たかさご万灯祭2016 ジャズギャラリー
年に一度の晴れ舞台、たかさご万灯祭ジャズギャラリー「東播ジャズ倶楽部」ステージが9月17日に終了した。
今年は幹事役に立候補したので、色々と準備をしてきたけど、まず出演者募集から始まって、PAの依頼やら天候の心配やら、最後までドタバタしながらも、本番はPAもほぼ順調、雨もぱらついただけで降らずで、無事に最後まで終えることが出来た。
準備の苦労は色々あったけど、要するに調整作業に尽きると思う。
出演者の調性、機材の調性、練習場所の調性などなど、これで疲れてしまう人も多いんだろうけど、調整作業は現役時代の仕事の大半みたいなもんだったので、それに比べれば好きな音楽で、なおかつそれでお金を稼ぐわけでもないアマチュアの気軽さや利害関係のなさなど、それほど苦労とも思わなかった。
ただ、ぎりぎりまでPA関係が不透明だったり、台風がきて雨が降って中止になるかも、なんてところでドタバタしてしまった。
しかし、過ぎてしまえばいい思い出だ。
オープニングは尺八とエレガットのデュオという珍しいユニット。尺八の独特な響きとガットギターの音で、ぐっと聴衆をひき付けたと思う。
Fusion系バンドでWinelightを演るというのは以前に書いていたけど、練習中は最後まで演奏できるかさえ危惧された状態だったのに、本番ではどの曲も最後まで無事に終了したので、やってる本人がびっくりしてるくらいだった。といったって、僕は後ろでコードをエレガットで鳴らしてただけだけどね(写真の左外側にいた)。まぁ、内容の巧拙は問うまい・・・(^_^;)。
ヴォーカルのバックは、プロのピアノ、ドラムに、昔取った杵柄のベースで十分だったんだけど、彩りを添える程度でヴィブラフォンで参加した。
突然、ソロを振られたりしてミスしまくったけど、スカーレットの小鳥のセッションでいつもバックをしてくださっていたピアノさんなので、安心して間違えまくった、なんてね。
途中で雨がポツポツと降り出してきたときはどうなることかと思ったけど、それもすぐに止んだのでホッとした。でも鍵盤の上に雨粒が落ちて水玉模様になっていく様子はきれいだったな。(ヴォーカルさんの写真2枚は友人がFacebookにアップしていたもので、全体の様子がわかるしいい感じなので勝手に拝借しました。すんませんm(_ _)m)
さて僕の本番は、"O Grande Amor"、"Crystal Silence"、そしてアルトサックスのゲストを迎えての"The Girl From Ipanema"の3曲だが、ドタバタした中での自分のステージで焦りがあったのか、O Grande Amorではリズムが狂うという悪い癖が今回も出てしまって、ずれたのを修正しつつの拙い演奏になってしまった。
バックにはヴォーカルのときのドラム&ベースに、ジャズ初心者ながら聞いた曲はほぼほとんど弾いてしまうという耳の良いピアニストで、しっかりしたバックだったのに申し訳ない出来だった。
Crystal Silenceは、まぁ、何とかこなせたかな~、ということで音だけアップしておこう。会場は露店の出ている商店街横なので、観客はたくさんきてくださるけどかなり騒々しい。
「crystal_silence2016.mp3」をダウンロード
聴き直してみると、これでもフレーズの間を結構とったつもりだけど、まだまだ間をもたせて演奏することができてない気がする。これは多分、ソロの時にリズムが前に出て狂ってしまう癖と根は同じなんではないかしらん、といのが今回の収穫かな。
最後のトリを務めてくださった、加古川出身で東京で活動されている、MARKAさんの歌(伴奏YUKAさん、ユニット名 ラポア)の映像をアップします。
歌われたのはいずれもオリジナルで、とても素敵な時間でした。
ついでなんで、Facebookに投稿した記事をそのまま貼り付けておこう。
Jazz Gallery of the Takasago Manto Festival finished successfully last night. Said rainfall did only a few moment while I was playing the vibraphone behind a female singer. This is the first time to see rain drops falling on the bars of the vibraphone. It was of course not a good moment for the instrument but also a beautiful moment seeing rain drops falling on the bars.
17日の万灯祭ジャズギャラリー東播ジャズ倶楽部ステージは、危惧された雨もほんのひと時パラついただけで大成功でした。今年は僕が幹事(またはリーダー?)として進めてきたものの、なんやかや要領悪くて最後までドタバタ、その上に雨の心配で万灯祭の開催も危ぶまれた中でのステージだっただけに、終わって本当に一安心、ホッとしております。
オープニング:尺八とギターのデュオ
LJQプラス 3管+リズム隊、フュージョン系、かな?
ギターで参加
女性ヴォーカル2名+ピアノトリオ+私
Taki's G
ラポア 東京から来てくださった、ヴォーカルとピアノのユニット
フィナーレ全員セッション Route 66デュオから始まりデュオで終わる、ちょっと今までにないライブでした 自分の演奏は、いいところもあったかも、反省すべき点は 多々あり・・・、なんやいつもの通りやないか(^_^;)。
東播ジャズ倶楽部の面々だけでなく天にも助けられての、3時間におよぶ盛況なライブでした。
ということで、やっと一息つけるか、というとそうでもなくて、サボリ気味だったスティックのレッスンの練習を毎日続けないといけないし、10月には丹波のアートクラフトフェアでまた、ポルタティーフオルガンと共演、といっても遊びではあるんだけど、ギター伴奏の準備もしとかなきゃならないし、その後はジャズフリーペーパーVoyageの来年号の準備、つまりはネタを探さないといけないし、ほったらかしのイタリア旅行記も書かないといけないし、まぁ、休んでる暇はなさそうな。
しかしなんだね、ステージが始まるまでの時間に、他のステージで出演するプロの方々が立ち寄ってくれて話をしていったりしたんだけど、そんなときは何だか自分も一端のミュージシャンになったような気がして、ちょっといい気分だった・・・、気分だけで実力が伴ってないけど(^_^;)。
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