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2014/06/29

Gary Burton & Chick Corea 大阪公演

Aimg_4040最近の音楽事情というところで、昨日はGary Burton & Chick Coreaコンサート。

今回も家内同伴だったが、新婚時代の1981年の最初のデュオコンサート以来、このお二人のデュオ日本公演はすべて行っていると思う。今回は4回目。

FBにはあんまり書かなかったけど、前半のデュオに比べると、後半のHarlem String Quartetが入ってからは、なんだかクラシックのような型にはまった演奏に聞こえて、もう一つ気分が入り込めなかった。

非常にレベルの高い演奏には違いないが、どうも演奏にのめり込めず、これだけのメンバーでもったいないと思いつつも、なんだか眠くなることしきり。

午後3時過ぎっていう時間帯も悪かった。この時間帯はいつも眠くなるのがこの頃の体質というか、あ~、まったく夜だったらそんなことないのに、もうこのメンバーでの演奏を聴く機会は二度とないだろうに、あ~、すごく損した気分だ。

しかしアンコールで歌ったCoreaの奥さんのGayle Moranの歌はすごかった。かなりなお年だと思うが、低音からすごい高音まで、声量もしっかりとあって、特に最後の高音で終わる時は、ノンヴィブラートで相当な長い時間をまったく音程がぶれることなく歌いきったのには、感動してしまった。相当にしっかりした声楽の基礎があるのだろう。

それと、手で持ったマイクの位置を頻繁に微妙に変えたりしていて、その辺りも十分に自分の声がどう聴こえるかまで計算しているんだろうなぁ。もちろん、息継ぎの音なんか聞こえない。

パソ通時代にプロの歌手の方が、「マイクは歌手の楽器」と書いていたのが印象に残っているけど、そういうことまで考えている歌手が今はどのくらいいるんだろうと、改めて考えてしまうね。

これまで歌手というのは知っていたけど、聴いたことがなかったのでこれほどの人とは全然知らなかった。FBでは、フレンドのMika Stoltzmanさんのタイムラインでよく一緒の写真が出ていて、単にChick Coreaの奥さんという認識しかなかったので、とにかく驚きだ。

これは違う曲だけど、これも素晴らしい。ちょうどこれも最後がロングトーンで終わっている。

しかし、Coreaという人は、以前のコンサートではそうでもなかったと思うんだけど、まぁ、サービス精神の旺盛な人だね。昔はもっとシリアスな、鋭利な刃物のような顔で演奏していたような気がするけど、今回はずいぶんと剽軽(ひょうきん)だった。

最後はコリア氏が舞台から降りて周りの人と握手しまくったので、それにつられてバートン氏も舞台から降りて握手していた。

僕らの席もそれほど離れていない、いい席だったけど、まぁ、今はそういうのにあえて近づこうとも思わない。お目当てのバートン氏は、その昔、サンケイホールで舞台裏に入り込んで、握手してサインも貰ったし、大阪ブルーノートでも楽屋に押しかけて話をしたこともあるし。

それと、白いものが混じったオッサン連中が嬉々として握手しにいっているのに混ざるのが抵抗があって、といっても僕もおんなじ年代なのだから、五十歩百歩なんだが。

そういう年代を過ごしてきた連中が、今でも楽しんでるってことだね。

Aimg_4022しかし、大阪のNHKホールというのは最悪だね。音響もそれほど良いとは思えなかったけど、階上の入り口まではエスカレーターしかないため、事故防止のためか入場制限していたが、コンサートホールではこんなのはちょっとないんじゃないかな。設計が悪いと思うな。

それと、演奏が始まっているのに、遅れた客を係が案内して通って行くもんだから、すごく気が散って興ざめだった。最近のコンサートでは、演奏中は遅れた客はその演奏が終わるまでは入れないものだろうに、それも1回どころか3~4回はあったし、その客にヒソヒソ声とはいえ席の位置を説明したり、さらには係員自体が席がわからずウロウロしていたのは、どうしようもないな。

それから、先般のキース・ジャレットのソロコンサートで有名になった大阪の観客のマナーの悪さも遺憾なく発揮されていた。前半のデュオは緊張感とともにみんな我慢していたが、後半になると、咳はするわ、くしゃみはするわ、鼻はすするわ、ものは落とすわ、まぁ、なんというか、これが大阪。

それと、僕の斜め前、左の方に拍手オジサンがいて、ストリングの音が鳴り終わらないうちに拍手をしだすし、どの演奏でも最初にそこから拍手が聞こえて、つられて周囲も拍手しだすという具合だった。

まぁ、今回の演奏メンバーはそういうことには頓着しない方々なようなので演奏に影響はなかったようだが、これもコンサートの醍醐味として楽しむゆとりを持とうということかね?

