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2013/08/04

最近の読書に、ヴィブラフォン練習など

このところの読書はもっぱら司馬遼太郎の「街道をゆく」シリーズだった。

街道をゆく - 愛蘭土紀行

愛蘭土の次は、「耽羅紀行」、「韓のくに紀行」と、韓国を続いて読んだ。韓国については、以前に在日の人が書いたものを何冊か読んでいるが、司馬氏はまた違った観点からこの国について、歴史を踏まえて書いている。それは主として朱子学、儒教を国のよりどころとした李氏朝鮮500年の歴史が大きい。今の韓国人の特徴の多くもその影響下にあるといえるようだが、デリケートな問題だし、僕が改めて知ったかぶりできるものでもないので、やめておこう。

つづいて「モンゴル紀行」を読もうかとも思ったのだけれど、ちょっと他の種類の本も読んでみたくなったので、なんとなく本棚で目について手にとってみたのが「時間(とき)を超えて/マルク・レヴィ」だ。パラパラと見たら、絵画鑑定士が主人公で、絵画を題材にしている小説のようなので借りてみた。

ストーリーは19世紀の架空のロシアの画家の絵をめぐる、ファンタジー・ラヴ・ロマンス・アート・ミステリーという色々とてんこ盛りの小説で、結構面白くて一気に読んでしまった。といっても、通勤電車で読むだけなので1週間かかってしまったが。

骨子となるのは前世からの因縁、あるいは転生というものだが、確か、このような輪廻思想に通じる世界観はキリスト教世界にはないものだと司馬氏がどこかに書いていた。しかし、キリスト教以前には転生思想があったらしく、あるいは初期のキリスト教にもあったという説もあるようで、それが現代になって先祖帰り的に蘇って却って「転生」という思想に固執する人が現れることになったらしい。まぁ、ネットを検索すると色々と出てきます。興味のある人は検索してみてください。

さて、絵画を題材にした本は「楽園のカンヴァス/原田マハ」、「キャンバス/サンティアゴ・パハーレス」、「贋作師/篠田節子」に続いて、4冊目だ。それぞれに面白かったが、美術界の内情に一番詳しいのは確かに原田マハなのだろうが、それが却って鼻についたり、あるいはそこに依存し過ぎたようなところが感じられないこともない。原田マハは絵画を題材にした新作が出ているとのことだが、残念ながらいつもの図書館にはまだない。

ついでに借りたのが、「交錯する文明 東地中海の真珠キプロス/篠田節子」だが、文明、キプロスとくれば、塩野七生、司馬遼太郎を連想させるし、あるいは直接は関係ないが、村上春樹がギリシャ等での生活を描いた「遠い太鼓」も面白かったので、かなり期待したのだが、残念ながらハズレだった。なんというか、女性雑誌の旅行ガイドに毛が生えたような文章と内容で、しばらく読んだ後は、パラパラと拾い読みと写真をみておしまい。写真は同行カメラマンが写したもので、これはとてもよいのだけどね。

う~んと、あとは借りているのは「街道をゆく・モンゴル紀行」、「ペルシャの幻術師」、「この国のかたち」と、司馬遼太郎ばかりだ。

というところで、画像が何もないのでYouTubeから、"Take Another Look/Gary Burton"、ピアノはBob Jamesだったんだ、全然みてなかったな。

これはPat Methenyの作曲で、実は前回のエントリーのMichal UrbaniakのREALBOOKは、 Methenyの楽譜でも転がっていないかと検索して、いきなり出てきたのだった。今日はBand in a Boxで伴奏をつけてこの曲のテーマを練習してみた。

他にはスタンダードの、"Soon/Gershwin"、"Blame it on My Youth/Oscar Levant"など。Soonは軽快で楽しい曲なので、次回のセッションで出来たらいいんだけどね。しかし、テーマをフェイクするってのは難しいなぁ。

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