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2016/12/29

イタリア旅行記-13 ポンペイ-2

ポンペイ遺跡-2。

Map2

カメオショールームDonadio(地図左下マーク)から、Teatro Grande(地図右下線)を経由しForo di Pompei(地図中央下線)手前まで歩いたのが、前回で、今回はそのForo di Pompeiの様子。フォーラム・アット・ポンペイと地図にあるから要するに広場だ。

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広場に入った所。なかなかと体格のよい金髪女性を見るとアメリカ人かと思ってしまうが、何処の方かは知らない。ぼくの何倍もありそうだけど、なんかキュートですね(^_^)。

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広場には当然ながら期間限定のブロンズ展示。真ん中の女性はなんか中近東風なパンツ姿。

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古代遺跡に巨大ブロンズ、各国観光客という構図はなかなかとシュールだ。若い娘たちの短パン姿がまぶしい・・・正直いうと結構女性を意識して写してます。

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ブロンズの背後に静かにベズビオ山を望む。

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ベスビオ山はポンペイから10km程度だそうだ。こうしてみるとそれほど近くはないようにも見えるが非常に大規模な噴火だったということと、ポンペイとの間は何もない平野なので火砕流はあっという間に市街地を襲ったということだ、というのは「ポンペイの壁画展」で上映されていた再現ビデオで見た見聞きかじり。

ポンペイ展での火山活動ビデオは見つからなかったけど、街の様子を再現したアニメがYouTubeあった。これに似た映像も上映されていたような気もするけど、こちらの記事によるとポンペイではなくてエルコラーノ側からみたシミュレーション映像だったらしいから違うみたいだ。ポンペイは火砕流の前の有毒ガスと火山灰でほぼ滅んだらしいから、この映像のようだったのだろう。後半に山頂から左へ流れ落ちていく煙がエルコラーノへの火砕流ではないかと思う。

一夜にして滅んだといってもこの映像のようにある程度時間があったので、Wikiによれば相当数が避難したようだ。

市民の多くが火砕流発生前にローマなどに逃げたが、これら一連の災害により、地震の前には2万人程度いたポンペイ市民の内、何らかの理由で街に留まった者の中から逃げ遅れた者約2千人が犠牲になった。(Wikipedia引用)

ついでながら、映画「ポンペイ」(2014年公開)の噴火シーン(映像は埋め込んでないのでリンク先で見てください)もあって大規模津波が襲うことになっているが、ポンペイ展の展示解説にはそのようなことは書いてなかったし、こちらにあるように大規模な津波が襲っていたらこれほどの遺跡が残るわけはないだろう。映画はあくまでフィクションということはわかるものの、おそらくは東日本大震災を受けての史実とは異なる演出をこんな形でされるのは気分のいいものではない。

BBCの番組もあってこちらはかなり正確なのではないかと思うけど、40分以上もあるのでところどころしか見ていない。

閑話休題。

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静かなるマグリットの世界・・・古代から現代に至る悠久の時の流れに自然の雄大な力を思う・・・などと瞑想に耽ったようなことを今更ながらに書いてみる。

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その実、観光客がうじゃうじゃでごじゃりまする。

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なんだか分からないけど演台のようなものがある。
 公式サイトのガイドによると、アウグストゥスの守護神の神殿(ヴェスパシアヌスの神殿)

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こんな風景の中でじっくりと古代を味わいたい気分・・・、というのも今になって思うことで、とにかく次から次へと歩いて行くし観光客も多いし、そんなゆとりはなかったな~。

-イタリア旅行記-14へ続く-

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2016/12/25

あれもこれもは・・・無理、むり、ムッリ~

今日はクリスマス、といっても日本では実質昨日で終わりだけど、あと1週間で今年も終わり。

今年の初めにはこんなことを書いていた。

昨年のおみくじには「学問 決心が足りない勉学せよ」とありました。それだからというわけでもないですが、5月からカホンのレッスンに通い始めました。 今年のおみくじはそれと呼応するように「学問 努力すればよろし」になっていましたので、仰せの通り努力しましょう(^_^;)。

Adsc_0762_2 努力したかどうかとういうとかなり疑問はあるけど、それなりに進んでいるから、まぁ、いいんじゃないかと思う。

ただ月例セッションのお店「スカーレットの小鳥」がなくなってしまってその後の定期参加場所が決まっていないので、モチベーションがあがりにくいところだ(写真は2月のセッション準備中のところ)。ハイレベルなライブもあったりして、いいお店だったのにな~。

