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2009/09/27

極度乾燥(しなさい)

corvoさんがイギリスのブリストルでの様子をblogに書かれているのだけれど、その中での”今回のヒット”が”今回のタイトル”。

これって意外とネットで話題になっているみたいだ。

Superdry

検索してみたら、イギリスで仕事をされている、けんたさんという方のBlog(出たとこ勝負 in UK)に紹介されていた。つっこみがまた面白いです(他にも色々と興味深い記事を書かれています)。

是非、リンク先をお読みになって、極度爆笑(しなさい)

\\(;;^O^;;)//、わはは

SuperDry - 極度乾燥(しなさい)

 
べっかむ
さんなんかも着てるらしく、あちらでは有名なブランドだそうだ。

41w8mnm2b01l なんと日本でもアマゾンで買えるんだけど、結構いいお値段。品質はそれに見合うだけのものというウワサ。でも買う人っているのかな、極度に心配・・・しないけどね。

この画像では読めないけど、多分、「死者乾燥した谷」。妖艶なおねぇさんだけど実はミイラだったのか。

「極度乾燥(しなさい)」というのは、Macの自動翻訳で「superdry」と入れると出てくるらしい。

おかしな日本語とか英語の紹介サイトって、確かたかけんさんが紹介されていたように思う。変な日本語は大体はアジアで販売されている安価な日用品の説明とか品名、あるいは掲示や看板なんだけど、天下のイギリスで堂々とお店を構えてかなりなお値段で販売している有名ブランドなんだから、さすがイギリスはプラクティカルジョークの国だなぁ、って、極度感心してしまう・・・?

Dscf2455 しかし僕もあまり人のことは笑えない。

FULFILL A PERSON'S WISHES
EASY GOING AND PLEASANT

THE LAND OF DREAM

もう10年以上前の話、ラスベガスへの出張で右の写真のジャケットをもっていったんだけど、グランドキャニオン観光に行ったとき、後ろで "Fulfill a person's dream...."とかブツブツと声がしたと思ったらいきなり、

What is "The Land of Dream"?

 Oh, ah,... I don't know.

So you just got a jacket.

 Yeh, yes...

Fh020021s いやはや、極度に恥ずかしかった。

それ以来、アメリカに行く時は横文字の書いてある服は持っていかないことにしたのである。右の写真はその時の様子だから、この中の誰かに聞かれたんだ。

ためしにExcite翻訳で訳してみた。

人の願望を実現させてください
気楽な人で快いです

夢の陸

うーん、なかなかいいんではないかい? 是非、僕の願望を実現してください。そうすれば気楽で快い人になれると思います。

しかし、なんで「させてください」ってお願いになってしまったんだろう。 

まぁ、こんな台詞を背中に書いたジャケット着てたら、極度にアホですわな。

ちなみにこのジャケットは、その後はあまり着ることなくタンスに入っていたので家内に捨てられるところを、記念に写真に撮っておいたのだ。

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2009/09/22

Maryさん on YouTube - 2

昨日のMaryさんへの追悼記事では、去り行く人、残される人の歌ばかりを選んでしまって、これではMaryさんも喜ばないかもしれないと思いなおし、改めてPeter, Paul & Maryらしい歌を選んでみた。 右の写真はオフィシャルサイトから。Mwmary3

まずは、Pete Seegerの"If I Had A Hammer"。他のバージョンもあったけど、この力強い声がMaryさんの真髄だ。作曲してから7年後にPPMが作りなおしてポピュラーになったそうだ。

黒人霊歌あるいはゴスペルなどを好んで取り上げるのは、60年代の人種差別問題と切り離せない。そして黒人霊歌には聖書に題材をとったものが多い。"Jesus Met the Woman at the Well"もそんな一つ。

"If I Had My Way"は旧約聖書から題材をとっている。Peterが歌うが、リフでのMaryさんの声がこれまた強烈だ。僕が行ったコンサートでも歌っていた記憶があるが、踊るような姿が印象的だった。

”Hangman"は音も画質もよいので、彼らの若々しい姿が伝わってくる。首吊りになる男を誰も助けてくれないが、最後に恋人が罰金を払って助けてくれるところをMaryさんが優しく歌う。開拓時代の歌だろうか。

