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2009/11/22

Marisa Monte ブラジルの光と風

Marisa Moteについては、文末にあげた関連エントリーで以前に少しだけ書いたことがある。その時に紹介したGreat Noiseというアルバムともう一枚を持っているのだけれど、Great Noiseの方が圧倒的によくて、特に後半のライブが素晴らしい。その後、USBプレーヤーを買ったときは通勤電車で毎日のように聴いていたことがある。

その彼女の名前なんだけれど、そのままローマ字読みでマリサ・モンテだと思っていたら、マリーザ・モンチと読むらしい。

marisaGreat Noiseは右の通り、ちょっと恥ずかしいイラストしかなくて、彼女のご尊顔を拝したことがなかったので、昨日からYouTubeを物色していた。ラテン系女性らしい黒髪と濃いまゆ毛は、ちょっとメキシコの画家、フリーダ・カーロを彷彿させる。

そうこうしているうちに、YouTubeの画像を集めて歌詞もつけた(どうせ読めないけど)便利なサイトを見つけた。

Letras.mus.br/Marisa Monte

 その中から僕のお好みの曲をいくつかご紹介しよう。

Carinhoso(カリニョーゾ)
ブラジルの第二の国家とも言われているらしいショーロ(「Bossaなタンコのてくて日記」さん情報)。僕が知っているのは歌ものではなくて、Jobimのアルバム"Tide/CTI"に入っていたイージーリスニング的な曲だけれど、MarisaとPaulinhoのギター伴奏だけの歌の方が素晴らしい。始まって少し喋りがあるけれど、そこで止めずに我慢して続けてください。

 

同じくPaulinhoとのデュエットで、Dança da Solidã。僕が持っているCDではライブで伴奏が入ってかなり情熱的な演奏になっているけれど、こちらはしっとりと歌っている。マイナーのラテン系らしい哀愁を帯びたメロディーなので、料理の仕方次第でかなりこってりした曲になることはご想像いただけると思う。

続いてブラジルらしい(と僕が思う)曲を二つ。

Seque o Seco
Letrasの画像はMarisaではなくてSandy Leahになってしまっているので、YouTubeにあったMarisaの画像にリンクしてます(画像埋め込み不可なのでリンクのみ)。ビリンバウと低音の打楽器(たかけんさんならお分かりになると思いますが)、コーラスの一定のリズムに乗って土着的なイメージで歌われるけれど、画像から見ると、雨乞いなのかな? 歌詞はこちら

Minina Dança
リンク先の音源はどちらかというと普通の8ビートで、これよりも”Great Noise"のバージョンの方が、特にリズム陣がずっとよい。音だけで画面はどんな関係があるのか分からないけれどYouTubeにあったのでご紹介。

 

最後にこういうのをブラジリアンポップとかいうのかな?という曲をご紹介。

Magamalabares
リンク先はスタジオ録音。YouTubeにあった画像はリズム陣(パーカッション)の音があまり入っていないのが残念、だけどすごいグルーヴでポップっぽくないか。

Ainda Lembro
リンク先はオリジナルレコーディングだろうけど、ちょっとアメリカンソウルポップみたいになっている。Great Noiseのライブはもう少しアップテンポでブラジリアンテイストなので、そちらの方が好きだ。

関連エントリー
- Happy Marisa Brasil New Year

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2009/11/15

斉藤のヴィブラフォン

今日は駅前のショッピングセンターに家内とランチを食べに行ったのだけれど、ブラスバンドが演奏していた。

V2 近づいてい見ると、地元の中学のブラバンで、ヴィブラフォン、マリンバ、グロッケンなどが端っこにならんでいて、これはすごいな・・・いや、楽器の話ですけどね。

演奏はまぁ、中学生ならいい感じかもしれないけれど、以前に同じ場所で演奏してた高校のブラバンと比べるとやっぱりハーモニーが崩れるとか、音がちょっと頼りないところがあるかな。

V1_2 ということで、先月買い換えたケータイでそのヴィブラフォンを撮ってきた。人が多いので裏側からしか撮っていないんだけど、斉藤楽器の新品っぽいきれいな楽器だ。

Vs1500 中学生が使ってるんだから、そんなに高くないのかな、手頃なら欲しいものだ、なんて思って斉藤楽器のサイトを見ると、どうもVS-1500というタイプらしい。定価で¥650,000または\710,000(税抜き)というではないか!

