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2011/07/31

小松左京氏

小松左京氏が80歳で亡くなられました。慎んでご冥福をお祈りします。

もう少し若いと思っていたので意外な気がしたことと、僕の母と同じ年齢で亡くなったのだということが心に浮かんだことでした。

Komatsu_p01 10代の頃はSF小説をよく読んだけれど、アメリカのSFばかりで日本の作家の作品は大学に入ってから読んだくらいかと記憶しています。ただ、筒井康隆とか半村良などの本は一時期よく読んだけれど、小松左京氏の本は何となく食わず嫌いというか、何となく避けていたような気がします。(画像はdeep scienceから)

ゆうけいさんお勧めの「果てしなき流れの果に」は読んだ記憶はあるけれど、話の筋はほとんど記憶にありません。何だか壮大すぎてよく分からなかったのかもしれません。今度図書館で借りて読み直してみようと思います。

ところで、だからどうしたという話だけれど、小松氏は高校の先輩になります。

僕がまだ学生だった1976年、神戸文化会館に高校の80周年記念式典を見に行ったのですが、この式典をプロデュースしたのが小松氏で、司会は同窓である高島忠夫氏に扇千景さんという豪華版、それ以外にも僕は知らなかったけれど有名らしい人が来ていて、今から思えばすごく贅沢な式典だったのだと思います。式典の内容はほとんど覚えてませんけど。

しかし76年というと、小松氏の後輩になる村上春樹氏はジャズ喫茶をやっていて小説家になることなど考えてもいなかったころなのだと思うと不思議な気がします。村上氏と小松氏はお互いをどう考えていたのだろうか、これはかなり興味深いことです。ただ、小松氏も村上氏も高校(小松氏は旧制中学)は合わなかったらしいから、「だからどうした」といわれるかもしれませんけどね。

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2011/07/24

天地雅楽 in 有馬温泉

この金曜日の午後から土曜日にかけて家内と有馬温泉に行ってきたのだけれど、ちょうど温泉街の中心を流れる有馬川の川原(といってもコンクリートで固めて遊歩道のようになっている)で、「ありま涼風川座敷」が始まる日だった。

Ts3p0918s 面白そうなので夜の8時過ぎに見に行ったのだけれど、川原にステージがあって神主や巫女さんの装束を着た人がPAの調性をしていて、何だか面白そうなことが始まるような雰囲気だったので、ステージ前に陣取ってしばらく見ていた。

しかし、なかなか始まらないし、マイクから音が出てないみたいな、あるいはキーボードやらパーカッションを勝手に鳴らしているような感じでこのまま終わるんかいなと思ってたら、ステージは9時からですと放送があった。要するに舞台裏の準備状態なんだけど幕がないから丸見えだったということだったのだね。

Ts3p0928s_2 9時から始まった演奏は、篳篥(ひちりき)、笙、龍笛という雅楽の楽器を使ってはいるけれど、リズムは完全に現代の音楽で、こういう発想がまだまだ出てくるんだなぁ、とちょっとした驚きと感動を覚えた。

こういうのは最近はどういうジャンルのビートというのか名前は知らないんだけれど、演奏後に買ったCDの解説によると、プログレやニューエイジ、ファンク、フュージョンなど色々な要素を巧みに使い分けているのだそうだ・・・要するに何だか分からないけど、まぁ、現代の音楽だ。

メンバーは基本は3名で、それに場合によって色々と加わるらしい。今回はパーカッションが加わっていた。3人とも本職は神職なのだそうで、大阪にある神社の古典音楽家系の人たちらしいけれど、それを現代の音楽と融合させたようだ。要するにフュージョンだね。さすがに本物の伝統の上にあるだけに、単なる異種混合の発想とは違う演奏になっていると思う。

演奏後にCDを買いに行ったら、龍笛の人が対応してくれてうれしそうだった。僕も楽器をやっていてヴィブラフォンですといったんだけど、それ以上の話はしなかった。何となくこういうときにすっと話ができないんだなぁ、まったく。

後で調べてみたら、CMのバックに音楽が使われたりパリで公演したりともう何年も前から活躍しているそうだ。こういう新しい情報には疎いから全然知らなかった。

Facebookにもページがあって、YouTube画像やパリ公演の写真なんかもあったんだけれど、何とその中で電子鍵盤打楽器のMallet Katをバートングリップで弾いている写真もあったりして少々驚いた。メンバーは大阪音楽大学出身だそうだから、音楽関係の人脈は豊富だろうからそういうところから色々とメンバーが集まるんだろうな。大阪音大も以前はクラシックばかりだったんだろうけど、今はジャズやら何やら色々な音楽も取り入れているらしい。

