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2009/09/20

David Friedman-YouTube、出版裏話など

赤松氏がDampeningについてBlogに書かれているので、学生の時に買ったDavid Friedmanの教則本、というより練習曲集の"Dampening and Pedaling"を検索していたら、vibesworkshopというサイトを見つけた。

このサイトは登録すればGary Burtonの記事(リンク先はメンバー登録必要)なんかが無料で読める。本人が書いたものとは限らないみたいだけど、練習についてとか、過去の共演者のことなど、色々と記事がある。もちろん英語だけどね。ただしAudioとかVideoなどはYouTubeにアップされているものを除いて有料になっているみたいだ。

1460_6566_popup Friedmanは記事が少ないけれど、件の本、Dampening and Pedalingについての記事(リンク先は登録必要)があった。

彼がこの本を出版する時、まだその方面のことを知らなかったので、Berklee Press(多分、Berklee音楽院の出版社)に本(版権のことだろう)を売って喜んでいたのだが、その後に出版社から送られてくるのは手書きで販売量は少なく印税も僅かという通知だけだった。
ところがアメリカやヨーロッパを回ると、どこでもこの本が使われているのを見て「騙された!」と気づいたという話。恐い話だ。

僕がこの本を買ったのは1974年(当時は購入日を記入していた)なので、出版の翌年には日本でも手に入った、というか、当時はこうした本はあまり出回っていなかった神戸のヤマハでも売っていたのだから、Berkleeもあくどいものだ。

だから自分を安売りするな、という話と、自分で練習曲を書いてみれば、自分のできること、できないことがわかるから是非書きなさい、ということが記事には書いてあった。

うーむ、メロディーとコードだけなら思い付きみたいなのでできないことはないけど、きっちりした曲として作り上げるのは時間がかかりそうだ。

そのvibesworkshopで見つけたFriedmanのYouTubeの画像。ヤマハのデモ画像だけれど、ハーモニクスとかシャワシャワしたテクニックなんか面白い。それと4オクターブのヴィブラフォンも紹介している。まぁ、とにかくすごいテクニックであります。

ヤマハのヴィブラフォンはいかほどかと見てみると、高いねぇ。おまけに安価タイプ(といっても安くないけど)は音域がC-CだからJazzには向かない。学校向けだろうな。大学の倶楽部においてあった、僕が最初に弾いたのがこのC-Cタイプだった。

Jazzをしようと思えば、F-Fだけど最低でも60万円もする。サイトーならばもっと安くて、F-FでもヤマハのC-Cと同じくらいだ。もちろん音質など違うんだろうけど。

この値段なら、アメリカの通販などでMusserのPro Modelを買った方がずっと安い。

 

ついでにYouTubeでFriedmanの画像を検索してみた。彼の作品を他人が演奏している画像は結構あるけれど、本人の演奏はあまりないみたいだ。


David Friedman Peter Weniger Pepe Berns Jazz Vibraphone

こちらはDave Samuelsとのデュオ。Samuelsとの共演は"Winter Love, April Joy"以来の長いつきあいだね。現代音楽風なので好みは分かれるところだと思うけど、緊張感のある演奏だ。音がシャカシャカしているのが気になるがYouTubeに音質を要求するのは無理か。

次ぎはXylosynthということは、シロフォンのシンセサイザーだと思うけど、ギターは同じことしかしていないし、珍しいけれどあまり面白くはない。7拍子だ。


Wernick Musical Instruments Xylosynth XS6 played by David Friedman during a masterclass at Leeds College of Music, 25th October 2006

関連リンク
-MySpace.com
-David Friedman's Workshop

-David Friedman
-Winter Love, April Joy

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コメント

最初の動画の1:05あたりで左のマレットを垂直にしているのがハーモニクスですかね? で、次にやってる全音トリルみたいなのが「シャワシャワ」?

始めはスピーカで聞いてたんですが、ヘッドフォンかけて聞きなおしました。すごいですね。

投稿: Picks Clicks | 2009/09/21 00:29

バーの真ん中を押さえたオクターブのハーモニクスですね。ギターでは当り前のテクニックなので驚かないですけど最初に思いついた人は偉い。
「シャワシャワ」というのは僕が感覚的に表現しただけの言葉ですけど、これも簡単ながらユニークなアイデアですね。
この演奏のような高度なテクニックを目指そうとすると、Friedmanのいうようにそれなりの練習曲をこなした方がいいような気がします。でないと、自分のできる範囲から中々抜け出せないように思います。

投稿: taki | 2009/09/21 09:43

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