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2016/05/05

Voyage-ジャズフリーペーパー その6

ジャズフリーペーパー"Voyage"第三号、発行予定は今頃だったはずだけど、色々な事情があって(単に遅れているだけかも)、まだ発行に至らない。

発行に関しては、編集長や東播ジャズ倶楽部会長におまかせなので待っているしかないが、自分の担当原稿は2月初旬にはすでに仕上げて送っている。ずいぶん時間が経ってしまったけど今回でこのタイトルは終わり、まとめです。

原稿案がなかなかまとまらないとウダウダとここに書いていたのは年末年始~1月下旬のことだった。

Airto Moreiraの処女作"Natural Feelings"をとりあげることだけは決まっていたけど、それをどういう方向から肉付けしていくのか、一向にまとまらなかったのだ。

Natural Feelingsについてはブログを始めたころに取り上げている、というのは以前にも書いた。

Natural Feelings/Buddah Records

題材であるアルバムのリーダー Airtoの周辺ということで、Weather Report、Return to Foreverはいわずもがな、今更ながらに当時のマイルスのCDを集めてみたり、黒人音楽における中南米と北米の違いに思いを馳せて(そんな大層なもんじゃないけど)中南米の音源をYouTubeで探してみたり、我ながら壮大なことを考えたり(妄想というべきかも)していた。

ケペル木村氏がラジオの中南米音楽番組で断片的ながら紹介されていた、Airtoがまだブラジルにいた頃のグループ"Quarteto Novo"の音源もYouTubeで見つけたが、YouTubeでは飽きたらずにCDを検索して購入もした。これはなかなかよいです。

しかし悩みの一つは、結局のところ1970年ころの昔話じゃないかということだった。

前回は初めての寄稿だから、ジャズロックの昔話でもよかったかもしれないが、また同じ頃の昔話ではあまりに芸がないというだけでなく、今の時代と折り合いをつけなければ、年寄りの繰り言に変わりがないじゃないか、そんなもんをフリーペーパーとはいえども公共の場に出すのはどうなん? 若い世代はそんなもん読んでくれたとしても、またかで終わりそうだしね。

Aimg_1668まぁ、そんなこんなで前回の「Voyage-ジャズフリーペーパー その5」でとりあえずタイトル考えたらと羅列していたわけだけど、その後にふっと「ブラジリアンリズムの楽しみ」というタイトルが浮かんだら、何故か、「あ、これで書ける」と思った、というより「わかった」と言った方がよいかもしれない。

こういうこともあるものだと我ながら不思議な気がしたが、書き出したらあっという間、それまでの迷いはなんだったかというくらいに呆気なく書き終わった。

たぶん、それまでの迷いが色々と頭のなかで熟成されてか腐敗してかなんかわからんけど、それが「ブラジリアンリズムの楽しみ」というキーワードで一気に整理されたんじゃないかしらん・・・、自分のことながらわからんけど。

で、何を書いたかってのは、Voyage発行のお楽しみだけど、マイルスなんかは書かれたものが一杯あるだろうし(ほとんど読んだことないけど)、やっぱり手に負えないから名前を出す程度にした。

1970年前後にブラジルのパーカッショニストがやたらと活動しだすのは自分がその時代を過ごしたからよくわかっているので、そこでAirtoがキーパーソンとなっている、みたいな~、そして彼の初リーダーアルバムがNatural Feelingsだ、みたいな~、でまとめました。結局は昔話になってしまったけど、ま、いいか、ということで。

乞うご期待!?

しかし編集委員会も最近は開かれてないし、どうなるんだろう?

ついでに関連トピックスとして、その1~その5のリンクを貼っておきます。1970年前後のことをウダウダ書いてます。上の写真で男の子の絵があるジャケットは「その3」で書いたMilton NascimentoのLPです。

関連トピックス

Voyage-ジャズフリーペーパー その1
Voyage-ジャズフリーペーパー その2
Voyage-ジャズフリーペーパー その3
Voyage-ジャズフリーペーパー その4
Voyage-ジャズフリーペーパー その5

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コメント

タイトルは大事ですね。特に方針が決まっていない時にはね。私のblogだったら「ブラジリアン・リズムで悩む」にしちゃうところですが、これはつまり「concerns about …」という意味なのです。

ちなみにmixiでは「新聞小説の楽しみ」というコミュを主催していたりします。これはやはり「~で悩む」とはできませんでした。

投稿: PicksClicks | 2016/05/08 09:11

Quarteto NovoはTamba 4と通ずるところがありますね。同時代のブラジル音楽だから当たり前ですが。

Tamba3や4も絡めたらどうかとか色々題材はあったんですが、結局ごちゃごちゃしてくるし字数も限られるので、一気に削ってシンプルにまとめました。

mixiはもう全然活動してないです。たまにメールでお知らせが来るので、気が向いたときにマイミクさんの日記を少し覗く程度になってしまいました。

投稿: taki | 2016/05/08 20:38

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