さて、今回泊まったのは、関西の人ならきっと耳にタコが出来ているのではないかと思う「ありまヒョウエのコウヨウカクへ~」のCMでおなじみの兵衛向陽閣だ。(写真は向陽閣のサイトから)

Kouyoukaku

ちょっと奮発したけれど、今まで泊まった温泉旅館、といっても有馬、塩田、洲本といった地元ばかりだけれど、その中では一番よかったというのが、家内と僕の一致した意見。その上に、天地雅楽の素晴らしい演奏を目の前で無料で聴けるというおまけまであって、奮発した甲斐があったというものだった。

最後に天下の坂本龍一との共演ビデオ。

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2011/07/19

宇治のひよ子あるいは氏素性怪しき土産

先々週の話だけれど、7月9日の土曜日は東京でユーザー向け講習会があって、日帰り出張だったのだ。

Ts3p0898s 朝、8時過ぎに西明石で新幹線に乗って、東京駅経由で有楽町に行き、歩いて10分の会場で1時から3時まで仕事をして、そのまま有楽町から東京駅経由で帰ったのが夜の8時過ぎ。本当のとんぼ返り。

東京だから何か用事を作るのも可能なので、金曜日から出張して、その夜はFirst Stageでセッションするなんて余裕を持ちたいけれど、今のところなかなかと気分的にゆとりがないのは情けない。

ところでどこかへ行けば何かお土産を買って帰るのだ。東京も探せば色々あるのだろうけど、なんせバタバタと行って帰ってくるだけなので、自ずと東京駅にあるもの、というともう東京バナナとかひよ子とか、限定されてしまう。

Ts3p0914s_2 今回は季節限定「ひよ子の宇治抹茶タルト」というのを買ってきた。

しかし何ですね、ひよ子っていうのは元来が福岡のお土産だったはずなのにいつの間にか東京土産に(も)なってしまったのですよね。

だから東京土産のひよ子っていうのはもともと氏素性が怪しいのに、「東京土産に福岡生まれのひよ子のはんなり薫る宇治抹茶のタルトをどうぞ」なんていわれると(誰もいってないけど)、もうどこの名物なんだかわけが分からないじゃないですか。

Ts3p0916s おまけに封を開けてみると、トレードマークのはずのひよ子の形なんて影も形もない丸いだけのタルトだから、これはもう、ちびまるこちゃんのナレーターなみに「これって一体???」なんて言ってみたくなりますよね・・・、まァ、先々週の話ですから(微苦笑)。お味は、まぁ、それなりに、でした。

しかし、今度東京へ行く時はセッションができればいいですね(他人ごとかい)。

ところで、どうでもいいんだけれど、タイトルは塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」のもじりのつもりのようであるかもしれませんが、もうちょいなんとかね、ならんかったかな、、、と・・・。

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2011/07/18

読書

音楽ネタばかりなので、このところで読んだ本を羅列してみます。

大体が僕の世界は狭くて、本も村上春樹あたりから、よく比較されるから村上龍、翻訳つながりで柴田元幸翻訳の本(ポールオースター、その他)、春樹つながりで、アービング、カポーティー、カーヴァ―などのアメリカもの、それからたかけんさんゆうけいさんから仕入れたカズオ・イシグロはまだ一冊しかよんでないけどこれからボチボチの予定、といっても図書館には3冊しかない。その辺りから抜け出ていないですねぇ。おまけにすべて図書館で借りて読むだけで、買うことはなし。ただ、「1Q48」とか村上春樹の小説は今のところ読む気がしないなぁ。

Zatubun_2 今借りているのが、村上春樹翻訳の「世界のすべての七月/Tim O'Brien」、これは1/3くらい読んだところ、それから今年でたばかりかな、「雑文集/村上春樹」、これはエッセイみたいなものらしいから読みやすいかと思って昨日借りたばかりだけど、新しいから早めに読まないと予約待ちがあるかもしれない。