いやはや、近ごろの中学は金持ちや~!! マリンバやら何やら合わせたら一体いくらになるんだろ?

先月に東京でヴィブラフォンセッションデビューしたもんだから、神戸でも何とかできないものかとは思うが、自分のMusserを持っていくほどの腕でもないしなぁ・・・ということで安いF-Fのヴィブラフォンが10万円くらいであったら紹介してくらさい・・・そんなん、ないか。

関連エントリー
- セッションデビュー in Tokyo
- ジャズ初心者@神戸-セッション講習会
- ジャズ初心者@神戸

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2009/11/07

Journey Thru An Electric Tube

今日は以前よりの懸案事項であった、昔なつかしのLPレコード→mp3変換作業をした。

といっても二枚だけなんだけど、リアルタイムで時間がかかるので一度にあんまりできない。

Something まずは、Gary Burton初期のCD化されていないアルバム"Something's Coming!/RCA"で、これは70年代の復刻盤ブームの時に買ったものだ。かつてスイングジャーナル誌のインタビュー記事で同じヴァイビストの増田一郎氏が、「ビルエバンスをヴィブラフォンに置き換えたような」と評してバートン氏が苦笑いをしたとか書いてあったような気がする演奏。いかにもそれらしい"Summertime"のソロをどうぞ。

「Summertime_02.mp3」をダウンロード

メンバーがまた、Jim Hall、Chuck Israels、Larry Bunkerと、ビルエバンスと縁の深い人ばかりというのもワザとらしい、といっては失礼か。

しかし音程が少し低いので、一緒に演奏できないのだな。LPがそうなってるのだけど、USB変換プレーヤーのDENON DP-200USBは回転速度調整ができないからどうしようもない。音程を調整できるソフトでも探してみようかな。

G19015oix91_3 もう一枚は同じヴィブラフォンのMike Mainieriによる1969年発売のアルバム"Journey Thru An Electric Tube"だが、さる情報によれば今年、CD化されるということだったがガセネタだったのか、アマゾンその他を見ても無いね。

Mikeさんがフュージョンでブレイクしたことは後で知ったのだけれど、これはそれよりずっと前の、Jazz Rockといっていた時代のアルバムだ。

正直いって、Mikeさんはもう一つ冴えない感じだが、他のメンバーが聴かせる。メンバーは当時としては新進気鋭ばかり、特にJeremy SteigはMikeさんを完全に食ってしまっている。これはB面の一曲目 "The Bush"のテーマの一部だが、Jeremy臭がふんぷんとしているね。

「the_bush_02.mp3」をダウンロード

ギターがSam BrownとJoe Beck・・・Jeff Beckではないよ。他のメンバーや曲目はこちらを参照してください。

Dscf2912 Electric Tubeというからにはエレクトリックヴァイブだったのかどうか、ジャケットや演奏からは分からない。

右の写真は何となく色々と並べてみました。左上に見えるのはヴィブラフォンのペダル、楽譜は、"Something's Coming!"にも入っているJim Hall作曲の16小節変態ディミニッシュ・ブルース"Carful"、折れ曲がっちゃってるのは昔なつかしの各種アルバム紹介写真入り紙のレコード袋。プレーヤーのカバーに映っているのはエレクトリックじゃないけど、ヴィブラフォンのTUBE(共鳴管)と足の部分・・・ジャケットをマネしてみようとしたのだけれど、うまく映りこまなかった。

関連エントリー
- Analog-to-Digital Converter

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2009/11/01

セッションデビュー in Tokyo

先々週から東京出張が続いたりして、色々とあったのだけれど更新するのをまた怠けている。

その東京出張でこの金曜日、以前から横浜在住のPicks_Clicksさんに誘われていた六本木にあるFirst Stageで、初のヴィブラフォンセッションデビューを果たしたのであります。

オー!!

