明石住吉神社
二月の六日だったのだけれど、ちょっと出たついでに明石の魚住にある住吉神社にお参りに行ってきたときの写真を、初めてアルバムにしてみた。アルバムは、画面右のメニューの下の方にあります。
ここはずっと以前に、子供たちがボーイスカウト活動をしていたころに行ったことがあって、その時に円山応挙の絵馬があるという説明書きをみて、ずっと気になっていた神社だ。左は、応挙とは関係がないけれど、山門にいる木彫りの狛犬。口をつむっているから吽の方で、阿はアルバムに掲載している。
住吉という地名や神社はあちこちにあるけれど、ちょっと調べてみたら、日本で最古の住吉神社という由緒あるところのようだ。といっても、決して大きな神社ではない。瀬戸内海に面した、のどかなところだ。
本堂には意外といっては失礼だが、何人かがお参りに来ていた。僕も御賽銭をあげてお参りをした。義父の回復もお祈りしたのだけれど、天命はいたしかたないものか。
これは本堂の横に誰かが奉納したものらしく、大きな虎の絵馬(?)が掲げてあったのだけれど、何ともいえずユーモラスな顔をしている。お願いもとてもささやかで、ほのぼのとしているのがいいね。
写真ではほとんどわからないけれど、体操をしているおじさんの向こうの海のその先にかすかに見えるた島影は、あとで地図を見てみたら、どうやら小豆島のようだ。
鳩がいたので、写してみようと近づこうとしたら、向こうからどんどんと近付いてきた。きっと、いつも餌をもらっていて、人を見ると寄ってくるのだろうけど、ヒッチコックの「鳥」みたいに少しだけ不気味だった。
結局、円山応挙の絵馬はどこかにしまってあるらしく、見ることはできなかったが、久しぶりに海の香りが気持ちの良いひと時だった。
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