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2016/05/28

さまよえる Vibe人

いつもGig(セッションともいう)に行っていたスカーレットの小鳥さんが閉店してしまって、さて、どうしようかというところ。

で、まぁ、あちこちにセッションしているところはあるのはあるんだけど、気軽にヴィブラフォンを担いでいけるところがないので、今日はとにかく一番近くの駅前にある青空堂(せいてんどう)に行ってみることにした。

Seitendo1以前にも書いたけどここは狭いらせん階段を歩いて登らないといけない2階なので、今日は手軽なMallteKATを持ってでかけることにした。

実は以前に一度行ったことはあって、その時は買ったばかりのエレガットを持って行ったんだけど、なんかもう一つだった・・・、というのは自分の腕前の問題なんだけどね(^_^;)。

写真は青空堂のサイトからいただいたもので、背中を見せてギター抱えているのが僕だ。このときはオルガンの井渕さんがトラでホステスに入っていたので急遽行くことにしたのだった。ファンだからね(^_^)v。

第2、4土曜日の夜にGigしているのと、レギュラーのホストバンドが小鳥さんのピアノトリオメンバーそのままで同じだから気安いのだ。

それに自宅最寄り駅のすぐ近くで、車で10分もあれば着ける。夕方は途中の2号線を横切る道が混んでる可能性はあるんだけど、それでも15分もあれば着くだろう。

MallteKATもヴィブラフォンとは色々と使い勝手が違うので実践で使わないとわからないから、これからはちょくちょく持ちだしていこうと思う。

それから東播ジャズ倶楽部のメンバーがホストをしているキャロルというお店が加古川にあることを最近になって知った。場所は小鳥さんからさらに南の方に下った辺りだ。

キャロルは一階で楽器も持ち込みやすいらしいけど、Gigは第2日曜ということで今月はもう過ぎてしまったし来月はちょっと所用で行けないので、行くとしても7月だな。

あとは押部谷にあるSwingVilleで、以前にジャズフリーペーパーのVoyageを置いてもらいに行ったことがある。

ここは一階だから楽器持ち込みも可能だけど、場所がちょっと不便なのと狭いのでヴィブラフォンを置けるだけのスペースがあるかどうか。それとGigは第4土曜なので、青空堂とかぶってしまうのだ。

ま、ぼちぼちですわ。

さて、もう少ししたらでかけようか。

近いと気楽だね。

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2016/05/25

鳴くのをやめた小鳥さん

スカーレットの小鳥さんがライブを止めるという話を4月20日に書いたのだが、薄々恐れていたことながら、同時に閉店となってしまった。

詳しい事情までは知らないが、経営難でというわけではなくて別の事情ということだ。しかしそれは部外者の僕がここでとやかくいうべきことでもない。残念だが仕方がない。

Adsc_00105月初旬に行ったライブのときに、実はお店を閉めることになったということは聞いていたので、閉店前日の土曜にランチを食べに行ってゆっくり時間を過ごし、名物のホットケーキセットもいただいて、マスターと短時間ながら歓談し、また最後にはおかみさんともご挨拶をしてこれたのがなによりだった。

Adsc_0001思い起こせば、なんていうほどのものではないが、2012年の11月、ちょうど定年になった年に赤松さんのライブを聴きに行ったのがきっかけとなって、それからこの4月の最後のセッションまで毎月のようにヴィブラフォンをかついでセッションに行ったり、また色々なライブも楽しんでこれたのは、ひとえにこのお店があったおかげだ。

赤松敏弘 & Overseas Mission in 加古川

加古川でギグ

Adsc_0006心配していたドラムセットとピアノは閉店前に買い手がついたとのことで、これも日頃から演奏家を大事にしてきたお店だからこそのことだろう。

4月のセッションが小鳥さんでの最後になってしまったということなのだが、その際には「次回のセッションは5月21日第三土曜」と案内されていたので、まだ閉店する予定ではなかったわけで、ずいぶんと急な話だったんだなぁ。