ヴィブラフォンでのセッションは実に卒業以来、ほぼ30年ぶりのことだ。

6時に待ち合わせが、仕事の方の不手際でドタバタしたものの、何とかいい時間にPicks_ClicksさんとFirst Stageに到着。

セッションは7時半からだけれど、少し早かったため、マスターともう一人以外は誰もいない。

Table_2 チャージというか参加料2千円を払って、おまけの缶入り飲料(僕はサイダー)を一本いただきテーブルで時間まで待つ。右はテーブルに置いたPicks_Clicksさんのエレガットと僕のマレット。

定刻を過ぎたくらいからメンバーが集まり始めたので、そろりと楽器にさわせていただたく。

セッションができてヴィブラフォンが置いてある場所はめったにないので、First Stageはありがたい。

Vibt_2 置いてある楽器はDeaganだけれど、型番までは見てこなかった。僕のMusser M-55に比べると全体に少し小さいので大丈夫かと思ったけれど、弾いてみると小柄な僕には却って弾きやすい感じだった。やはりMusserは大きいんだな。左がその時の記念写真(顔はぼかしてありますが)。

持ってきたマレットは、最近また大人買いしてしまったGood Vibes M-237だ。その前に買った赤松氏ご推薦のバートンモデルはいい音なのだけれど、柄が太くてやや重いので、どうもうまく使いこなせなかったので、通販のbluemalletでこれに近いものを、と頼んで選んでもらったものだ。しかしM-237は軽く叩くとソフトだけれど強く叩くとやや硬めの音になるので、これもちょっと使いづらいところがある。

最初は遠慮しながらも、徐々に思い切って叩いてみる。実に気持ちよく音が出るね、家では中々ここまで強く叩けないからね、と調子に乗っているうちにマスターに「そろそろ始めますから」と注意されてしまった。

しょっぱなは何しますか、ということで「酒と薔薇の日々」をするそうですが、実際に演奏したことってあったかどうか、とにかく楽譜をいただいて何とかついていくことができた。

次は用意してきていた「Bye Bye Blackbird」。これは、mixiのジャズ初心者@神戸で練習したから何とかなるだろうと持ってきた。だから僕がテーマもすることになってしまったが、これも何とか無事終了。

ここで交代の指示がマスターから出る。基本的に二曲単位で交代するらしい。

うら若い女性がマレットを持って登場したので、予想していなかっただけに少々びっくり。 「枯葉」が始まる。マレットさばきは華麗だけれど、多分マリンバをしてたんではないかという感じ。多少ジャズっぽさにはかけるかもしれないけれど、テクニックは僕よりずっと上なのは確かだ。演奏していないときも踊るように身体全体でリズムをとって楽しそうだ。

また二曲で交代。新参ヴィブラフォンなので、みなさん優しく何でもいいですよといってくれるのだが、ほとんど出張前に思いついてきたもんだから、Blackbird以外は何にも(心の)準備が出来ていないので、「特にないです」としかいえないのが申し訳なく、情けない。

ということで「Gentle Rain」に決まるが、楽譜のコード進行が僕の知っているAstrud Gilbertoの歌バージョンとはちょっと違って戸惑った。でも学生の頃はよくやった曲なので何とか格好はついたでしょう。

ついでサックスの人が 「All the Things You Are」とご指定。

Vib2_2 ええと、出だしのメロディーしか知らないが楽譜を見るとフラット記号が4つというのはやや困るが、まぁ何とかなるか、と思ってコード進行を見ると、メロディーはFmから始まっているのに、やたらと転調して、途中でGmaj、Emajとか#系に行ってしまうではないか! こんな曲だったのか。