"Rising Of The Moon"は18-19世紀のアイルランド闘争を題材にした古い歌。Maryさんの歌唱力の素晴らしさがよく出ている。

"When The Ship Comes In"のような明らかなプロテストではないが、時代を見つめようというメッセージソングもあの時代の一つの特徴ではないかと思う、って、これもBob Dylanの曲だったのか。

Bob Dylanといえば、"Blowin' In The Wind"ではないかと思うが、ベトナム戦争に対する反戦の明確なプロテストソングであの時代を象徴する歌だ。PPMはソフトに始め、強弱を効果的につけて歌い上げている。

この歌から40年以上経った今、世界はむしろますます混迷していくような気がする。

PPMのスタイルも、60年代後半、Album、Album 1700辺りから、それまでのシンプルなフォークスタイルからロックの要素を取り入れだし、Late Againではすっかり変わってしまったような気がしてそれほど好きにはなれなかった。

結局はそうしたスタイルは合わないと考えたのかどうか、その後の"Peter, Paul & Mommy"では原点回帰のようにシンプルなスタイルに戻っていたが、その頃には時代がフォークソングから離れていったのは、世の中が徐々に軽薄になる前触れだったようにも思える。

まだまだ紹介したい画像はあるけれど、最後はMaryさんが静かに歌うイギリス民謡をもとにしたという、"There is a Ship"。

Peterpaulmary 左の写真はネットでみつけたもので、私がサインをもらったわけではありませんが、彼ららしい姿をよく映していると思います。

オフィシャルサイトに、Peter、Paulからの言葉があり、またそれ以外にも色々な情報があるので、ゆっくり読んでみたいと思います。

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2009/09/21

Maryさん on YouTube

ゆうけいさんのBlogで知ったのだけれど、モダンフォークで一世を風靡したPeter, Paul & MaryのMaryさんが亡くなられたそうだ。ご冥福をお祈りします。

PPMは中学の時から聞き始めたのだけれど、実際には小学校の時、ビートルズがヒットチャートを独占していた頃に、何だか頼りない(ビートルズに比べての話)歌がその間に入り込んでいたのを覚えているのだけれど、それが音楽の教科書なんかにも載ったりした(のかな?)、パフだったと思う。

中学二年になるときに名古屋から神戸に引っ越してきたのだけれど、同じクラスに福岡から引っ越してきたN君がいて、彼もPPMファンということでよくLPを貸し借りしたり、一緒に大阪のフェスティバルホールでのコンサートに行ったりした。

3年の時、何の行事だったのかよく覚えていないのだけれど、彼のガールフレンドと三人でグループを組んで体育館の舞台で「パフ」と「時代は変わる」を歌ったりしたのだ。歌が下手で赤面症の僕にしては信じがたいことだけどね(今では鉄面皮になったのか、赤面症はなおったけど)。

そんなことで、PPMのLPはデビューアルバムから一時解散の少し前の「Peter, Paul & Mommy」までは全部持っているけど、もう何年も聴いていないなぁ。Wikipediaによると、再結成後は最近まで活躍されていたのですね、知りませんでした。

60年代は音楽がどんどん変化していった時代で、ビートルズが最先鋒だったのだろうけれど、フォークソングも色々な分野に影響を与えていたと思う。当時の歌がメッセージ性が強いのも明らかにその影響だろう。

僕の中では「花はどこへ行った」はキングストントリオ、「時代は変わる」はボブディランであって、PPMというと「パフ」と「500マイル」かな。500milesはブラザーズフォーという話もありそうだけれど、それ以外で僕の好きなPPMの曲を一つ。

早朝の雨の中、滑走路を飛び立つジェット機を柵の外から見つめる傷心の男の姿が浮かぶけれど、これと対を成すように思った曲がこちら。

この曲が流行ったころは高校生だったけれど、エアポートといえばTVで見る騒音の伊丹とか、修学旅行で行った羽田、あるいは成田の騒動くらいしか知らない頭のイメージがひっくり返ったのは、仕事でアメリカに行くようになってからだ。
アトランタやシカゴオヘアの巨大な空港で、入り口からどこにあるのか分からないほどに遠い搭乗ゲートまで広い空港内を延々と歩いた後、あの広々とした滑走路をゆったりと地平線目指して飛び立っていくジェット機を見るという経験をした後に、恐らくはこの画像をTVで見たときだった。あぁ、この歌の舞台はあれだったのだ、せせこましい日本の空港とは違うんだ、ってね。

