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2012/04/15

Google恐いか?

「楽園のカンヴァス/原田マハ」の貸し出し期限が来たので、図書館にいって貸し出し延長しようと思ったのだけれど、予約が入っていたので延長できなかった。やはり人気のある本なんだね。読み終えてはいるんだけれどこの本については、また借りてから書くことになりそうだ。

だからというわけではないけれど、今日はちょっと話題を変えて、Googleのプライバシーポリシーが変わったことについて、よく分からないけれど、他人様の意見を羅列してみよう。

Cherry2ことの発端は、赤松さんが「何かヘン・・・・?」という記事で、Googleのプライバシーポリシーが何だかよく分からないことになっているので、ブラウザのGoogle Chromeを止めたという話だ。

僕にも、何となく個人情報が収集されるようなされないような、よく分からないけれど怪しそうな、という程度しか分からなかった。Chromeを使わなければ情報は収集されないかというとそれもよくは分からないのだけれど、とりあえずChromeを使うのは止めたのだ。

それからしばらくして、翻訳家のBuckeye氏がBlogに「閉じこもるインターネット――グーグル・パーソナライズ・民主主義」という記事(Buckeye氏が翻訳された本の題名)を書かれていて、それを読んでやっとその不安の正体がはっきりしてきたと思う。

TwitterやFacebookなどでは、「類は友を呼ぶ」というように、好みや意見が似た者同士が集まりやすいということがある。それに対してネット検索の結果というものはそうした個人の興味や嗜好とは無関係であると考えられる。

翻訳に限らず仕事であっても個人的な趣味であっても、ネットで情報検索する場合には、自分の検索テクニックの巧拙や傾向というものはあるかもしれないが、バイアスのかからない検索により思わぬ情報との出会いが期待される。しかしそれがどうも違ってきているようだ、というのがBuckeye氏の意見であり、また赤松氏が「何かヘン」と感じられたことだと思う。

Amazonでもそうだが、ユーザーが何かをした情報が収集され、それに基づいてその嗜好にあうような情報が提供されることで利便性が上がります、というのがどうも最近のネットの傾向のようだ。

自分の欲しい情報がより手軽に得られる方向にあると考えることもできるが、一方では情報がどんどんと偏っていくことにもなりかねないし、考え方によってはそれを推し進めている企業が情報操作をしているともいえそうだ。

Cherry1考えてみると思い当たるのが、僕はヴィブラフォンを弾いているとはいえ、もともとはギターを弾いていて自分を打楽器奏者とは認識していなかったのだが、Facebookを始めてからは世界中の打楽器奏者からフレンドリクエストが来て、やがてウォールは打楽器関連の情報であふれるようになり、僕自身が知らぬ間に打楽器に興味を持ち始めて、自分も打楽器奏者のはしくれではないかと錯覚しだしたことだ。

これはFacebookのよい面とも考えられるが、一方では恐い面でもある。もちろん僕自身が打楽器奏者のはしくれと錯覚したところで何も悪いことはないからいいのだが、明らかなのは知らないうちに人の嗜好あるいは思考に影響を与えることが可能だということだ。

これがどこまで進展するのか、あるいは許容されていくのかはまだ分からないが、ちょうど大阪市の橋下市政にも感ずる思想統制のようなものまで進めようと思えばできないことではないかもしれない。詳しくはBuckeye氏のBlogをお読みください。内田先生のご意見(教育の危機と再生)にも通ずるかとも思う。

教育というと、昨年の記事だけれど村上龍氏がRVRで北朝鮮の教育の恐さ に言及(金正日死去と北朝鮮のこれから)していた。自称人工衛星打ち上げは失敗したけれど、体制崩壊というようなことはどうもなさそうだ。

ちなみにBuckeye氏はあの「スティーブ・ジョブズ」の翻訳者で、翻訳業界では著名な方ですが、昔のパソコン通信時代のNiftyServeにあった「翻訳フォーラム」のモデレーターをされていて、その頃にコメントをいただいたりしたこともあります(もちろん、Bucheye氏は覚えておられないでしょうが)。翻訳フォーラムはその後もコミュテックスでほぼ同じ形体で「翻訳フォーラム」として続けられています。以前は時々覗いたりしていたのですが、最近は疎遠になってしまっています。今でも年に数回程度しかないけれど翻訳の仕事というよりはバイトをしているのですが、隠居後の楽しみの一つが翻訳をもっとすることなので、その頃には翻訳フォーラムに復帰することもできるでしょう。

いつになく趣味とは関係ない硬い話になってしまいました。画像は内容とは全然関係なくて、昨日、家内と犬の散歩に出かけた際に通った近所の川沿いの桜並木と無舗装の小路一杯に散った花弁です。その気になってみると、桜の木ってそこら中にありますね。

 また途中から「です、ます」調になってしまった・・・

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