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2016/01/23

Voyage-ジャズフリーペーパー その4

この30日にVoyageの編集委員会があるので、なんとかまとめておかないといけないんだけど、全然できてない。

とりあえず以前にケペル木村さんのラジオ放送を簡単にまとめていたので、リンク。

Airto Moreira/CD鑑賞会

Airto Moreira

アイルト、エアート、アイアート

人によって、あるいは時代によって色々と読みが違ってどれが本当なのかわからないが、ブラジルならアイルトが一番近いのかな。Chick Coreaは期間限定のオンラインセミナーでアイアートウ(toではなくて、tow)というように発音していた。ま、どれでもいいか。

もう一度、アルバム(CD版 Seeds on the ground)に戻って聴き直していたが、やはり前半のSeeds on the ground部分は今ひとつ退屈だ。60年代後半からの傾向だろうと思うけど、フリー、当時の前衛的あるいは実験的な曲が多い。ここでいう「フリー」は当時のフリージャズ風ということで、その後にでたAirtoのアルバム「Free」のことではないよ。

後半のNatural Feelings部分は9曲中、リズムがはっきりして美しい、あるいは楽しい、あるいは言い方は悪いが分かりやすいメロディーが8曲で、フリーナンバーは1曲だけ、全体としてよくまとまったアルバムになっている。

一方で、Seeds on the groundは7曲のうちシンプルに楽しめるのは2~3曲くらいで、あとはフリーがかってたりダルかったりだし、なんかまとまりがない。やはり以前に書いたように、Natural Feelingsの録音時の残りをアルバムにしたんじゃないかと勘ぐりたくなる。

あるいは色々と録音していたうちのわりと耳馴染みのよさそうな曲ばかりを選んで1作目として発売(1970)して様子見してから、マイルス、WR、RTF等で売れ出したので続いて実験色の強いテイクのアルバムとして二作目(1971)を編集したのかもしれない。

個人的な見解としては、日本でもSeeds on the groundでなく、Natural Feelingsの方を出して欲しかったところだけどね。

なんてなことは書いてもしようがないんだけど、なんとNatural Feelingsがフル・アルバムでアップされていたので、貼り付けておこう。論より証拠、どうぞお楽しみください。僕が持っているのがこの画面に出てくるLPだが、僕の方が保存状態はずっとよさそうだ。

アメリカ人はベースのロン・カーターだけで、なおかつ実に地味にしっかりと支える演奏に徹しているので、後のアルバムFreeなどに比べるとアメリカン・ジャズの影響が薄くて、おそらくは当時のブラジルのジャズやポップに近い姿なんじゃないかと僕は思う・・・、しらんけど(^_^;)。4曲めのBebeが白眉、最後のLiambaも旋律が美しい。

面倒な方は、17:54から始まるBebeだけでも聴いてください。

1 - Aluê
2 - Xibaba (She-ba-ba)
3 - Terror
4 - Bebê
5 - Andei
6 - Mixing
7 - The Tunnel
8 - Frevo
9 - Liamba

 

とりあえず、今まで書いたテキストだけ取り出してプリントアウトして全体を見た方がよいかなぁ。やれやれ。

全然関係ないけど、David Friedmanのソロがあったので埋め込み。

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