というところで今後のことを考えてみる。

公私の公=仕事は来年もまだ続けるつもりだし会社もまだいてもいいことになっている(たぶん)けど、日数はもう少し減らしてもらおうかどうしようか迷い所。

今は16日/月勤務だけど、これは正社員の概ね2/3の勤務時間であれば企業組合の健康保険に加入ができるということがあるからだ。

しかし日数がこれを切ると2年は自費負担で継続できるものの、それ以後は国民健康保険強制加入となり、負担が一気に増える。

来年は65歳(!)、年金が全額支給されるので働いている間は給与を足せばなんとかなるだろうけど、いつまで働くのかというのが問題・・・、しかしとりあえずはこれは来年の3月頃まで先送りしておこう(^_^;)。

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さて、人生あとどれだけ生きるかという年齢になってもあれやこれやとやってみたいことが多いといいつつ、なんか中途半端なままで時間が過ぎていくこの頃。

とはいえ、この3~4年を考えると、定年後に暇をもてあますという生活とはほど遠くて結構色々とあった。

だから今のペースでもいいんだけど、それなりに整理しておかないと気分的に中途半端なままだから、箇条書きにしてみよう。ただし楽器、音楽-趣味の話。

何がやりたいのか、何ができるのか、何をしなければならないか

<進行中>
1.ヴィブラフォン修練
2.スティックレッスン(教室通い)
3.カホン修練(1年教習したことの復習から継続、発展)
4.ギター修練
 4-1.クラシック
 4-2.エレガット
5.MalletKAT修練 - 修練というよりは使い方学習
6.ソルフェージュ 音楽基礎

<楽器があるけど進んでいないもの>
7.MalletKAT マニュアル解読→5.
8.フレームドラム
9.HAPIDRUM
10.ピアノ
11.マリンバ(実は持っているのだ)

<探したらあるかもしれない楽器>
12.リコーダー
13.鍵盤ハーモニカ
 いずれも子供の学校教材

<やってみたいと思っている楽器>
14.管楽器 フルート?
15.アイリッシュハープ
16.リュート
17.エレアコ:スチール弦

こうしてみると<楽器はあるけど・・・>まででも手一杯を超えているから、それ以下は考えない方がよさそうですな~。

Aimg_3915定期セッションは、加古川のOhanaには10月に行ったけどその後は会社の行事が重なって行けなかったし、来年1月もなんか怪しいところ。金曜日の夜というのがどうも予定があいにくいのだなぁ。

近場の青空堂もとんとご無沙汰だけど、MalletKAT習得のために活用しないといけません。

以上は日常活動の話で、あとは東播ジャズ倶楽部の活動がある・・・といってもジャズフリーペーパーVoyage次号の原稿と秋の高砂万灯祭出演くらいかな。5月の高槻ジャズスト出演という話もあるけどこれは未知数。

それから丹波の木工作家さん関連で展示会デモ演奏参加という話もあるかもしれないけど、遊びでスポットの話だ。

まぁ、先のことはわからないけど音楽以外というと健康=運動と、字がまともに書けるようになりたい、くらいだけどそれは趣味とはちょっと違う範疇・・・というよりやらなきゃならないことだね(^_^;)。

ということで今年の整理はこれにて終了(^_^)v・・・ソレデイイノカ?。

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2016/12/18

Voyage No.4へ向けて-2

さてさて、昨日はVoyage次号に向けての年内最終ミーティングだったんだけど、一向にまとまらないというか、方向が見えてこない。

とりあえず思いついた歌手や項目を羅列してみよう。エラとかサラとかカーメンとかいう人たちは今更なので省略。

過去ログにあったのを適当にリンクしてますが、自分の覚書なので気にしないでください。しかし何年も前の記事があったりしてちょっと懐かしい(^^)。

Stacy Kent - Joanie Sommers 類似性
Stacy Kentは一応ジャズ畑、Joanie Sommersはポップ畑と認識していいんだろうけど、聴いていると声の質とか歌い方が結構よく似ているところがあるのだね。Kentの可愛い系の声質というのも一昔前ならジャズとはいわなかったかもしれない。

Elizabeth Dawson たまたまYouTubeで見つけただけなんだけど、自分の音源をアップしてそこにJazz Singerと自己紹介していた。セイラームーンを思い出す、というかセイラームーンがこういう雰囲気をマネてるんだろうけど、昔のキャバレー的?自称ジャズシンガーとはこれいかに!?

