クリスマス三連休 - 初日 茨木酒造
昨日が仕事納めで今日から冬休みです。
もう過ぎた話ですがクリスマス前は天皇誕生日と重なって三連休でした。ケーキ屋のパートをしている家内は稼ぎ時で出勤が続き帰宅も遅いので、例年、この時期の休みは1人で過ごす、といってもいつもただゴロゴロしているだけでしたが、今年は違いました。
まず初日の22日は、赤松さんの加古川ライブの際にFBフレンドになったシロクマさんの案内で知った「christmas cafe at 茨木酒造 party party」にお昼からでかけました。
あまり知られていないと思いますが、明石の江井ヶ島から魚住にかけての海岸沿いには造り酒屋があり地酒もあります。
といっても下戸の僕には縁のない話ですが、古い酒蔵がいくつかあり、レストランになっているところもあります
魚住にある茨木酒造は普段は酒造り以外のことはしていないようですが、古くて広い酒蔵でたまにイベントをしているようです。今回は明石から姫路あたりを拠点に営業している移動カフェのsmilynoがやってきて三連休の間はクリスマスカフェになっていました。
茨木酒造は我が家からなら車で15分もかかるかどうかという距離ですが、ゴロゴロしているうちに2時前になってしまい、あわてて出かけました。
平屋の酒蔵ですから、がらんとした土間に、これはなんでしょうね、大きな酒樽の蓋かな、古そうな円い板のテーブルに、酒瓶のケースを立ててクッションをおき布をかぶせただけの椅子が並んでいます。
メニューからセットを選びました。適当に見てたので、コーヒーにケーキがついてくるだけかと思っていたら、いっぱいついてきました。ちょっと得した気分かな。
シロクマさんはBGM担当です。よくは知りませんがエレクトリックやオーディオ関連には詳しいようです。また熱心なジャズリスナーで、豊富なコレクションからクリスマスにふさわしいようにボサノヴァを中心に選曲されたそうです。
奥の方にオーディオセットがあって、シロクマさんが何やら操作をしています。横に座っている女性はハモンドオルガン奏者と紹介されました。僕もヴィブラフォンを弾くと紹介いただいたんですが「ただのアマチュアです」といったら「私も修行中の身です」とのことでした。でもプロですからね、志の根ざすところが違います。演奏もあったようですが、時間の関係で演奏が聴けなかったのは残念でした。
ボサノヴァを中心にソフトタッチの音楽が流れていましたが、パットメセニーとゲーリー・バートンの演奏も一曲だけ入りました。割りと近年のアルバムの曲だったと思いますが、最近のは持っているだけで聴き込んでいないので題名はわかりません。
そういえば僕の知り合いは音楽関係は大なり小なり何らかの楽器をされている人ばかりです。純粋なリスナーという人はシロクマさんが初めてのように思います。シロクマさんによると、ゲーリー・バートン・タイプの演奏は、シロクマさんは好きだけれど、それほど受けない人も結構いるそうです。中にはヴィブラフォンはミルト・ジャクソンやライオネル・ハンプトンの流れしか受け付けない人もいるらしいですが、まぁ、60年代以前のジャズしか認めないリスナーって、特に年配には多いのかもしれません。音楽も嗜好がありますから仕方がないです。
さて、夕方は誰も居ないので洗濯物の取り入れとか犬の散歩とか暗くなる前に片付ける仕事があるので、3時過ぎには失礼しましたが、1時間少々の間、素敵な空間と時間を過ごすことができました。帰りにちょっと高いけれど酒粕の生キャラメルを買って帰りましたが、製造は神戸の業者でした。
蔵をでてから少々周りを見てみようと川沿いに歩いてみたら、もうすぐ海です。天気はあまりよくないし冷たい風が吹いていましたが、海を見るのはいいものです。
なぜか自転車と何度もすれ違いました。海岸沿いの道はほとんど自動車が入らないので走りやすいのかもしれません。
川の対岸にはちょっとしたオブジェを思わせる工場があり、ここにもまた自転車の姿がありました。
-二日目に続く-
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