ちなみに楽譜は、自分が持ってきたもの以外は、First Stageに置いてあるものを借りるので、キーが違ったり知っている進行と違ったり、知らないイントロやエンディングがついていたりとか少々面倒なところがあるようだ。

いきなり楽譜に書いてある聞いたことないイントロで始まる。ペットやサックスの方々のソロの間に何とかコードを小さな音で鳴らしながら慣れようとするが、すぐに見失いそうになる。

とうとう自分の番になったが、#キーになった辺りでKey in GかKey in Eか分からなくなってしまって、えい、共通のBとかEとかF#あたりを鳴らしとけば間違いないとかいい加減なことでごまかすうちにFmに戻ってなんとかリカバー、しかし終わりに4小節余分についているところで分からなくなってしまったので、主音のAbを適当に鳴らして終わり。

まったく冷や汗ものだったから、これでもういいや、ということで演奏は続いているけど席に戻って、後はみんなの演奏を見ていたら、先ほどの女性ヴァイビストが話しかけてきた。

何だかすごく誉められて「ソロのフレーズが何でスラスラと出てくるのですか」と質問されてしまった。

何でといわれても全然スラスラなんかじゃないし、「テキトーですよ」と答えるわけにも行かないが、事実、今日なんて本当にテキトーというか焦りまくりなんだけど、説明するのは難しいなぁ。

仕方がないので、プロの演奏をコピーしたりバンドで練習したりです、と、まぁ、ウソではありません、それ以外は特にないんだから。あ、一応は理論なんかも勉強したけど、それは基本知識だしね。

Vib3 この写真に写っているのがその女性ヴァイビストで、ぶれているのは彼女が動いたから。真ん中で座ってギターを弾いているのがPicks_Clicksさん。

とにかく集まってくる人たちはアマチュアばかりなのだろうけど、みんなレベルが高いね、さすがに東京だ。みなさん、仕事帰りなのだろうか、遅くなるほどどんどんとメンバーが増えてきて、ヴォーカルの女性も二人加えて、マスターが随時、取り仕切りながら、みなさん交代で楽しんでいた。

まだまだ続きそうだったけど、Picks_Clicksさんの都合もあるし、僕も翌日はまだ仕事があるので、10時半で失礼した。

女性ヴァイビストには僕のblogだけでも知らせておこうかと思ったけれど、パソコンを持っていないとのことで、残念。「また来てくださいね」といわれながら失礼したのだった。

帰路は、駅まで混雑した道を帰ったのだけれど、やたらと呼び込み、それも黒人の呼び込みが多くて、何だか怖いというか、まったく田舎者は一人では来れないところだ。

しかしまた出張で時間が合えば、Picks_Clicksさんにつれてきてもらおう。その時までに、Band in a Boxにいくつか曲を打ち込んで練習して、自分のレパートリーを用意しておく必要があるね。

ところで、何でフレーズがスラスラでもないけど、とにかく続けられるのか、JR恵比寿駅でPicks_Clicksさんと別れた後に考えてみたんだけど、まぁ、多分、学生時代に同じメンバーで同じ曲を何度も繰り返していたからかと思ったりする。

同じメンバーで同じ曲を何度もしていると、色々と試したり考えたりできるし、それが色々な曲でも応用できるようになる基本だったのではないかな。First Stageのようなセッションは度胸をつけるにはいいかもしれないが、繰り返し練習は出来ないからねぇ。

Dscf2900 翌日、仕事のあった有楽町のビルのスカイラウンジでランチを同僚ととっている時にセッションの話をしたのだけれど、「グループで出るんですか」とか「観客は」とか聞かれてしまった。

「観客なんかいなくてグループもなしで、その時に店に来た客が適当に組んで演奏するんだ」っていったんだけど、知らない人どうしが演奏するためだけに集まっていきなり演奏するっていうのは想像しにくいみたいだね。

関連エントリー
- ジャズ初心者@神戸-セッション講習会
- ジャズ初心者@神戸

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