それが、大阪、おおさか、オーサカ。

日本公演の最後を飾るにふさわしかったかどうか、お二人におたずねしたいところだね。

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最近の音楽事情 その2

19日以来、更新していない、ということは10日ぶりだ。

そのあたりにあったことというと、14日の土曜日は、稲美にある喫茶店「花の樹」にオルガンライブを聴きに行っていた。

Aimg_39919月の高砂万灯祭で共演をお願いした方の、いわゆる「投げ銭ライブ」で、飛び込み参加もOKということだけど、僕は何もせず聴くだけ。

バッハかなにかのカンタータを歌った人と、若いヴァイオリニストが参加していた。

どちらも素人とは思えないかなりなレベルだったので、素人ではないかもしれない。リクエストもさらさらと弾いてしまうのは、音感がきっちりしているからだろうな、うらやましい限りだ。

ほんの少しだけど、オルガニストの演奏が聞ける音源があった。

万灯祭打合せに行ったことは前回に書いた。8月17日がリハーサルに決まったんだけど、この日は14時~16時まで佐藤先生の「華麗なるマリンバの響きVol.21」と重なってしまっているので、終了後にかけつけることになりそう。

リハ参加は夕方から夜になるけど、オルガンの方は家庭もあるから、遅くまではできないかもしれない。今のところ、リハはこの日の音合せだけ。

いい加減といわれると反論できないけど、去年と同じメンバーだし、セッションもわりと経験してきたので、あんまり合わせなくてもなんとかなるだろう。というか、特にアレンジがあるわけでもないから、何度もやるときっとダレてしまうと思うんだな。

最初はウケ狙いとかも考えたんだけど、ウケそうなのはだれでも知っているから、失敗したりダサい演奏になるとウケどころかシラケるので、やっぱり自分がやりたくてやれそうな、というところに落ち着くかな。

Aimg_401621日は、月例の加古川でのセッション。今回は何をやろうかというか、だんだんとネタがなくなって困ったんだけど、前からやってみたかった"God Bless The Child"、それから万灯祭での予定曲の"Comin' Home Baby (Gm)"で、どちらも、まぁまぁの出来だったか。

FBには英語で書いたんだけど、最初は数人しかいなかったのが、時間とともにどんどんとやってきて大人数だった。だからみなさんが終わるまでずいぶんと時間がかかって、あとは"Blue Monk"、それからギタリストの弾くイパネマに参加。

イパネマはブリッジが面倒と思っていたけど、今回はそれほど気にならなかった。といってもコードトーンとスケールのそれらしい音でつないでいったんだけど、そういうのも以前よりも抵抗が少なくなったし、やっぱりボサノヴァが性に合ってるなぁ、と一人で悦に入っていたけど、そういう時は案外とひとりよがりになったりするから、気をつけないといけない。

う~む、そうなると万灯祭でもボサノヴァを入れたいところだ。

今回、また小学生ピアニストが参加。確かにすごいなとは思うものの、"Blue Monk"では僕は楽譜通りのごくシンプルなコードでペンスケ主体のソロをしていたんだけど、それにジャズのワンパターンブルースの伴奏がついてきたのは少々興ざめだった。

大体が、8小節目にVI7を入れて、9,10小節のドミナントのところにIIm7、V7というのはペンスケベースのソロには合わないし、Blue Monkの楽譜にはそんなコードは書いていない。大体が僕はこのコード進行があんまり好きではない。さらに最後はテンポを落としてブルージーに終わろうとしたら、do,mi~fa,fi,sol,la,ti,doなんてワンパターンのエンディングをやられたもんだから、Blue Monkがお笑いみたいになってしまった。

彼もちょっとパターンを覚えすぎというか、ソロばかりでテーマの雰囲気を考えていないような気がして、このままでは早晩、行き詰まるんではないかと思ってしまったが、8月末にはソロライブ(プロのベース、ドラムつき)をやるらしい。周囲がちやほやし過ぎじゃないかなぁ。

そうそう、今回はノコギリプレイヤーが参加。実際に見た(聴いた)のは初めてだ。Londonderry Airとなんだっけ、まぁ、テーマだけ2曲だった。ちょっと音程とリズムが怪しかったけど、楽しい演奏だった。持ってきた楽譜がメロディーだけなもんで、伴奏したハウスバンドの人たちが苦労していた。でもそれなりにやってしまうのがプロだね。

