そんなことで、吹田の某大学を時々訪問しているのだけれど、その途中にあるのが懐かしの万博公園だ。

Sct_img1 1970年というと僕が高校生で、神戸の家から8回くらい万博に行った。右の写真は開会式の様子(日本万国博覧会記念機構提供だそうで)。

一番に思い出すのは、スイングルシンガーズの公演で、歌も素晴らしかったけれど、アンコールのときに背景のカーテンが開き、ガラス張りの向こうに屋外の噴水が一斉に噴き出すのが見えたときには、舞台のメンバーも驚きの表情をしていた。

それ以外に記憶に残っているのは、やはりアメリカ館の月の石と探査艇、太陽の塔、そして小さいけれど何だか憧れてパンフレットを見ていたのが、アイスランド館だ。いつかはアイスランドに行ってみたい、というのがその頃からの夢だが、定年後にでも行けるだろうか。

ドイツ館でベートーベンのコンピレーション盤みたいなLPを¥500で買ったのも懐かしい。その頃は海外へ行くことなど想像もできなかったけれど、新婚旅行とかパック旅行、海外出張などで、ドイツやアメリカも含めて何カ国かを訪問した。今の世代なら別に珍しくもないことだけれど、まぁ、僕にしてみれば大したものだと思う。

万博公園へは大阪モノレールで行くんだけれど、緑の森に包まれた中にモノレールや高速道路(中国道)が走り、広大な公園やきれいな建物とか、まるで子供のころによくみた未来の想像図のような世界だと毎回通るたびには思うものの、あの頃に考えていた夢のような世界とはずいぶんと違うよなぁ、というのも実感である。

テクノロジーの面ではインターネットや携帯電話なんかは当時の想像外のものだが、未だに宇宙旅行はせいぜい地球の周回軌道するだけでもとんでもないお金がかかるし、月世界は遠いし、住宅事情はちっともよくないし、犯罪も増えるし、悪い面をみればきりがない。

しかし、まぁ、平和ボケした内向きの日本にこの時代に生まれてこの歳まで過ごして来れたことは、世界の不安定な状況を考えれば実にラッキーではないかとも思える、というようなことを言っていると、村上龍に馬鹿にされるのだろうな。

さて、万博記念公園駅からエキスポランドを見ると、かつて大勢の人々が行き来したゲートやら通りが見えるが、悲惨な事故から閉園になった今のエキスポランドには当たり前だけど人影などまったくなく、止まったままの観覧車とか錆びついた飛行塔とか、巨大な恐竜の骨のようなジェットコースターなど、かつての未来の夢と現実とのギャップを現わしているようで、平家物語か方丈記の出だしを思い出す。

祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。

行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。

まぁ、こんなときはインターネットですぐに検索してコピペすればよいのだ。今の学生はそう言う面では恵まれているね。

この水曜日に通った時には、既に解体作業が始まっていたようで、何台かのクレーンがジェットコースターに襲いかかるように迫っていた(ちょっと大袈裟)。

Q エキスポランドの反対側には万博記念公園に今もそびえる太陽の塔。当時からあの顔は好きだったけれど、30年以上たった今でも堂々とした姿を見るたびに岡本太郎の偉大さを感じる(写真の手前は中国道の吹田料金所)。

さて、もう一か所、大阪府庁は薬務課へ通ったのだけれど、府庁は大阪城のすぐ近くにある。

200906191708000_2 かなり古い建物で、仕事をする上では不便かもしれず、それだけは同情してしまうが、まぁ、公務員は民間中小企業から見れば随分と恵まれているよね。

先日に訪問したのが多分、最後になると思うのだけれど、薬務課の通路の端に今まで気がつかなかった「現代美術の回廊」を見つけた。作品は3点とも、須田剋太、1966年の作品(左下画像)。この展示はメインではないようで、ロビーかどこかにもっと本格的な展示があるらしいのだけれど、薬務課の方はどうも何年もむき出しのままに放置されているようで、画面にたまった汚れやホコリが気になってしまう。

200907311639000 一般市民にも現代絵画に親しんでもらおうと府庁内に平成17年から展示しているらしいから、当時の知事は現代美術に理解があったということかな。今の橋下知事は現代美術にはほとんど理解がないという噂だが。。。

とかなんとかいうわけで、補助金の申請書を明日には大学に提出する約束をしているのだから、こんなこと書いてられないのだ。まぁ、クジ運のない僕が書くのだから、申請が採択されるかどうか怪しいものだけど。

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