今は社会の変化のスピードがどんどん速くなっているとかいうけれど、それは経済とかITとかの話で、音楽ということになると僕には60~70年代からあまり変わっているようには思えない。

現在は外側の変化と中身の充実が伴わない時代だと、Maryさんの歌声を思いながら改めて感じたのでした。

でも見方を変えれば、日本も成熟社会に入りつつあるということかもしれません。

Ppmb 写真はネットで探してきたのだけれど、同じ写真がフェスティバルホールでのコンサートのパンフレットに大きく載っていた。ちょっと探してみたのだけれど見つからない。あれは物置の中かなぁ。

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2009/09/20

David Friedman-YouTube、出版裏話など

赤松氏がDampeningについてBlogに書かれているので、学生の時に買ったDavid Friedmanの教則本、というより練習曲集の"Dampening and Pedaling"を検索していたら、vibesworkshopというサイトを見つけた。

このサイトは登録すればGary Burtonの記事(リンク先はメンバー登録必要)なんかが無料で読める。本人が書いたものとは限らないみたいだけど、練習についてとか、過去の共演者のことなど、色々と記事がある。もちろん英語だけどね。ただしAudioとかVideoなどはYouTubeにアップされているものを除いて有料になっているみたいだ。

1460_6566_popup Friedmanは記事が少ないけれど、件の本、Dampening and Pedalingについての記事(リンク先は登録必要)があった。

彼がこの本を出版する時、まだその方面のことを知らなかったので、Berklee Press(多分、Berklee音楽院の出版社)に本(版権のことだろう)を売って喜んでいたのだが、その後に出版社から送られてくるのは手書きで販売量は少なく印税も僅かという通知だけだった。
ところがアメリカやヨーロッパを回ると、どこでもこの本が使われているのを見て「騙された!」と気づいたという話。恐い話だ。

僕がこの本を買ったのは1974年(当時は購入日を記入していた)なので、出版の翌年には日本でも手に入った、というか、当時はこうした本はあまり出回っていなかった神戸のヤマハでも売っていたのだから、Berkleeもあくどいものだ。

だから自分を安売りするな、という話と、自分で練習曲を書いてみれば、自分のできること、できないことがわかるから是非書きなさい、ということが記事には書いてあった。

うーむ、メロディーとコードだけなら思い付きみたいなのでできないことはないけど、きっちりした曲として作り上げるのは時間がかかりそうだ。

そのvibesworkshopで見つけたFriedmanのYouTubeの画像。ヤマハのデモ画像だけれど、ハーモニクスとかシャワシャワしたテクニックなんか面白い。それと4オクターブのヴィブラフォンも紹介している。まぁ、とにかくすごいテクニックであります。

ヤマハのヴィブラフォンはいかほどかと見てみると、高いねぇ。おまけに安価タイプ(といっても安くないけど)は音域がC-CだからJazzには向かない。学校向けだろうな。大学の倶楽部においてあった、僕が最初に弾いたのがこのC-Cタイプだった。

Jazzをしようと思えば、F-Fだけど最低でも60万円もする。サイトーならばもっと安くて、F-FでもヤマハのC-Cと同じくらいだ。もちろん音質など違うんだろうけど。

この値段なら、アメリカの通販などでMusserのPro Modelを買った方がずっと安い。

 

ついでにYouTubeでFriedmanの画像を検索してみた。彼の作品を他人が演奏している画像は結構あるけれど、本人の演奏はあまりないみたいだ。


David Friedman Peter Weniger Pepe Berns Jazz Vibraphone

こちらはDave Samuelsとのデュオ。Samuelsとの共演は"Winter Love, April Joy"以来の長いつきあいだね。現代音楽風なので好みは分かれるところだと思うけど、緊張感のある演奏だ。音がシャカシャカしているのが気になるがYouTubeに音質を要求するのは無理か。

次ぎはXylosynthということは、シロフォンのシンセサイザーだと思うけど、ギターは同じことしかしていないし、珍しいけれどあまり面白くはない。7拍子だ。


Wernick Musical Instruments Xylosynth XS6 played by David Friedman during a masterclass at Leeds College of Music, 25th October 2006