Eden Atwood パソ通NiftyServeの1996年のログにあった名前だからずいぶんと以前から活動してたんだ。東播ジャズクラブの「CDを聴く会」で紹介されてたように思うが、その時の話でもWikiでも「生まれつきの遺伝子疾患が原因のアンドロゲン不応症だと明かしている」ということだけど、写真も声も女性歌手として活動しているのだと思う。だからどうだというのは何もない。

Isabella Langdren  昨年来日したスウェーデン出身のヴォーカル。三ノ宮のサテンドールにライブを聴きに行った。ハロルド・アーレン中心のアメリカの古いスタンダードナンバーばかりを歌っていた。ガーシュインもあったような気がする。北欧の歌手がアメリカの古い曲ばかり熱心に歌っているのはどうなんだろうという気がしてたけど、最近は俄然オリジナルな路線に転換したらしい。これもジャズの一面だといえなくもないかもあるかも(^_^;)。Voyage3号にインタビュー記事掲載。

Andrea Motis  このBlogで紹介済み。10代から少女トランペッターとして注目を浴びていたが、最近のYouTubeは圧倒的に歌が多くアップされているので、歌手転向か!?
10代でスタンダードナンバーを多く歌ったコンサート模様がYouTubeにアップされていて、ある方はそれをみて素人のお嬢ちゃんが歌ってると評したけど、まぁ、そうかもしれない。でも若さ故にしかできない世界でもあるなぁと年寄りは羨ましく思うのだね。若い娘はこれからいくらでも年齢を重ねることができるが、年寄りは若い人のような未熟でありながら溌剌とした時代に帰ることはできないからね。

Maria Mendez ポルトガル出身、スペインが出たのでついでといっては失礼だけど、ヨーロッパにおけるジャズシンガーとかなんとか、実態はよくしらない。

Angelina Jordan  この方も紹介済み、8才デビューのノルウェイ出身少女。前回も書いたけど、いくら周囲の大人が驚愕しようが子供は子供の芸だと思う。あくまで非常に優れたモノマネの域を出ないと思うのだがね。これはジャズヴォーカルなのかどうかっていうところを考えるにはいい題材かもしれないし、とんでもない話なのかもしれないし。

Linda Ronstadt  カントリー&ロックといっていいのかしらん。シナトラのバックを務めたネルソン・リドル楽団がバックについてスタンダードナンバーばかりのCDを3枚だしている。全部持っている(^_^;)

後日訂正:3枚のうちの2枚を持っていて3枚目は2017年2月になって買うことになったのでした。

なかなかいいんだけど、ずっと聴いているとやっぱりちょっと違うかな~、もともとの自分のスタイルのアルバムの方がしっくりする。その頃のYouTubeの映像を見てもあくまでショービジネスという感じだし、その後は止めてしまったようだし。スタンダード以外も2枚持っていて、うち1枚は比較的近年

Nancy Wilson  ジャズシンガーではないとご自分でいっておられるとかいう話があったと思うが、一般の認識はジャズシンガーの代表格みたいな・・・。Elizabeth Dawsonと対象的かも。

Karrin Allyson CDを持っているので。

元祖三人姉妹:美空ひばり、雪村いずみ、江利チエミ
日本の大御所だが、生前にジャズということで知られていたのは江利チエミだけじゃないかしらん。雪村いずみは今はジャズシンガーといわれるようだけど、当時はポップシンガーだったと思うし、ご本人は未だにジャズシンガーではないといっておられる。美空ひばりは歌謡曲、あるいは演歌ともいわれたかもしれないけど、スタンダードナンバーのアルバムを残しているので有名。どういうつもりでアルバムを作ったのかが知りたいところだが、まだ検索はしていない。

日本人のヴォーカルは、伊藤君子 笠井紀美子くらいしか持ってないな。でもコンサートやライブで何人か聴いたけど最近の歌手はすごく上手な人も多いと思う。後はライブで買ったのはジャズとは全然違うし。そういえば弘田三枝子も微妙な位置だ。

Connie Evingson  CDを持っているので。以前に紹介済み

Julie London 八代亜紀はキャバレーで歌っていた頃、この人が目標だったらしくそれをジャズだと認識してたそうで、そのイメージでNYで一流ジャズメンをバックに歌ったらしい。八代さんは置いとくとして、Julieさんは微妙なところだろうなぁ。ポップスともいえないし、ムードシンガーとかショービジネスシンガーとかいえばいいのかしらんけど、ジャズの方面でも一応認識されているような。

Doris Day この方もスタンダードをよく歌っているね。ジャズとしているファンも多いと思う。

Nat King Cole 子供のころはポップシンガーだと思ってた。ヒット曲も多い。

Frank Sinatra シナトラは今はジャズヴォーカルということなんだろうと思うけど、Nat King Coleと同じくショービジネスとか流行歌手とかいう面が大きかったように思う。
これはヴァースから歌い出す珍しいDesafinado、完全にオリジナルメロディーでしっかりと歌ってくれている本格派Desafinado。

追記:ヘッドフォンで聴いたらシナトラとジョビンとのデュエットだった。タイトルにも書いてあるし映像もそうなんだけど、PCのスピーカーで聞いたときには気が付かなかったという迂闊な話。

