Facebookから音楽を~Voyage次号へ向けて
イタリア旅行記はポンペイの手前まで書いたところで、ポンペイは写真が多いので整理に時間がかかるから、一休み。
FBからいくつか、公開せず自分のみでシェアしている気に入った音源をアップしておこう。
ドイツのフレンド、Stephan Kraus氏が参加するグループのFade in~Fade outな演奏。
三連符に乗ったポリリズムがAfrockというタイトルになっているのだろう。
同時にいくつものリズムが演奏され、それぞれに合わせて叩いてみることはできるけど、全体としてどういう譜割なのかはわからない。でも一緒に叩くのは楽しい。
これはどういう経緯だったか忘れたけど、何年か前のシェアから。
ポルトガル出身でオランダ辺りで活動しているらしいMaria Mendezは、Stacy Kentに通じるところがあるかと思うが、Kent同様、ジャズといっていいのかどうか難しいところ。
ジャズフリーペーパーのVoyage次号はジャズヴォーカルからジャズを見てみるというような、これまた大それたことを考えているのだけど、こうしたアメリカ以外の視点というのがちょっとヒントかと思う。
続いてはスペインのかわいこちゃんトランペッター、Andrea Motis。これはワンマンショーの長い映像から切り出した一部だけど、この時はまだ彼女は10代後半だ。
もともとは少女トランペッターとして売り出したはずだけど、最近の映像は歌が圧倒的に多いから、歌手に転向したのかな。
演奏からいえばジャズに違いないのだけど、十代のジャズ・ヴォーカルというのはどうなんだろう。
ジャズというと大人の音楽とか、特にヴォーカルは人生経験がなんとかとかいう人も多いような気がするけど、それこそ子供の頃からジャズを演奏して注目される人もいるし、こんな風に歌もあったりする。
これはジャズではないといい切れるのかどうか、あるいはジャズといっていいのかどうか・・・、という辺りが次回Voyageネタの考えどころではあります・・・、う~ん、まとめられるのかな?
さらにこれはノルウェーのお嬢さん、Angelina Jordanによるヴォーカル。なんとこのとき、8才だそうな。
演奏も歌い方も形態はジャズに違いないけど、ここまで行くとさすがに人生経験云々なんて話自体が成り立たない。
Billie Holidayは今ひとつ馴染んでないというか、僕はそれほど積極的に聴きたい人ではないのだが、こうして聴き比べてみればAngelinaちゃんとの違いは歴然としている。
"さすがに8才では"というネガティブな先入観で聴いてしまうということもあるかもしれないが、歌声だけを聴いていると歌のラインをなぞっているだけに聞こえてしまうのは、声の質があきらかに幼いということも大きいだろう。
まぁ、将来どんな歌手に育つのかお楽しみであります。
一方でインストでは、小さい頃からジャズ演奏というのはマルサリス兄弟とか小曽根真とかそれほど珍しくはない話だし、歌ほどには人生経験がどうこうという話はなさそうだ。
どうやらこのBlogでは話に出してなかったようだが、僕の身近でも明石の中学生ジャズ・ピアニスト兼サキソフォン兼フルート兼ドラムも少しという少年がいる。
2018.5.8:以前に埋め込んでいた映像が閲覧できなくなっていたので、最近の映像に変えました。
全員が高校生という演奏!
2012年の2月に今はなき"スカーレットの小鳥"のセッションで初めてあったときはまだ小学生だったが、今はもうほぼプロといっていいようだ。
ありゃま、最初の映像と全然違う方向へ話がいってすまった、やれやれ。
しかしVoyageネタは難しいのを選んでしまったな~。
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