関連リンク
-MySpace.com
-David Friedman's Workshop

-David Friedman
-Winter Love, April Joy

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2009/09/06

村上龍を読んだ

また更新が滞っているけれど、別に何が何したとかいうわけではなく、更新を怠けたのがそのまま怠け癖になっているだけです。

ということで、今日はひさしぶりに小野市の白雲谷温泉「ゆぴか」に家内と行ってきた。

Dscf2765 朝のうちは雲ひとつない快晴で、暑くはあるものの湿気がなくて快適だったけれど、昼頃からは雲は少し浮かびながらも厳しい残暑となった。

まずは稲美町の図書館(写真左上)に寄って借りた本を返して、読み終わっていない本はまた借りて、さらにまた別の本を借りたので、多分、返却期間内には読みきれないだろうな。

最近は村上龍の本を続けて読んでいた。

ハバナ・モード
すべての男は消耗品である Vol.4
すべての男は消耗品である Vol.5
すべての男は消耗品である Vol.6
希望の国のエクソダス
共生虫

最初の4冊はエッセイ集だが、やたらと日本の悪口とか批判が多い。ただ、よくある根拠が明確でなかったり思い込みに基づいたりするのではない、客観的な分析を背景にした意見であることが感じられることと、自分自身の生き方と矛盾をさせていないというか、他人事に終わらせない言葉に説得力がある。事象を客観的に観察する目と、非常に明晰な分析力を持つ人だと思う。

恐らくは一番いいたいことは、日本人の危機に対する意識の低さだろう。後の二冊はほぼこのことをテーマに上げているといってよいと思う・・・が、まぁ、平和ボケした日本に生まれて幸せだなんていっている僕がどうこう言える立場ではないから、やめておこう、というか、面倒なだけですが。

ところで「共生虫」は村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を踏襲していると思う。途中で気がついたのだが、戦争、穴(井戸→防空壕)という類似の道具を意識的に使ったのは明らかだと思う。ただ、村上春樹は毎度のことながら現実世界と異次元空間の行き来のようなSFチックな筋立てなのに対し、村上龍はあくまで現実ベースであるということだろう。

比較してみると、村上龍は現実の危機がせまり来るのではないかという脅迫感はあるし、テーマを明確に意識しやすいが、読み終わった後にはちょうどジェットコースターの恐怖のようなもので、危機意識も霧散してしまいやすいように思える。

一方で村上春樹はあくまで小説という世界での出来事であって現実感はあまり伴わず、その分、テーマを明確に把握することが難しいが、じわじわと残るような気がする。

村上龍の特徴は、現実のデータ分析に基づいた設定を大切にしている点だとは思うが、ただ、「希望の国のエクソダス」も「共生虫」も、現実にはそんなにうまくいかんだろうという、喩えれば理想状態での反応理論のようなストーリー展開なのは残念なところだ。ただ文章力と構成力で、そうした疑問点もそれほど気にせずに読ませるのも事実である。

あ、温泉に行った話を書くつもりが村上龍の話になってしまいました。

ついでながら、もう一冊。

ストレイト・ストーリー
村上龍:著、はまのゆか:絵、Ralph F.MaCharthy:翻訳(英訳)

414dsq0ycyl__ss500_ これは同名の映画を村上龍が文章に書き起こした絵本だ。ご丁寧に巻末にはその日本語を英語に訳したものが載っている。内容は、映画そのまんま、丁寧に文章化されている。普通ならアメリカ人が英語で文章化してそれを日本人が日本語に訳すところだろうけど、逆になっているのが面白い。日本語と英語を対照させてみると面白いのだけれど、面倒なのでちょっとしかしなかった。隠居したらまたやってみようと思う。

ついでながら、今日、借りた本は横尾忠則の二冊。

病の神様 横尾忠則の超・病気克服術
ぶるうらんど

31zrpr72jnl__ss500_ 横尾氏の本はこの二冊しか棚になかったので借りたのであって、特に選んだわけではないのだけれど、「病の神様」はこれからの生き方について参考になるような気がする。「ぶるうらんど」はどんな本なのか全く分かりません。

51828tm70jl__ss500_ それから少し前から読み出したのが、また塩野七生で「ローマ人の物語<1>」。半分を少し超えたところだが、いつもながら塩野さんは実に面白い。

「ハリーポッちゃん最終巻」は少し読みかけたのだけれど、またほったらかしになってしまっている。

あ、結局、当初の予定だったはずの高村薫氏の本はすっかり探すのを忘れていた。また今度かいつか、探すことになるのでありやなしや・・・

 

Dscf2775

ということで、最後は温泉「ゆぴか」から出てきたところで終わります。

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