Daniel Von Piekarz 最近CDを買った、オランダのピアニスト兼ヴォーカリスト。日本では殆ど知られてないと思う。ブルージーな歌がなかなかよいし、そういう味を出すのがうまいけどオランダ出身だ。これもヨーロッパのジャズの視点だけど、最近のYouTube見るとロック的な路線もやってるみたいな~、ギャラ稼ぐにはそっちの方がいいんだろうけど、どうなんだろう。

コーラス
コーラスになると完全にアレンジ楽譜に基づいて歌うに違い無いと思う。そうすると自由度はとても低いわけで、それでもジャズコーラスという言葉はあるね。

Swingle Singers 自分で買ったジャズ分野の最初のLPが彼ら。ジャズではないという人も多いが、MJQとの共演もある。

Four Freshmen 名前が思いついたので。白人ジャズコーラスでは有名ですわね。

Manhattan Transfer もう少し新しい、といっても今はもう新しくない。ステージはそれなりに演出があるみたいで、ショー的要素も多少はあるだろう。ヴォーカリーズも多い。

New York Voices Gary Burtonが参加したアルバムを持っている。NiftyServeのログによるとスタジオミュージシャンの集まりなのでステージでは演出は全くなくて、普通のインストプレイヤーみたいに歌わない時は後ろで水飲んだり座っていたりしてたらしい(90年代)。今はどうなのかしらん。

ヴォーカリーズ
Lambert, Hendricks & Ross (Bavan)

ヴォーカリーズはジャズのアドリブに歌詞をつけて歌うということだから、ジャズから出発したに違いないけど、歌っている人は楽譜通りに歌うわけで自由度があるわけではないよね。その元祖がLHR(B)辺りだろうと思う。LPを一枚持っているけどあんまり聴いてない。

Sting、Rod Stewart
Lindaと同様、異分野の人がスタンダードを歌ってアルバムを作るというのは結構あるみたいだ。聴いてみると、とりあえずは目新しくて面白いんだけど、しばらく聴いていると自分の聴きたい音楽じゃないと思えてくる。といってもYouTubeで聴いただけだけど。

美空ひばりや八代亜紀がスタンダードを歌うのと同じなのかもしれない。桑田佳祐もそんなんやってる映像があるし。

で、何がいいたいかは全然見えない(^_^;)。

さてと、これはFacebookでシェアされていたBrad Mehldauの映像で、メルドーだからジャズだろうと聴いてみたら、映像にはでないけどカントリー系との共演だったし、この曲は昔、Peter, Paul & Maryの歌でよく聴いたフォークソングだ。

以前にも書いたけど、ブルーグラスとかカントリー系もアドリブをするし、ジャズナンバーのアルバムを作ったりもしている。

こうなるとまたインストもジャズと他分野の境界なんて意味がないという話になってしまうね~。

<追記>Facebookで知ったイタリアのコーラスグループCluster。ジャズっぽいコーラスがベースみたいだけど色々なジャンルを歌っているようだ。スキャットだけとかボイスパーカッションを入れたりとか色々あるが、イタリア語で歌っているのがよい。Facebookサイトにはいい音源があるんだけど、YouTubeだとこれというのがなかった。

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昨今MalletKAT事情

Gipsy Vibsというユニットについては以前に書いたけど、そのGipsy VibsがMalletKATを演奏している映像を見つけた。

ここではヴィブラフォンの代用としてMalletKATを使っているんじゃないかと思う。たぶん、運搬とか場所の問題だろう。

自分で弾いているときも感じるんだけど、やっぱりこもった音になっていて一応アタック音にはなってるんだけど、なんか不自然な音だ。

オランダのVincent君がいつも使っているピックアップでとった音の方がまだずっと自然だ。MalletKATにはダイナミズムの幅があまりないというのかな。

これは弾いているものにしかわからないことだけど、スポンジのようなボードなので叩いたときのアタック感(反動)がなくてゴムを叩いているような感じで、極端にいえば触れば音が出るみたいなものだ。

だから速いフレーズもわりと簡単にというか、悪くいうと安易にできてしまう。

ヴィブラフォンだとそれ相応にしっかりと叩かないと早々簡単には音が出てくれないので、その点は大きな違いだが、それだけダイナミズムの変化が大きいし、音質にも変化が出るが、MalletKATは・・・、というほど使ってないからあくまで僕の感覚だけど、音が大きいか小さいかの違いしかないという気がしている。

だからというか、以前にも書いていて一向に中身が伴わない話だけど、MalletKATはヴィブラフォンとは違う楽器として扱わないと駄目なんだろう。まぁ、MIDI楽器だから当たり前といえば当たり前なんだけど。

MalletKATとヴィブラフォンではアタックの抵抗が全然違うので、フレージングなんかも変わってきてしまうとは以前にもなんとなく思っていたけど、自覚したのは、先月、神戸元町であった大学時代の軽音OB会にMalletKAT持参で参加した時だ。

