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2011/09/13

うさぎおいしーフランス人

ずいぶんと更新してません。久しぶりです。

Usagi_3 で、こないだの日曜は図書館でタイトルの本を借りてきました。村上春樹のとってもくだらないかもしれないダジャレの連発集です。

図書館では、村上春樹の本は現代日本小説の分類だけかと思っていたのですが、検索してみたら随想とかユーモアとか、あちこちに分散していました。この本はユーモアの分類でした。

本の表紙に「村上かるた」とありますが、かるたなのに「いろは」ではなくて「あいうえお順」というのはちょっと違和感がありますか? いやそう聞かれてもお困りになるかもしれませんが、つまりは五十音の各音から始まるタイトルに短いお話がついて、おなじみ安西水丸氏のイラストもついているという本です。

で、結構、ジャズを知らないとよく分からないか面白くないんではないかな?、なんてのがよくありました。いやまだ読み終えてはいないんですが。

:「さかりのついた四輪馬車」というのは、Surrey with the Fringe on Top 「飾りのついた四輪馬車」ですね。ここはひとつ、:「参るぞ、でべそ」、いやマイルス・デイビスの演奏を聴きましょう。

:「長いお別れ、終わらないあいさつ」というタイトルはそのまんま、レイモンド・チャンドラーの小説から(読んだことはないですが)でしょうが、その最初の台詞「さよならを言うのは、少しばかり死ぬことだ」は、これだけならいかにもハードボイルド小説っぽいですが、エラ・フィッツジェラルドの歌を聴けばイメージが随分と変わりますね。もうちょっとアップテンポな方が私は好きなんですが。再生制限になっているかもしれませんので、その場合はクリックしてYouTubeサイトでお聴きください。

Everytime we say goodbye, I die a little
Everytime we say goodbye, I wonder why a little

小説「長いお別れ」の中にもこの台詞があるそうですが、もとはこの歌らしいです、本当かどうかは知りませんが。

後はですね、:「見ると、ジャクソン」とかそのまんまですね。

ジャズ以外も色々と元ネタが分かるのがありますが、私の知らない元ネタも一杯あるのでしょう。若い人には分からないかもしれない古いネタも結構多いですね。

ちなみに本のタイトルを少しネタばれしますと、:「うさぎおいしーフランス人」、子豚の釣り師、なんたらかんたら・・・。

気楽に読み飛ばす読みものが欲しい時にはお勧めの一冊ですが、意外と奥は深いかも。ただ、私の家内には「あんまりおもろない」と言われましたが、確かに安西水丸さんのイラストがなかったなら、案外つまらない本だったかもしれません。

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コメント

「ジョン、留守?」
「コニーけえ?」
見るとジャクソン

ってやつですね。懐かし~。

投稿: たかけん | 2011/09/14 08:04

村上さんはジャズ喫茶をしていただけあって、ジャズメンのジョークは詳しいのでしょうね。そのネタ、ほとんどそのまんまで尾ひれをつけて載っていますし、全体にノリがそんな感じです。まぁ、買うほどの本ではないと思いますが。

投稿: taki | 2011/09/14 19:14

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