« David Friedman-YouTube、出版裏話など | トップページ | Maryさん on YouTube - 2 »

2009/09/21

Maryさん on YouTube

ゆうけいさんのBlogで知ったのだけれど、モダンフォークで一世を風靡したPeter, Paul & MaryのMaryさんが亡くなられたそうだ。ご冥福をお祈りします。

PPMは中学の時から聞き始めたのだけれど、実際には小学校の時、ビートルズがヒットチャートを独占していた頃に、何だか頼りない(ビートルズに比べての話)歌がその間に入り込んでいたのを覚えているのだけれど、それが音楽の教科書なんかにも載ったりした(のかな?)、パフだったと思う。

中学二年になるときに名古屋から神戸に引っ越してきたのだけれど、同じクラスに福岡から引っ越してきたN君がいて、彼もPPMファンということでよくLPを貸し借りしたり、一緒に大阪のフェスティバルホールでのコンサートに行ったりした。

3年の時、何の行事だったのかよく覚えていないのだけれど、彼のガールフレンドと三人でグループを組んで体育館の舞台で「パフ」と「時代は変わる」を歌ったりしたのだ。歌が下手で赤面症の僕にしては信じがたいことだけどね(今では鉄面皮になったのか、赤面症はなおったけど)。

そんなことで、PPMのLPはデビューアルバムから一時解散の少し前の「Peter, Paul & Mommy」までは全部持っているけど、もう何年も聴いていないなぁ。Wikipediaによると、再結成後は最近まで活躍されていたのですね、知りませんでした。

60年代は音楽がどんどん変化していった時代で、ビートルズが最先鋒だったのだろうけれど、フォークソングも色々な分野に影響を与えていたと思う。当時の歌がメッセージ性が強いのも明らかにその影響だろう。

僕の中では「花はどこへ行った」はキングストントリオ、「時代は変わる」はボブディランであって、PPMというと「パフ」と「500マイル」かな。500milesはブラザーズフォーという話もありそうだけれど、それ以外で僕の好きなPPMの曲を一つ。

早朝の雨の中、滑走路を飛び立つジェット機を柵の外から見つめる傷心の男の姿が浮かぶけれど、これと対を成すように思った曲がこちら。

この曲が流行ったころは高校生だったけれど、エアポートといえばTVで見る騒音の伊丹とか、修学旅行で行った羽田、あるいは成田の騒動くらいしか知らない頭のイメージがひっくり返ったのは、仕事でアメリカに行くようになってからだ。
アトランタやシカゴオヘアの巨大な空港で、入り口からどこにあるのか分からないほどに遠い搭乗ゲートまで広い空港内を延々と歩いた後、あの広々とした滑走路をゆったりと地平線目指して飛び立っていくジェット機を見るという経験をした後に、恐らくはこの画像をTVで見たときだった。あぁ、この歌の舞台はあれだったのだ、せせこましい日本の空港とは違うんだ、ってね。

今は社会の変化のスピードがどんどん速くなっているとかいうけれど、それは経済とかITとかの話で、音楽ということになると僕には60~70年代からあまり変わっているようには思えない。

現在は外側の変化と中身の充実が伴わない時代だと、Maryさんの歌声を思いながら改めて感じたのでした。

でも見方を変えれば、日本も成熟社会に入りつつあるということかもしれません。

Ppmb 写真はネットで探してきたのだけれど、同じ写真がフェスティバルホールでのコンサートのパンフレットに大きく載っていた。ちょっと探してみたのだけれど見つからない。あれは物置の中かなぁ。

|

« David Friedman-YouTube、出版裏話など | トップページ | Maryさん on YouTube - 2 »

コメント

リンクありがとうございます。今日の一言なのですぐに消えてしまうので申し訳ないような感じです。

Youtubeの歌、全て心に沁みてきますね。

全く関係無い話で申し訳ありませんが、やっと私も大原美術館に行ってきました!

投稿: ゆうけい | 2009/09/21 18:16

マリー・トラバースの声で思い出すのは「leaving on a jet plane. I don't know when I'll back again.」というくだり。

PPMの曲では「Hurry Sun Down」が好きでした。「a soulin'」は今でも弾きます。

投稿: Picks Clicks | 2009/09/21 19:05

ゆうけいさん、Maryさんの情報をありがとうございました。
PPMは僕の少年時代に大きな影響があったグループなので、今一度、自分の原点を思い出した気がしました。今はインストかジャズヴォーカルばかり聞いていますが、PPMなどの強い意味を持った歌の力は素晴らしいですね。中でもMaryさんは素晴らしいです。改めて聞きなおしてみたい気持ちになりました。
本当はプロテストソングとか黒人霊歌などが彼らの本領なのですが、去り行く人と取り残される人の歌ばかりを選んでしまいました。

PICKS_CLICKSさん、A Soulin'というとフレットをずらして弾いたりしてましたね。YouTubeにもありました。これは500milesの画像と同じ、LPになっているライブの舞台かな?Paulの語りとモノマネが面白いです。
http://www.youtube.com/watch?v=Rps6Pnrts9c

投稿: taki | 2009/09/21 22:08

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: Maryさん on YouTube:

« David Friedman-YouTube、出版裏話など | トップページ | Maryさん on YouTube - 2 »