そのことを意識して使えば、それ相応というかMalletKATらしい演奏ができるかもしれない。あくまで「かもしれない」レベルだけど、ピアノとオルガンほどではないにしろちょっと似ているのかもしれない。

それと、この時に最初に一緒にセッションしたのが一年後輩のピアニストW君で、その後で彼と話している時に「MelletKATは結局のところMIDI鍵盤だから、この楽器である必然性というのがも一つなんだよね~」みたいなことをいったら「それでもマレットで叩く独特のものがあるでしょう」みたいな、ちょっと違ったかもしれないけど、鍵盤打楽器である故にただの鍵盤楽器とは違うものがあるという示唆に富んだ(大ゲサだな)意見を聞いて、なんだか目が覚めた気がした。さすがに学生現役時代から大阪梅田のラウンジでずっとレギュラーを務めてきた人のものの見方、聞き方があるんだと改めて見直した。後輩ながら実に尊敬に値する人物だ(写真でピアノを弾いているのがW君)。

そうなんだな、きっと。そこを活かさないとあかんのやろうね。

Aob

彼のピアノと一緒にやったのは数十年ぶりだけど、ここ数年でご一緒した色々なピアニストとのセッションとは全然違っていて、独特のハンコックばりのハーモニーとタイミング、そして他のどのピアニストよりもズーンとくる重く響いてくる音でとても気分よくできた。来年のOB会もまた行って一緒にやってみたい。

高槻ジャズストに出ようという話が来ているといくつか前の記事に書いたけど、それもMalletKATをなんとか高槻まで持っていくことになったのでもっと演奏法や使い方を研究しておかないといけない。

といってもまずはデモテープを作らないといけないし、それが審査に通ってなおかつ希望の場所が抽選で当たったらの話だから、実現するかどうか怪しいんだけどね。

他には、天地雅楽もMalletKATを使っていたそうだけど、サンプリング音源用だと聞いた。つまりヴィブラフォンやマリンバの代用ではなく、MIDI鍵盤打楽器ということだと思う。そういう意味では電子タイプのキーボードと同じともいえるので、天地雅楽がなぜMalletKATを使ったのかと思う。ただ、今は使っていないらしい。メンバーとFacebookフレンドなので僕の投稿にコメントをいただいて知った話だ。

さて、Gipsy Vibsは赤松さんがプロデュース、共演のCDが発売されるそうなので、楽しみだな。

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2016/12/14

予定調和型 Desafinado

Desafinadoは1962年にStan GetzとCharlie Byrdの演奏が大ヒットしてボサノヴァがブレイクしたという話は実は最近まで僕は知らなかったのだが、それがこのJazz Sambaというアルバムの最初に入っている。

僕も学生のときにこのLPが安かったんで買ったんだけど、ステレオじゃなくてモノラルLPだった。どうりで安いはずだ(^_^;)。

当時の輸入盤はステレオとモノラルがあって、安いからと買ってしまうとモノラルということがあった。Astrud GilbertoがGil Evansのアレンジで歌っているアルバムもだまされて買ってしまったが、ステレオに慣れた耳にはモノラル盤は物足りなくて、どちらのLPも結局ほとんど聴かなかった。

よく聴いたDesafinadoはPICKS-CLICKSさんから借りたLPに入っていた、かの"Getz/Gilberto"収録のJoão Gilbertoの歌とJobimのインスト版LPだった。

話が脇道にそれてしまったが、実はこの流行したバージョンはメロディーもコードもオリジナルとは違うのだが、今はこ1962年のGetz/Byrdバージョンが流布しているらしくオリジナルを知らない人の方がどうも多いらしい。

これがオリジナルのメロディーだが、違いがわかるだろうか。

Desafinadoとは「音痴」とか「調子外れ」という意味で歌詞の内容がそういうものだというのはよく知られているらしいけど、僕にはポルトガル語の歌詞なんてわかるわけがないし、このメロディーばかり聴いていたので、あちこちに仕掛けがあって調子外れに作られているこのメロディーが面白くて好きだった。

以来数十年、ここ数年は音楽活動が活発になってこの曲も3年前の高砂万灯祭でヴォーカルのバックを務めたことと、今年はライブで演奏を聴く機会があったんだけど、どちらも、あれ、こんなんだったかなと思ったのだ。

分かりやすいのは、スペインのAndrea Motisの歌だろう。若い彼女の歌は底抜けに明るいが、それは若くてかわいい女の子(^^)だからというだけでなく、メロディーもコードも明るくなっているからだ。

どこがどう違うかはあえて書かないので、どうぞご自分で判断してください。最初の"Getz/Byrd"と同じバージョンだ。

時代的にみると、アメリカでは1962年に"Getz/Byrd"が流行った後の1964年にブラジルからJoanとJobimを迎えて"Getz/Gilberto"が吹き込まれたわけで、だからGez/Byrdバージョンが先に普及した可能性があるかもしれないが、Getzもその後はオリジナルバージョンを吹いていたという証拠がこちらのBBCの映像。かなりフェイクしてるけど。