Adsc_0012平均すればたぶん一月に一回以上、ライブやセッションに通っていたはずの馴染みのお店がなくなるのはずいぶんと淋しいが、このお店と赤松さんのライブがなければ、その後の音楽を通じての様々な人との出会いや経験もなかったと思うと、感謝の気持ちで一杯だ。

これは昨年10月の、赤松敏弘-宮下博行ライブの模様(このBlogでは画面右側が切れてしまっているので、できればYouTubeサイトでご覧ください)だが、よく聴いていると小鳥の鳴き声がするのがわかる。これが入口近くにいる「スカーレットの小鳥」、つまり朱色のカナリアの鳴き声だが、しまった、小鳥さんの写真を撮るのを忘れてたなぁ。

マスターによると、よい演奏があると盛んに鳴くのだそうで、赤松さんが名づけて「カナリアン・ジャッヂ」。実際、赤松さんのソロでは実に絶妙のタイミングで鳴き声が入ったのだった。お店の素晴らしさについてはこのリンク先で赤松さんが実に的確に書かれています。

僕のカホンの先生も小鳥さんのことは知っていて、また閉店の噂も聞いていて、この辺りのプレイヤーたちのメッカになってたような話をされていたので、やがては「かつて加古川にあった伝説の店、スカーレットの小鳥」ということになるに違いないが、その多くの時間を共有できたことはとても幸せなことだったと思う。

スカーレットの小鳥さん、マスター、おかみさん、そしてその出会いを作ってくれた赤松さんとそのライブを企画してくれた東播ジャズ倶楽部のしろくまさんに、もう一度感謝したい。

それからもう一つ、高校の同級生である山村君の運営する芦屋の山村サロンもこの8月で閉館するとのこと。ただしこちらはもともとの人生設計に織り込み済みの閉館ということなので、ずっと前向きなもののようだ。

閉館に際して、神戸新聞、毎日新聞、サンテレビの取材、報道があったそうで、僕にとっては昔懐かし同級生でしかないのだが、有名人だったんだと改めて見なおした次第。

最近になって知ったことだが、阪神淡路大震災のあと、作家の小田実氏と運動を展開して被災者再建支援法を成立させた立役者であり、その拠点が山村サロンだったのだそうだ。

以前に、ジャズフリーペーパーVoyageを置いてもらうためにサロンを訪問してしばらく話し込んだことがあって、その時にも語っていたことなどを神戸新聞のサイトから引用しておこう。

大学時代、恩師の教授に「人生の最初の30年は自分の訓練、次の30年は社会のために働く時期」と教わった。サロンが30周年を迎えることから、区切りを付けようと決心。

今後は、自己表現を追求するつもりだ。  数年前から演劇活動を続けており、20、30代に親しんだ詩作も再開する。「精神を集中させて取り組みたい」と、新たなステップを見据える。

僕が定年後に音楽活動(といえるほどのもんではないけど)を再開したことを話したときに、人生はちょうど30年区切りなんだよとこの恩師の話をしてくれたのだったが、まぁ、彼とはスケールが違いすぎるね(^_^;)。

さて、他にもなんかあったんだけどな、忘れてしまったが、スカーレットの小鳥さんが次の止まり木を目指して旅立ったように、また山村君の次の30年を見習って・・・、、、まぁ、ぼちぼちでんな(^_^;)。

スカーレットの小鳥さん、ありがとう、バイバイ!

当店は、2016年5月15日をもちまして閉店いたしました。 2011年2月2日に開店以来、止まり木に停まっておりましたスカーレットの小鳥も、次ぎの止まり木を目指して旅立ちました。 5年余りという短い期間ではございましたが、皆様の記憶の片隅に残るような店であれたなら幸いでございます。......旅立ちます、バイバイ!

