This is Gary McFarland
音楽ネタ、それもヴィブラフォン関連ばかり続くけれど、ヴィブラフォン奏者の、そういえばGary McFarlandはどうしているのかと検索してみたら、"This is Gary McFarland"という映画があるらしい。アメリカではこうしたミュージシャンの映画が結構あるようだ。
実はGary McFarlandは1971年に38歳で亡くなっていたということを、映画公式サイトを読むまでは全然知らなかった。死因はmethadone poisoning、ということは薬物中毒ということか。
僕がその名を知ったのが多分、大学に入って軽音楽部に入部してからだから、ちょうどその年に亡くなっていたのだ。全く迂闊な話だ。PICKS-CLICKSさんに借りたLPに鼻歌のような声が入っていた曲が最初の体験だった。
MacFarlandはボサノヴァにも大きな影響と貢献をしているし、若き日の渡辺貞夫も共演して大きな影響を受けたらしい。
公式サイトでは映画の一部が紹介されていて、Steve Kuhnの演奏が聴ける。
(2018.2.10 映像埋め込み)
全般に彼の音楽はソフトで聞きやすいということだが、僕はあまり聴いてはいない。僕が持っているのは、ちょっと異色かもしれない、"Point of Departure"だ(Amazonで視聴できます)。ベースは何と、Steve Swallowだ。LPなので、またmp3に録音して聴き直してみよう。
| 固定リンク
コメント
ああ、あのボサノバのコンピレーションみたいなLPですね。私も当時よくわけも分からず聞いていましたが、つまりはVerveのボサノバ寄せ集め、あるいは顔見せアルバムだったらしい。
マクファーランドはたしか「ロシアより愛をこめて」とかやってましたかね。その頃になくなっていたとは知らなかった。
投稿: Picks Clicks | 2011/04/11 21:04
マクファーランドは今聴くと、結構、新鮮です。でもあんな若さで亡くなっていたのは残念です。
あの頃はそういった情報がなかなか入らなかったですね。まぁ、その分、情報に対する感激もあったような気がします。
投稿: taki | 2011/04/11 22:56