1966年、Gary Burtonが加わったGetz Quartetの貴重な演奏で、これは50分くらいあるライブ映像の一部のはず。

ついでながら、こんな映像も見つけた。

JobimとJoe Henderson、ギターがPat Methenyという豪華版。さすがにオリジナルチューンでバースも入っているし、メロディーを忠実に吹いてくれていてこれも貴重な音源だ。このバースがあるというのも意外と知られていないと思う。これはお勧め音源です。

GetzとByrdがなぜメロディーとコードを変えたのかは分からないが、まぁ、その方がアメリカ人に受けるのは確かだろう。だから大ヒットしたんだろうね。僕はこのアメリカ版(Getz/Byrdバージョン)を密かに「予定調和型Desafinado」と呼んでいる(^^)。

さて、歌の場合はDesafinadoの意味を説明してから歌うことがあるみたいだけど、YouTubeで見つけたこの方もメロディーは調和型だ。

せっかくポルトガル語で歌うんだから是非ともオリジナルバージョンで歌ってほしいところだね。

最後に僕が一番よく聴いたJobimのピアノ。

このアルバムタイトル"The Composer of Desafinado, Plays"の意味が今ひとつわからなかったけど、それは1962年の大ヒットがあったからなんだね、というのと”Getz/Gilberto"よりこちらの方が一年早いんだというのも今頃になってやっと知ったという(^_^;)。

ついでながら、Justin Bieberと双璧をなすともいわれるらしい、Kenny Gのバージョンはブリッジ部分が4小節省略されているというトンデモな演奏なんだけど、これも結構普及しているらしいというのが、こちらに書いてあった(英語です)。

What's with Desafinado

この筆者はコード、メロディーの違い、そしてブリッジの省略形と色々あることを書いてるけど、そういうことを書いているのはここ以外には見つからなかった。

でもこちらに書いてあるコードもちょっと違うんじゃないかしらん、確かめてないけど。

件のKenny Gの演奏、特にお勧めしませんけど(^_^;)。

実は"Getz/Gilberto"をオリジナルとすると、今は違うコードになっているのはDesafinadoだけでなく、Garota de IpanemaもO Grande Amorもそうで、イパネマについては赤松さんがBlogに書かれています。

追記:Kenny Gの4小節足りないバージョンは、なんとReal Book(ネットによく転がっている)の古い版に載っていた。最近のものはどうなってるんだろう?

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イタリア旅行記-12 ポンペイ-1

いよいよポンペイ観光・・・、といってもカメオショールームから歩いてすぐだ。

写真が多くて、なおかつこれといういい写真があるわけでもないし、それぞれが何だったかもほとんど覚えていないので、写真の羅列です。

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ポンペイへの入り口、ではなかったような気がするけど、この先に遺跡があるのはたしか。

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入り口近くにはかなり大きな建物が並んでいるが、前回来た時はこうした大きな建築物は見なかったような気がする。36年近く昔の話だから、その後に発掘されたのかもしれない。

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今回はちょうどポーランドの現代彫刻家イゴール・ミトライの作品が遺跡の各所に展示されるイベントがあったので、こうした大きなブロンズ像が散見された。

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ポンペイにもローマの松、じゃなくてポンペイの松だ。

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これも展示彫刻。

実に不可思議な雰囲気が漂っていてまるでマグリットの絵のようで僕は好きだったけど、家内と息子は好みじゃないから邪魔だといっていた。

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遺跡に彫刻。柱群に囲まれた広場なのか、それとも大きな建物があったのかもしれない。

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古代ローマといえば円形劇場に浴場だが、まずは円形劇場 Teatro Grande。

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同じく劇場の眺め。

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階段の途中に人がいるので、およその規模が分かるかと思うが、結構な広さだ。

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遺跡は広いので、先を目指してとにかく歩く。

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道の両側にはこうした住居かなんだかわからないけど、建物の遺跡が立ち並ぶ。

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舗装された広い道路だから、主要道路だったと思われる。

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壊れかけの建物が、とにかく道の両側に立ち並ぶので、こうして修復中らしきしものは数少ない。数が多すぎて手が回らないのだろう。

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あまり写してないけど、観光客は多い。

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これも通り道から見えた何かの建物内。発掘時は鮮やかなポンペイレッドだったのかもしれないが、風雨に曝されたままなのでかなり色褪せているように見える。

イタリアもあれこれお金をまわすほど豊かではないし、そこら中に修復しなければならない芸術品や遺跡があふれているので、ポンペイは後回しになっているのかと思える。

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美しいモザイクの床はもちろん立入禁止だけど、こういうのがあちこちにある。