あ~、そうだ、電源を買ったもののMalletKATは結局、相変わらず触ってなくて、ヴィブラフォンやギターばかり弾いているなぁ。

そうそう、ヴィブラフォンのマレットさばきによいという話を聞いたので、ドラムスティックの練習を始めた。これはフレームドラムの練習をした後はマレットの動きが軽い気がしたのも後押ししてるんだけど、そのためにサイレントの練習台まで買ってしまったのだ、まぁ、適当な価格で買いやすかったし。

で、YouTubeで色々と探しては練習しようと思っている。たとえば、こんなの。ただし、あくまでヴィブラフォンのための練習です。

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2014/06/19

MalletKAT電池駆動へ

今日は、9月の高砂万灯祭の打合せ。

"Comin' Home Baby"を一緒にやるサックスの人は別のバンドのレギュラーで、8月は毎週練習するらしいので、そこに顔をだそうかと思うのだが、場所がそれほど広くないみたいな。

それに毎回ヴィブラフォン本体を持ち運ぶのも大変だということもあり、さらには最寄り駅近くにある「螺旋階段昇る」でのセッションにも参加してみよかなどといろいろ考えると、ここは最近は眠った状態だったMalletKATの出番ではないか。

持ち運びということのついでに、せっかくアンプは電池駆動のRolandMOBILE CUBEを買ってあるのだから、本体もAC電源がなくてもどこでも音がなるようにできないかと思っていたら、以前にも参考にしていた、MalletKATを活用されているプロ(たぶん)の方が、バッテリー駆動の記事を書いておられた。こういう情報は、極めてマイナーな楽器だけに貴重でありがたい。

パワーゴリラというのが使えるらしい。

Pgということで、電池駆動を考えてみようと思うのだが、どうもこういうのは弱いんで判断がむずかしい。それに決して安くはない。

ここは思案のしどころ、と思いつつ価格を検索してみたら、楽天のApple専門店Kitcutで期間&数量限定割引価格で販売していたので、毎度のことながら衝動的にポチってしまった。

他の通常価格より5000円以上安かったから、まぁ、いいか。他にも使えるらしいし。

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2014/06/08

最近の身の回り音楽事情

昨年に続いて、9月の高砂万灯祭に東播ジャズ倶楽部から出演することになった。

なった、というよりは希望者募集に手を上げたということだ。

だから、準備をしなきゃならない、といっても共演者がいないとどうにもならないが、残念ながらこれという人脈がない。

昨年、共演してくださったオルガニストとヴォーカル一名、それに別バンドで出演予定のアルトサックス、これだけが今のところのメンバー。オルガニストは、ほぼプロ。

アルトの人とは以前から、サンボーンとマイニエリの共演盤にある、Comin' Home Babyがやりたいね、なんてコメントをFBで交わしていたので、これは決定。なんとも懐かしい曲だ。

この映像はマイニエリ参加ではないライブだが、CDよりこっちの方がよいかな。CDでは途中のEmからGmへの転調はない。

途中でヴィブラフォンの音がしたんで、あれっと思ったら、キーボードだった。

改めてわかったんだけど、こういうブルースで使う音は基本的に、EmだったらE、G、A、B、D、つまりは平行調のGmajの四七抜きというかペンタトニック、それにフラット5のBbだけで演奏した方がそれらしくなるということだ。

もちろん、ジャズっぽくというと、それ以外の音を使った方がいいんだろうけど、サブドミナントでも、コード音のCなんか使うとちょっと方向がずれてしまう感じがする。まぁ、ずれたらずれたで、そっち方面へいけばいいんだろうけど。

Matsurrika2で、他にいい曲はなんかないかなぁ、とか練習しなければぁ、とかいいつつ、今日は図書館へ行って「マツリカ・マハリタ/相沢沙呼」と「恋しくて/村上春樹」を借りてきただけで一日が暮れる。

若干の練習はしたけどね。

以前に書いたことがある、Ted Wolff氏のサイトが更新されていて、ヴィブラフォン用の楽譜が追加されていたので、この模範演奏を聴いたり、楽譜を印刷して弾いてみたりはしていた。

※2019.10.2:Ted Wolf氏のサイトはいつの間にかなくなっていました。

エリントンの"Do Nothing Till You Hear From Me"という長ったらしい題名の曲なんかいいかなと思ったり。

※2019.10.2:楽譜は以前はリンク先でDLできたけど、サイト自体がなくなったので、今はできません。

Aimg_3879_2この曲は先月、スカーレットの小鳥での、加古川出身でNYで活動されている、山本 祐介さん(vib)のライブで共演されていた、藤井 美智さん(tp)のCDにも入っていて、結構気に入っている。藤井さんは、演奏の姿が美しいんだね。もちろん美人ということもあるけど、とにかく演奏姿に見惚れてしまったという経験は初めてだ。