ちょっと前に読んだのが「逃げる中高年、欲望のない若者たち/村上龍」、これも去年出たエッセイ集だから、割とup-to-dateな内容で面白かった。若いころのエッセイに比べると随分とマイルドで穏当になったなぁ、と思います。村上龍は「歌うクジラ」を読んでみたいんだけど、ずっと貸し出し中。

そうそう、塩野七生の本も図書館にあるのはほとんど読んでいて、大作「ローマ人の物語」を随分前に読み始めたけれど、4巻目のカエサルのところで止まったまま。これは老後の楽しみにしておこうかな。

最近読んだちょっと異色ものは、エリヤフ・ゴールドラットの「ザ・ゴール」とかのシリーズ4冊で、これはどちらかというとビジネス書かもしれないけれど、小説になっていてちょっとダレたところもあったけれど意外と面白かった・・・といっても仕事がらみ、お勧めはしません。

それから、図書館でふっと眼に入って何となく借りたのが、コロンビアの作家ガルシア・マルケスの短編集「落ち葉、他12編」。ラテンアメリカらしい・・・のかどうか知らないけど、すごくムッとくる草いきれの暑さにうだるような短編が多かった。ちょっと体力がいるかいな、ということで気力、体力が回復したらまた読むかもしれない。なぜ借りたのかよく分からないけれど、マルケスという名をどこかで見た覚えがあったのと、Facebookフレンドにやたらとラテンアメリカ系のパーカッショニストが多くなったからかと思う。

そうそう、数少ない、というかほとんどない買った本はハリポタ、これは全巻原書、といっても最初の頃はアメリカ版だったりしたけれど、その後は英国版を買って、映画の最終章Part Iが始まるまでに何とか読み終えました。最後がパタパタっと終わってちょっとあっけなかったですねぇ、映画もそうらしいけれど。

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Steel Pan

Percussionの紹介シリーズ、今回はSteel PanとかSteel Drumと呼ばれる楽器。

キューバとかラテンアメリカ系が本場なんだろうけど、なぜかアメリカ版の映像を二点。

これはサマーキャンプみたいなファミリーな雰囲気がすごく楽しそうだ。

Shown here is a 2010 family concert featuring the Birch Creek Steel Band in the Dutton Concert Barn performing alongside renown steel pannist Liam Teague.

こちらは大編成のバンド、というよりはオーケストラ。音が割れているのが残念だが、色んな大きさがあるのだね。これだけの編成になると迫力がある。説明によるとこの曲を作曲したLiam Teagueという人は、上の映像の前列の左端で演奏している人のようだ。あ、下の画像で最初にソロをしているのも同じ人か。

This wonderful piece was composed by Liam Teague, one of the co-directors of the NIU Steelband. It was performed at the April 2006 concert featuring Liam, Candice Ferguson, Eric Liebing and Talib Robinson.

日本でも結構さかんなようで、横浜で去年行われたらしいSteel Pan Fesの映像があったけれど、省略。

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2011/07/15

KORE WA KORE WA !!??

KORE WA GOUHOUTEKI NA SAITO NANOKANA???

Every Jazz Musician needs to check this out.

Info from Facebook Fiend's Wall.

※2017.7.2:このリンクは切れてしまったようですが、ネット検索すれば散見されます。

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コンクリート琴演奏会

なんとなく気力がなくて更新をしていないが、音楽ネタならなんとか。

マリンバの佐藤先生から案内をいただいたのが、大阪駅で行われたコンクリート製楽器のニュース。

リンク先は多分更新されるので、来週には見えなくなるだろうけど、下記のリンクで「水曜日7月13日」をクリックすると、メニューの一番下に「コンクリートでできた楽器の演奏会」というのが出るので、そこをクリックしてください。

ニューステラス関西(NHK)

あまり画像が長くないけれど、一番手前で演奏しているのが佐藤先生です(下の画像は取り込んだだけなので、クリックしても動きません)。

Concrete_marimba

映像で聞く限りは良い音をしていますね。

木琴というか、コンクリート琴は、叩くという原始的な動作からの発想も容易だし、石(サヌカイト)で作った鍵盤打楽器の石琴も結構有名だから分かりやすいけれど、後半のホルンはちょっと意外ですね。

音源がないのも何なので、YouTubeにある佐藤先生の映像をご照会。今年の2月にミラノで開かれたコンサートの案内のようです。いつまでもエネルギッシュでお若いです。

ついでに石琴の映像、しかしちょっと音程がよれてないかい?

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