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立ち入り禁止区域には青い空に緑が映える。

こういう草木は発掘後に植えたのか勝手に生えてきたのかどちらかだろうけど、これは垣根になっているから意図的に植えたのだね。

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しかし草木が伸び放題なのも遺跡にはあまりよくないんじゃないかと思ったりする。

2014年のポンペイ修復に関する記事を見つけたが、最後の方に投入された金額は全体の予算の0.56%にすぎないなんて書いてある。

0.56%というのはあまりにも少ないが、それにしても修復は人海戦術に頼らざるを得ないところに国内各地で修復を進めなければならないことを考えると、お金があっても人がまったく足りなくて進まないんじゃないかしらん。

-イタリア旅行記-13へ続く-

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2016/12/10

Blogデザインの検討

この頃はYouTube画像が横長が多いので、このBlogでYouTubeを埋め込むと右端が切れてしまい全体が見れないことが多くなっている。

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それとともに広告がでても消すX印が表示外になって消せないし、さらには最近は左上に「全画面表示できない」というようなのまで出てきて鬱陶しいので、ちょっと画面表示を色々と試してみよう。

試行錯誤段階なので、とりあえずYouTube画面全体が出るようにサイドバーが左端だけのデザインにしたけど、これは全然気に入っていないので、もっといいのがあれば変更したいところだ。

Blog20161211

追記:・・・などといいつつ、どうもこのデザインには馴染めないのでもとに戻してしまった。

追記2:もとに戻したもう一つの理由は、こんなBlogでも定期的に読んでくださる方はいらっしゃるので、その方々がアクセスした時にデザインが違うと戸惑うんじゃないかということもありました。

 ということで、元通りです。

追記3:PICKS-CLICKSさんからコメント欄でYouTubeの表示サイズ変更ができることを教えていただいたので、このままでよいことがわかりました。過去分も徐々に修正していきます。

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2016/12/07

昨今ギター事情

今日は週一休み。

今月はスティックレッスンが先生の都合で全休で「練習しなきゃ症候群」がちょっと治まってるので連続更新・・・、気が緩んでるというかも。年末イベントでドラマーは大忙しなんだろうと思う。

僕の持っているクラシックギターとエレガットは、弾きやすさからいうとエレガットの方がよいんだけど、これはどうもブリッジのサドル(駒)の高さ、つまり弦高の違いかと思う。

低くすれば弾きやすくなるか確認するには単純にサドルを交換してみればいいんだけど、弦をゆるめてまた張ってという程度のことも面倒で何もしていない。

それともネットでサドルを購入して自分で削るなりしてみればいいんだけど、ネット販売でみただけではどれがいいのかわからないのと、検索してみると削るのも素人には難しいという話も結構あったりする。

それで、こういうことは専門のギター工房に意見を聞くとか調性を頼んだりする方がいいのかとか近いところにないだろうかと検索してみたら、なんと!

同じ町内にギター工房があったのだった。

何処とは書かないけど、まぁこれだけ近いとかえって行きづらいな。なんせ同じ町内だからな。

なんてことからもう二月くらいは経ってしまったが、いずれにしろ検索で引っかかってくる工房でわりと近い所はどこもクラシックギターの工房ではなくてスチール弦のアコースティックやエレキギター工房ばかりだから、ガット弦のギターの調性ってのはどうなんかな、などとも思ったりで、まぁ、今のままでも別にいいんだけど。

ちょっと悔やまれるのは、以前にハードオフに売ってしまった昔のYAMAHAのガットギターをこういう工房に持ち込んで修理してもらったらよかったかな~ということだ。

これはBertaさんの演奏だけど、ここで使っているのがGC8タイプ、僕が売ったのも40年位前のGC8だからこのくらいの音が出るはずだったんだろうな。

それとこれは音色には関係ないけど、今持っている二つのギターのホールとかブリッジなんかの装飾はすごく簡素というか単純なんだけど、それに比べるとGC8はずいぶんと豪華だった。当時はYAMAHAがギター制作を始めたころで、相当気が入っていたのかと思う。

でもGC8もYAMAHAのサイトでみると、当時は8万円くらいだったものが今は11万円台(定価)だから40年という年月を考えると、そんなに高くなっているわけではないようだ。

というようなことを考えたりするんだけど、今使っている中国製のガットギターの価格もその辺りで音が別に悪いわけではないしギターがもう一台あっても置き場に困るし使い分けるほどの技量があるわけでもないし、etc.、etc.。

Barriosberta ところで、Bertaさんが弾いている"Julia Florida/A.P.Barrios"は以前に買った彼女のBarriosの曲ばかりを集めたCDに入っていて、きれいな曲だから弾いてみたいと思ってた曲だ。

