イタリア旅行記-10 ナポリ帰還
早朝にナポリを発って、晴天続きの観光後の帰路は豪雨の断崖をひた走るバスで眠ってしまったので、その間の記憶はないが、ナポリに帰着してみればやや曇天ながら雨は降っておらず。まことに天気には恵まれている。
噴水前を通過。ナポリの噴水で検索してみたら、これはトリエステ・エ・トレント広場の噴水だ。
地図で印のあるのが噴水で、左手にCastel Nuovo(新城)、そして真南の海に突き出しているところが、これから行くCastel dell'Ovo(卵城)だ。
ストリートビューで見ると、噴水の右後方のシートのかかった建物は王宮のようで、たぶんご多分にもれず修復中なのだろう。
しかし何でも調べられるしストリートビューで確認できるから実に便利(こればっかだけど)。
朝にも通った「新城」前を通過。
車窓からヴェスヴィオ山を望む。
海岸通りでバスを降りたところ。左端に見える四角い建物が卵城の門。
卵城を正面から。
卵城(Castel dell'Ovo)という変わった名前の由来はこちらにあるが、建設は12世紀(リンクの日本語Wikiには11世紀とあるが英文Wikiでは1140年にノルマン人がナポリ征服、建設は12世紀とある)というというから日本は平安時代末期だ。
もう一方の新城(Castel Nuovo)は13世紀に建設され、この卵城と区別するために「新城」と命名された、とはリンク先に書いてある通り。英文の方が詳しいが、卵城は監獄としても使われたとのことで多くの悲劇があったのではないかな。
卵城近くからのナポリ湾の眺め。
卵城の前景。地図から見るとこの先、海の方へかなり張り出しているようだ。
海岸沿いの建物など。中央に停車しているのが乗ってきたバス、だと思う。
卵城にナポリ湾、客船の眺め。青空と海が美しい。
卵城の横にはヨットハーバーがあった。こういうのを見ると、なんやかやいってもヨーロッパ人は豊かな生活してるんだろうな~、なんて思っちゃうね。
卵城への橋。卵城へは入らず海岸沿いを散策して終了。
新城までバスで戻り、夕食のレストランへ行く途中の、バイクだらけの裏道。狭い裏道の多い街中では便利だからだろうけど、やたらとバイクが目についた。
新城近くの、名前もTorattoria Castel Nuovoにて夕食。上に挙げた地図でもよく見ると新城の近くに名前が出ている。
今夕はピッツァ。イタリア人はこれの倍くらいのピッツァを2~3枚は平らげるという話。
デザートは、なんだったっけな。溶けたシャーベットみたいなデザートだった。
トラットリアを出た辺りの風景。ローマとは違ってなんとなく薄汚れた感があるのは観光地というよりは普通の都会の生活臭ってことかな。ここにもスマートが停まってるね。
そこのけそこのけバイクが通る、って、そのくらいは日本でも普通だけど、ローマに劣らずここもやっぱり路上駐車がいっぱい。
海岸まで歩いて戻ると大きな客船が停泊しているのが見えた。
新城前でバスに乗り、ホテルへ帰る・・・これにてイタリア旅行2日目、やっと終了なり。
最後に、ナポリといえばこの歌でしょうというジリオラ・チンクェッティのNapoli Fortuna Mia (邦題:ナポリは恋人)。映画のシーンらしいけど、白黒画面がノスタルジックかな。
この歌が発表されたのが1965年というから僕はまだ小学生の時だ。当時はカンツォーネブームで、伊東ゆかりがサンレモ音楽祭に出たとか話題になっていた。家にも兄が買ってきたドーナツ盤が何枚かあってよく聴いたので、ビートルズやベンチャーズとともにカンツォーネは僕の音楽記憶にしっかりと刻まれている。
夢見る想い(LNon ho l'età)はカタカナのルビがふってある歌詞カードで覚えたので、今でも一緒に歌えるくらいだ・・・、歌わないけど。小学生だから意味もわからず覚えてしまってそれがずっと記憶に残っているのだね。
でもカンツォーネというと南イタリアのイメージだし、後はポンペイ観光して北へ移動するので、これでカンツォーネは終わりかな。
ということで最後にカンツォーネの話で個人的に盛り上がって、結局音楽ネタで終わったのでした。
-イタリア旅行記-11へ続く-
| 固定リンク
コメント
ブログ運営者様
平素より楽しくブログを拝見させていただいております。 私はTrip-Partner社の記事Director範國(ノリクニ)です。 弊社はTrip-Partner(https://trip-partner.jp/ )という新しい海外情報メディアの立ち上げを行っております。 是非、貴ブログのような、海外旅行者にとって内容に富んだ記事を弊社サイトでも投稿して頂きたいと思いまして、ご連絡差し上げました。 報酬としては2000文字程度で2500円を考えております。 もしご興味御座いましたら範國宛(director@trip-partner.jp)にメールを頂くことは叶いますでしょうか?(その際メールにブログのURLを記載いただければ幸いです。 )具体的な依頼内容等について相談させていただきます。
何卒宜しくお願い致します。
範國
投稿: Trip-Partner 範國 | 2019/07/01 19:31
Trip-Partner社、記事Director範國様
Blogを読んでいただいたようでありがとうございます。
残念ながら旅行記は気が向いたときに書いてるだけで、他にやることがいっぱいありすぎて、旅行記事を書く時間などはとてもありませんので、お申し出は辞退させていただきます。あしからずご了承ください。
投稿: taki | 2019/07/03 19:33