« Midnight in Harlem | トップページ | 赤松敏弘 & Overseas Mission in 加古川 »

2012/11/12

どんな本?

先日、「どんな本を読んでいるんですか」という質問をされて、何と答えたらよいか困った。

「どんな音楽を聴いているんですかという質問ならば、ジャズと答えるのは簡単だが、どんなジャズを聴いているんですか、となるとちょっと困る」というのよりも本についてはもっと困る。

読もうとする本には、なにか傾向的な方向みたいなものがあるのは確かだが、それほど考えて選んでいるようなものでもない。大体は同じ著者の本が続くという傾向はあるので、「村上龍とか村上春樹とか」といういい加減な返事をしてしまったが、そればかりというわけでは全然ない。

とはいえ、自分の読んだ本を整理してみて傾向を出してみようなんていう気もさらさらないのだが。

「どんな本」というのはどういう意味の質問なのか、というところからしてどうも分からないと思ってしまうからかもしれない。質問した方は深い意味なんかないんだろうけど。

Sakuranokinosita そんなこんなの読書で、これは村上龍なんだけれど、「櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている」というエッセイ集にあった次の言葉が、僕の読書傾向に近いような気がした。

若い人にも読んでもらいたいのは、感性が豊かとかそいういうわけではなくて、生き方に可塑性があり、情報への飢えが強いと思うからだ。年齢を経ると、読書はしだいに「趣味的」なものになりやすい。わたしは趣味的な読書を提供したくない。できれば生き方や基本的な考えについて、根本的な問いを提供したいと思っている。

この言葉を借りれば、「わたしは趣味的な読書をしたくない。できれば生き方や基本的な考えについて、根本的な問いをするような読書をしたいと思っている。」というようなところになろうかと思う。

まぁ、実際にはそんな大袈裟な想いで読書をしているわけではないし、読書も趣味といってしまえばそれはそうには違いないのだが、単なる娯楽で終わるような読書はしたくはないと思うのも確かである。

|

« Midnight in Harlem | トップページ | 赤松敏弘 & Overseas Mission in 加古川 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: どんな本?:

« Midnight in Harlem | トップページ | 赤松敏弘 & Overseas Mission in 加古川 »