宇治のひよ子あるいは氏素性怪しき土産
先々週の話だけれど、7月9日の土曜日は東京でユーザー向け講習会があって、日帰り出張だったのだ。
朝、8時過ぎに西明石で新幹線に乗って、東京駅経由で有楽町に行き、歩いて10分の会場で1時から3時まで仕事をして、そのまま有楽町から東京駅経由で帰ったのが夜の8時過ぎ。本当のとんぼ返り。
東京だから何か用事を作るのも可能なので、金曜日から出張して、その夜はFirst Stageでセッションするなんて余裕を持ちたいけれど、今のところなかなかと気分的にゆとりがないのは情けない。
ところでどこかへ行けば何かお土産を買って帰るのだ。東京も探せば色々あるのだろうけど、なんせバタバタと行って帰ってくるだけなので、自ずと東京駅にあるもの、というともう東京バナナとかひよ子とか、限定されてしまう。
今回は季節限定「ひよ子の宇治抹茶タルト」というのを買ってきた。
しかし何ですね、ひよ子っていうのは元来が福岡のお土産だったはずなのにいつの間にか東京土産に(も)なってしまったのですよね。
だから東京土産のひよ子っていうのはもともと氏素性が怪しいのに、「東京土産に福岡生まれのひよ子のはんなり薫る宇治抹茶のタルトをどうぞ」なんていわれると(誰もいってないけど)、もうどこの名物なんだかわけが分からないじゃないですか。
おまけに封を開けてみると、トレードマークのはずのひよ子の形なんて影も形もない丸いだけのタルトだから、これはもう、ちびまるこちゃんのナレーターなみに「これって一体???」なんて言ってみたくなりますよね・・・、まァ、先々週の話ですから(微苦笑)。お味は、まぁ、それなりに、でした。
しかし、今度東京へ行く時はセッションができればいいですね(他人ごとかい)。
ところで、どうでもいいんだけれど、タイトルは塩野七生の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」のもじりのつもりのようであるかもしれませんが、もうちょいなんとかね、ならんかったかな、、、と・・・。
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