PSG検査
一昨日、PSG検査というのを受けてきた。話題の(?)睡眠時無呼吸症候群の検査である。
以前から昼間に猛烈に眠くなることがあったのだけれど、家内から夜のいびきがうるさいのとたまに息がとまるようだといわれ、かかりつけのお医者さんから紹介されて、明石医療センターに検査予約をしにいったのが7月の半ばころ。
最近、TVで睡眠時無呼吸症候群がよく取り上げられていたせいか、検査がとても混んでいて、空いていたのが一番早くて2カ月以上先の10月1日だった。
とにかく病院で一晩寝るだけの検査なのでどうということはないのだけれど、それでも入院手続きとか誓約書とか同意書とか書いていると、何とはなしに不安になるものだね。
しかし病院は今年にリニューアルしたらしく、とてもきれいな病院だ。以前はもっと(伏字)だったらしい。部屋は5階なので瀬戸内海の眺めがとてもよい。窓から外を見ると、「あっ、UFOだ!」というのはもちろんウソで室内灯がガラスに映っているのだった。
消灯は10時なのだけれど、7時過ぎから色々と器具を頭から足先まで一杯つけられてしまったので、ベッドでじっとしているだけで、暇で仕方がない。持っていった本が図書館で借りた、白洲正子の「道」なのだけれど、これはこういうときに読むには実に不適切で、すぐに飽きてしまった。まったくもって失敗だ。もっと血沸き肉躍るような本でないと駄目だね。
右上は翌朝、とりはずした後の器具を写したもの。画面が多分、記録なんだろうな。
仕方がないのでUSBプレイヤーで赤松氏やソフィーミルマンのアルバムを聴いたりしているうちに、やっと消灯時間が迫ってきたけれど、これだけ色々つけていると眠れるか不安になったので睡眠薬(ではないのかも)をもらって飲み、消灯して横になった。
すぐには眠くならないなぁ、という記憶はあるが、後の記憶が全くなくて、多分、明け方のまだ暗い4時ころに少し目が覚めたけれど、次に目が覚めたら明るくなっていて6時だった。
この春、健康診断で胃壁の硬化だったかな、要検査といわれたのでかかりつけのお医者さんのところで胃カメラを飲んだときも、眠くなりますよ、という薬をもらって飲んだ後はほとんど記憶がなくなった。人の気配がして話し声がして、喉に何か入る感触もあったのだけれど、ぼんやりとした記憶しかなく、目が覚めたときには検査は終わっていて、異常なしだった。胃カメラは痛いとか、画面で自分の胃の中を見せてもらいながら説明を受けるとかウワサは聞いていたのだけれど、まったくはずれというか何というか。
どうも僕は眠り薬に弱いようだ。
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