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2014/04/27

Bob Dylan 抄録

Bob Dylanは、中学生のころによく聴いたりしたモダンフォークの流れでしかほとんど知らないのだけど、今日は彼の変遷について知る機会があった。

Aimg_3704 今日は所用で出かけて高速にはいったら大渋滞だった。その間、ずっとNHK第二放送をかけていたんだけど、演題は「日曜カルチャー「現代の吟遊詩人 ボブ・ディラン」(3):音楽評論家…湯浅学(再放送)」で、今まで自分の持っていたイメージとはずいぶん違う人だったんだということがわかって面白かった。渋滞はかなわないが、その間ずっと放送をゆっくり聞けたので今日はよしとしよう。

モダンフォークの主要なテーマの一つはプロテスト・ソングであり、特に当時は公民権運動、東西冷戦、ベトナム反戦運動、学生運動など、世界的にも重要で注目された問題がアメリカ内外にあって、その先頭に立っていたのが、Bob Dylanであり、Joan Baezであり、またPeter, Paul & Maryと目されていた。あくまで僕の中での話だが。

僕は大体が色々聴くというよりは一つに絞って聴く方で、もっぱらPPMだったが、それは音楽的好みが大であるものの、PPMは他の二人にくらべると政治色がやや少ないというところも馴染みやすかったというところもある。

ところが今日の放送を聞いていたら、実はBob Dylanはプロテスト的な音楽というのは自分が目指す方向とは本来は違っていて、意図せざるうちにマスコミやファンから教祖的に祭り上げられて、かなり悩んだらしい。

そういえば、大学に入ってGary Burtonを聴くようになった時、アルバム"Tennessee Firebird"にDylanの"I Want You"というメロディーの美しい曲があって、特にSteve Swallowのベースソロが秀逸なんだけど、それは別として、タイトルからするとどう考えてもプロテスト・ソングではなくてラヴ・ソングらしい、というので、そんな曲も作っていたのかと、意外だった。

確かに、僕の記憶でも60年代後半辺りからあまり耳にしなくなって、まぁその辺りから僕の音楽嗜好もフォークからクラシックやその他(高校時代はもっぱらバッハとスウィングル・シンガーズ)に移ってしまってどうなったのか興味もなかったのだけれど、自分から活動を休止してイメージ戦略を練り直したらしい。

そういうところは詳しい人はいくらでもいるだろうし、Wikiでも見れば書いてあるんだろうけど、ずいぶんとあちらこちらと路線を変えながら、たぶんイメージ戦略を練りつつ、今日まで至るという話が、昔しか知らない僕には意外であり面白かった。その後の歌の声も、昔のしゃがれた声ではなくて滑らかというかちょっと太めの声なので、知らなければ誰だかわからなかっただろう。たぶん、次に聞いてもわからないと思う。

声質が変わったのは、本人はタバコをやめたためと語っているそうだが、以前のしゃがれた声となめらかな声で二重録音した、S&Gのボクサーが面白かった。意図的なものかとも思える。

彼はユダヤ系アメリカ人だが、キリスト教に目覚めてバイブルに学び、説教的な歌を歌ったりもしたという、なんか一時のオカルトブームと重なって少々がっくりするような話もあった。キリスト教としか聞かなかったけど、プロテスタントなんだろうなぁ。

まだこの演題では今晩、最終回があるらしいけど、しかし残念ながらあえて続けて聞こうというほどの興味はないなぁ。

5月の日曜カルチャーは「海賊が動かす世界の歴史」だそうで、そちらの方が面白そうだ。時間があって覚えていれば聞くかもしれない。

冒頭の写真は、渋滞の原因だった交通事故。てっきり連休に突入する予兆で渋滞かと思ったら事故だった。数台の車が両脇に停まっていたから、玉突き衝突かと思われるが、どの車も、ぱっと見には破損しているようには見えなかったので、それほど大きな事故ではなかったようだ。

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