それから、これは全然演奏しようなんて思わない曲だけど、Methenyの"Nacada"なんかがコード進行が普通じゃなくて面白い。まぁ、いかにもメセニーッて感じだけど。

※2019.10.2:これも以前は楽譜はリンク先でDLできたけど、今はできません。

Tedさんの演奏では全然知らない曲だと思ってたんだけど、YouTubeで検索したら、なんのことはない、ECM時代にGary Burton Quartetが演奏しているおなじみの曲だった。雰囲気が違うのでわからんかった、というか記憶力減退か。

※2019.10.2:ECMのアルバムはすべて削除されるか、プレミアム会員のみのようで、閲覧できなくなっていました。
その代わりというか、Ted Wolf氏の演奏があったので差し替えました。

こういうひねくれたコード進行は以前だと、とっかかりもなくて弾いてみようという気も起きなかったけど、最近はあまり抵抗がなくなった、といっても弾けるという意味ではないけど。

でもこういうのも、やってみたいところではありますねぇ。

しかし万灯祭、ベースはオルガニストが足で弾いてくれはると思うけど、ドラムがいるかなぁ。

うんと勉強して、MalletKATの機能を活かせば、ドラムのループってのも可能なんだろうけど、どうしたらいいかわからん。あ~、MalletKATも眠ったままだ。

さて、クラシックギターとフレームドラムは、ボチボチと練習している。

FBには書いたけど、谷口はるひさんの「フレームドラム初めて講座」というのをやっている、と言っても内容は本当に入門だけだけど、まぁ、僕のレベルではこの辺りからやるのがちょうどよい。

この講座や、以前から持っている教則本には、Balladiというリズムが載っていて、これがアラブ系の基本のリズムらしいんだけど、なんか単調なだけでよく分からなかったのだけど、たまたまFacebookでシェアされていた、Michigan Arab Orchestraの演奏でやっと感じがわかった。ドーン・タ・ドン・タ、というリズムが基本だけど、かなり色々なパターンがあるみたいだ。

しかしこの演奏をみていると、各演奏者が順番にソロをまわしているのは即興のように思えるところは、ジャズの演奏に似ていそうだ。

フレームドラムの講座で谷口さんがいわれているんだけど、世界的にはリズム、メロディーだけで、ハーモニーのない音楽が圧倒的に多く、その分、リズムと旋律(旋法)は西洋音楽以上に多彩で複雑なのだそうで、その代表が、アラブからインド辺りの音楽ということらしい。

この演奏でも、12音階にはまらない微分音とか中間音程といわれる旋法が使われている、でしょう?

こちらは違うパターンのBalladi。演奏している大久保氏の教則本を使っていたんだけど、どうも初心者にはちょっとわかりにくくて、練習を続けるのがむずかしいところがある。

えーと、ギターはFBに書いたんだけど、神戸元町のロッコーマンで新しいのを買ってそれをもっぱら弾いている。古いのは処分しなきゃならないが、傷だらけでフレット音痴だから引き取ってもらえるかしらん?

実は、ギターもセッション用にエレアコかスチール弦のものがほしいなぁ、なんて思うこの頃であります。

長々と読んでくれた方、ありがとうございます。

以上が最近の僕の音楽事情でありました。

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マツリカ・マジョリタ

図書館で

つい目がいってしまった

Matsurrika目についたらもう手に取るしかない

、というような表紙か?

といいつつ、とりあえず立ち読みしてみた

う~む?

頼りない男子高校生が主人公の、学園モノ、 ミステリー、コミカル、ナンセンス、ファンタジー、etc、etc、、、

でもまぁ、こういうストーリーのコミックは、 「きまぐれオレンジ☆ロード」以来、嫌いではないが、 小説は初めてだ ということで、とりあえず借りてしまった

しかしこの表紙

やっぱりそういう人物登場

プラスもう一人、

典型的、お決まり&ありえない舞台設定

ここまで強引だと、無理無理、不可思議とか思わず、文句もいわず読んでしまった

ミステリーは苦手 というか、およそ推理しないから、なりゆきのまま、 おぉ、そうだったんですか ならまだいいが、それさえ考えずに読む

だから普段読んでいるタイプの本にくらべると格段に早く読めてしまった

ということで、今日は 続編の「マツリカ・マハリタ」を借りてきた

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