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2016/05/05

Voyage-ジャズフリーペーパー その6

ジャズフリーペーパー"Voyage"第三号、発行予定は今頃だったはずだけど、色々な事情があって(単に遅れているだけかも)、まだ発行に至らない。

発行に関しては、編集長や東播ジャズ倶楽部会長におまかせなので待っているしかないが、自分の担当原稿は2月初旬にはすでに仕上げて送っている。ずいぶん時間が経ってしまったけど今回でこのタイトルは終わり、まとめです。

原稿案がなかなかまとまらないとウダウダとここに書いていたのは年末年始~1月下旬のことだった。

Airto Moreiraの処女作"Natural Feelings"をとりあげることだけは決まっていたけど、それをどういう方向から肉付けしていくのか、一向にまとまらなかったのだ。

Natural Feelingsについてはブログを始めたころに取り上げている、というのは以前にも書いた。

Natural Feelings/Buddah Records

題材であるアルバムのリーダー Airtoの周辺ということで、Weather Report、Return to Foreverはいわずもがな、今更ながらに当時のマイルスのCDを集めてみたり、黒人音楽における中南米と北米の違いに思いを馳せて(そんな大層なもんじゃないけど)中南米の音源をYouTubeで探してみたり、我ながら壮大なことを考えたり(妄想というべきかも)していた。

ケペル木村氏がラジオの中南米音楽番組で断片的ながら紹介されていた、Airtoがまだブラジルにいた頃のグループ"Quarteto Novo"の音源もYouTubeで見つけたが、YouTubeでは飽きたらずにCDを検索して購入もした。これはなかなかよいです。

しかし悩みの一つは、結局のところ1970年ころの昔話じゃないかということだった。

前回は初めての寄稿だから、ジャズロックの昔話でもよかったかもしれないが、また同じ頃の昔話ではあまりに芸がないというだけでなく、今の時代と折り合いをつけなければ、年寄りの繰り言に変わりがないじゃないか、そんなもんをフリーペーパーとはいえども公共の場に出すのはどうなん? 若い世代はそんなもん読んでくれたとしても、またかで終わりそうだしね。

Aimg_1668まぁ、そんなこんなで前回の「Voyage-ジャズフリーペーパー その5」でとりあえずタイトル考えたらと羅列していたわけだけど、その後にふっと「ブラジリアンリズムの楽しみ」というタイトルが浮かんだら、何故か、「あ、これで書ける」と思った、というより「わかった」と言った方がよいかもしれない。

こういうこともあるものだと我ながら不思議な気がしたが、書き出したらあっという間、それまでの迷いはなんだったかというくらいに呆気なく書き終わった。

たぶん、それまでの迷いが色々と頭のなかで熟成されてか腐敗してかなんかわからんけど、それが「ブラジリアンリズムの楽しみ」というキーワードで一気に整理されたんじゃないかしらん・・・、自分のことながらわからんけど。

で、何を書いたかってのは、Voyage発行のお楽しみだけど、マイルスなんかは書かれたものが一杯あるだろうし(ほとんど読んだことないけど)、やっぱり手に負えないから名前を出す程度にした。

1970年前後にブラジルのパーカッショニストがやたらと活動しだすのは自分がその時代を過ごしたからよくわかっているので、そこでAirtoがキーパーソンとなっている、みたいな~、そして彼の初リーダーアルバムがNatural Feelingsだ、みたいな~、でまとめました。結局は昔話になってしまったけど、ま、いいか、ということで。

乞うご期待!?

しかし編集委員会も最近は開かれてないし、どうなるんだろう?

ついでに関連トピックスとして、その1~その5のリンクを貼っておきます。1970年前後のことをウダウダ書いてます。上の写真で男の子の絵があるジャケットは「その3」で書いたMilton NascimentoのLPです。

関連トピックス

Voyage-ジャズフリーペーパー その1
Voyage-ジャズフリーペーパー その2
Voyage-ジャズフリーペーパー その3
Voyage-ジャズフリーペーパー その4
Voyage-ジャズフリーペーパー その5

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