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2011/02/09

アメリカの歌には失恋の歌はないか、どうやねん?

PICKS-CLICKSさんが韓国関係の本を読むとかいう話で、僕も以前に図書館で韓国関連の図書を集中的に借りて読んで、ここにも書いた覚えがあったので、自分のサイトを検索してみた。

書いていたのは、「チョゴリと鎧/池明観(チミョンクヮン)」と歴史まみれの韓国-現代両班(ヤンバン)紀行尹学準(Yoon Hak Jun)」だった(簡単な評は下記の関連リンク)。

ところで、もうひとつ検索でひっかかった「マンガ脳について」に挙げたリンク先に怪しげなおじさんPartXとして(?)藤原正彦氏の名前があって、数学者と書かれていたので、ひょっとしてと思い画像検索したら、案の定あのおじさんだった。

何の話かというと、以前にNHK教育TVの「新日曜美術館」に藤原先生が出演されて何やかや話していたのを聞いたときに、「あぁ、この人は決めつけて話すひとだなぁ、まぁ、学者になるには思い込みとか決めつけというのも探求心の一つとして必要なのかも」、などと思ったりしたのだが、その中でも、アメリカ留学時代に演歌が懐かしくてとかいう話で、アメリカの歌には失恋の歌がなくて、恋の喜びを大らかに歌うばかりだが、日本の歌は失恋、悲恋が多くて情緒があるとか何とか、まぁ、それが決めつけの極みだったのだけれど、この人、アメリカに留学していてアメリカの歌を本当に聴いていたのかな? という話だ。

僕もそんなに聴いているわけではないが、アメリカで演歌に対応するといえばC&Wだろうけれど、失恋の歌がとても多い(と、どこかで聞いた)。Linda RonstatdはC&Wとはいえないかもしれないがその流れはあるだろう。僕の持っている彼女のアルバムの"Hasten Down the Wind"とか"Adieu False Heart"なんかも失恋や別れの歌が多い。

ただ以前にどこかで聞いた話だけれど、アメリカの失恋の歌は、「別れた女(男)はいい女(男)だった、悪いのは俺(私)だ」というような内容が多いのに対し、演歌は相手を責めるような恨みの歌が多いということ・・・らしい。

これは"Hasten Down the Wind"に入っている曲だけれど、歌唱力も素晴らしいが声量がすごいという気がする。一つ山の向こうからでも聞こえてきそうなくらいな気がするのだが、彼女の歌を聴いていていつも思うのは、これだけの声量でも息継ぎの音がとても少ないことだ。最近の日本の歌手は、スーハースーハー息継ぎの音を当り前のように入れているが、どうもあれは息苦しくなっていただけないと思うのだけど、最近の人は気にならないのだろうかね。

しかし、自分が書いた以前の記事を読むと、以前は色々と調べて考えて書いていたんだなぁ、と我ながら感心する。最近はそうした心のゆとりがなくなっているのか、はたまた音楽の練習時間だけは取るようになった分、考える時間が削られたのか・・・ギターリハビリもやっと軌道に乗ってきたから、ヴィブラフォンとあわせて毎日の練習時間が倍になった勘定だ・・・実際は倍まではいかないけど。

藤原氏については、こちらにこんな記事があった。ここに書かれている藤原先生の「国家の品格」は読んでないし、読む気もないのだから、とやかくいえる義理ではないのだけど、まぁ、そういうことかと人の書いた記事で納得するような、でも鵜呑みにしてはいけないのがネット社会でしょう・・・あぁ、やっぱり自分で調べて考えなきゃいかんのだな。蛇足ながら、内田先生も批判的なようだ。

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コメント

韓国の話から始めると、私が最初に読んだ韓国関連の本は「ソウルの練習問題;関川夏央」でした。まだ日本人が韓国を旅行すること自体珍しいころで、彼はなんども警察で尋問を受け、「お前はイサンだ」と言われます。

イサンという言葉を辞書で調べると「異常」ということで、つまり日本人なのに韓国語を勉強して韓国へ来来ること自体が異常である、と。そんな時代のルポでした。

「伊学準」という名前には見覚えがあったので調べてみると、昨年末に読んだ「北朝鮮亡命工作員」という小説の翻訳者じゃないですか。ちなみに「尹 学準」ですけどね。この話もすごい話でしかも実話が元になっているというから怖い。

アメリカに失恋の歌はいっぱいあると思いますが、男の立場から去っていった女性を悪くいうことは少ない気がしますね。基本的にポジティブというか、ポジティブにとらえようとするというか。

反面、日本の演歌(これも韓国起源だという説があります)はおっしゃるように基本ネガティブで、これに関しては面白い仮説があるので、またの機会にでも。

投稿: Picks-Clicks | 2011/02/10 09:48

「尹 学準」ですね、間違ってました。

韓国は行ったことないですが、本で読んでる限りでは近いけれど日本とはいろんな面で違う国で興味がわきます。

投稿: taki | 2011/02/11 15:42

韓国には仕事で一度、プライベートで家族ともう一度行きました。

どちらの場合にも、私だけ現地の人から現地語で話しかけられるというハプニングが。二度目などは飛行機の中でも大韓航空のスッチャデスさんからも韓国語で話しかけられてしまったのでした。

しかし英語がほんとに通じないので、ライスもウオーターも通じないのが困った困った。どうかすると日本語のほうがまだ通じたりします。

投稿: Picks-Clicks | 2011/02/11 21:37

英語が全然通じないというのは困りますね。
韓国語も興味があってほんの少しかじりかけてすぐ挫折しました。

投稿: taki | 2011/02/13 19:03

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