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2012/04/22

Brasilian Tribe in HOT HOUSE

アンリ・ルソーの絵にまつわる小説「楽園のカンヴァス/原田マハ」にはルソーの評価は80年代でもまだ固まっていなかったようなことが書いてあるのだけれど、ルソー風の絵は僕が思うに1970年前後に結構流行っていたように思う。

Onnatatiyoどんな番組か忘れたけれど、確かTV番組のタイトルに使われていたアメリカのイラストレーターの絵がルソー風だったし、それに似た画風の日本人(多分?)の絵が伊丹十三の「女たちよ」のシリーズの表紙に使われていた。とはいえ、イラストとしての評価のようなもので、純粋に絵画的には評価がまだ十分にはされていなかったということだろう。

さて、それに加えて思い出すのが、Horace ArnoldのTribeというアルバムで、これは随分と以前にJazz Rockにまつわる話として書いたことがある。

Jazz Rock  Tribeの巻 

このジャケットがルソー風というのもその時に書いたのだけれど、もう一度その画像を検索していたら、今年になってCD化されていることがわかった。最初にみつけた芽瑠璃堂にアマゾン、HMVを比較したら、HMVが一番安くてなおかつ3枚お買い上げで30%割引キャンペーン対象品とあるので、これは何かないかと検索、ただし検索はアマゾンが圧倒的に便利だ。

Hot_houseFacebookでGary Burton、Chick Coreaのデュオアルバムが発売されるという情報を得ていたので、まずはそのHOT HOUSEを二枚目にして、三枚目は同じくFacebook情報なのだけれど、これはフレンドのArthur Lipner/Nanny Assis両氏の共演アルバムBrasilian Vibesにした(リンク先に飛ぶとデモ演奏が流れます)。

Cd_cover_bigArthurさんはアメリカのヴィブラフォン奏者だけれど、よくブラジルに行くらしく、このアルバムはブラジルの歌手Nannyさんとの共演盤だ。このアルバムは実はNannyさんご本人から推薦されていたのだけれど、アマゾンではmp3のDLしかなかったので購入をためらっていた。けれど今回、HMVでCDがあるのを見つけたのだ。

Nannyさんというと女性のように聞こえるけれど男性の歌手で、アルバムを推薦された経緯というのは、Facebookを開いていたときに突然チャットで挨拶され、それがきっかけでメッセージのやりとりをしたのだ。一昨年末のことで、昨年に来日する予定でそのために何か情報がないかとたまたまオンラインだった日本人の僕にメッセージをくれたらしい。けれどその後、来日したという話はないから震災のために中止になったのだと思う。

Double_rainbowもとはヴァイビストのLipner氏からフレンドリクエストをいただいて、そのつながりからNannyさんからフレンドリクエストが来たので最初はてっきりパーカッション系の人だと思っていたのだけれど、歌手と知ったのはこのやりとりからだ。まぁ、ブラジル人なら誰でも一端のパーカッショニストのような気もするけどね。

その時には先に書いたようにアマゾンにはご推薦のCDがなかったので、もう一枚のDouble Rainbowを買った。ちなみにDouble RainbowはJobimの曲で、このアルバムにはO Patoなんかも入っていて気に入っている。

Tribeさて、話はもとに戻ってTribeのルソー風ジャケットだけれど、LPを引っ張りだしてみると描いたのはGilbert Stoneとなっている。1984年に既に若くして亡くなっていたがかなり売れっ子だったらしく、案の定、絵画に加えてレコードジャケットや本の表紙などを描いていたとある。最初に書いたTV番組のタイトル画もひょっとするとこの人だったかもしれない。

芽瑠璃堂にあったジャケット画像はLPに比べると色が暗くてもうひとつだけれど、それを見ていただくとルソーそのままのライオンらしき動物がいたりする。でも検索してみた他の絵を見ると必ずしもこうした絵ばかりではなかったようだ。

最後に、BrasilianはBrazilianのタイポではありません。Brazilは英語表記、ブラジルではBrasilと書くとは、たかけんさんに教わったことで、今回のアルバムタイトルもBrasilian Vibesとなっています。

せっかくなので、Brasilian Vibesの映像ご紹介。やっぱりNannyさんはパーカッションをしていました。椅子代わりにしているのが、よく見る割になんていうのか知らないけれどパーカッションで、これを叩いたりしています。映像二つ、どちらも途中で切れてしまいますが、二つ目ではNannyさんのバンデイロ・ソロが最後にあります。こういうところはまさにBrasilianですねぇ~。
 何故か「ですます」で終わるんだな。

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