Barriosはずいぶん昔に買った曲集(楽譜)を持っているんだけど、これが件のCDでの演奏とのバージョン違いが多くて少々気に入らない。

といっても"Julia Florida"は入ってないんだけど、改めて検索してみたらBarriosの楽譜はフリーであちらこちらにアップされていたので、最近はその楽譜で弾いてみている。

Barrios(1885年没)はPD(パブリックドメイン)だからネットにアップしてもいいのだろう、たぶん。

この曲はTatyanaさんも弾いているけど、やっぱりBarriosと同じパラグアイ出身のBertaさんの方がよいと思う。

Tatyanaさんは楽譜の指定通りの弦(運指)で弾いているが、Bertaさんはかなり違う運指(弦)で弾いていて、その方が音質は変わるけど弾きやすい。

これ以外にもCaazapaとかPDの楽譜が結構あるので、ぼちぼちとDLしてトライしてみたい。Caazapaは持っている曲集に入っているけどこの演奏とはかなり違っていて、ネットにある方が近い。

そうそう、Facebookにはアップしたけど、TatyanaさんのCDを彼女のサイトから直販で買ったのだ。サイン入りCD二枚にサイン入りブロマイドがついてきた。うれしいな(ほんまかいな(^_^;)。

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それとは別に、平島先生がよく弾いていた"Un Dia de Noviembre"の楽譜もフリーであったので、DLして弾いてみている。

追記:Julia Floridaの最後のハーモニクスで、Bertaさんはオクターブの技法だけどTatyanaさんは珍しい3フレットのハーモニクスを使っている。

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2016/12/05

Jazz Vocal - Voyage No.4へ向けて-1

少々、調子づいて連続投稿。

前々回にVoyage次号のことを書いたけど、事の発端はFacebookで某氏がJoanie Sommersのボサノヴァを取り上げて、これはいわゆるポップ歌手がジャズを歌ってみましたの類とはちょっと違って、ジャズの部類に入れてもいいんじゃないかという話だった(たぶん・・・僕の勝手な解釈だけど)。

Joanie Sommersといえば60年代に”One Boy"や"Johnny Get Angry(内気なジョニー)"のヒットで知られるポップ歌手だが、ジャズらしきアルバムもあるようだ。

で、そのFBのスレッドで少々話が盛り上がって(後述)、それをVoyage次号のネタにしようと思いついたのが運の尽きというのか。

ということで、Joanie SommersのCDを買って通勤電車で聴いていたんだけど、どうもやっぱりこれはジャズというよりはポップの部類かな~と思う。

アレンジも担当している共演者のLaurindo Almeidaという人自体がアドリブをしないギタリストだし、誰かが間奏でソロをするわけでもない。なんとヴィブラフォンにEmil Richardが入っているにも拘らずソロはとっていない。

てなことで、どうも当初の目論見からは発端からつまづいてしまったような話だが、前回同様、このBlogでグダグダ書いてなんとかまとめていこうと思う。

ところで、Johnny Get Angryは、Gets Angryじゃないのは何故なんだと思ったら、歌詞ではJohnny, get angryで命令形なんだ。「ジョニー、怒りなさいよ」というところか。彼氏を叱咤激励している歌なんだ。だから邦題が「内気なジョニー」なんだな。昔の邦題はなかなか凝ってるね。

そうそう、Doris Dayなんかもボーダーライン的かという話もあった。
 

これはYouTubeで見つけた2時間以上に及ぶ"I Love Jazz Vocals"というクリップで、自分の好みに偏らずに色々聴くにはちょうどよさそうだ。

7番目のHolly Cole辺りからこれはジャズヴォーカルといっていいのかという気がして、次のMarc Jordanはジャズというよりはフュージョン系かカントリー・ロックみたいだけど、インストならフュージョンもジャズの範疇だったりするしな~、とか。

ストリングが入ると一気にジャズ色が薄まる気がするのは、アレンジがかっちりしてくるからかというなら、昔からビッグバンドをバックにしたヴォーカルはジャズの範疇だけどホーンのアレンジがかっちりしてるという点では同じだ。作り出す音の違いか。

しかし10番の"Beyond The Sea - Matt Bessante"のように両方入ってるのもあるしね~。

他人事ながらよく色々と集めてくれたものだと思うが、Stingまで入っている。ジャズっぽいアルバム作ってるのかな。

Rod Stewartもそういうのを出してるようで、YouTubeで聴いた"Stardust"はわりと良かったけど、何曲か聴いてみたらやっぱり違うな~、ということで聴くのを止めてしまった。

このクリップはまだ全曲は聴いてなくて、1:10辺り、20番目のTea For Two - John Pizzarelli Jessica Molaskyのところから寄り道して、久しぶりにJane Monheitを聴いたり。

"I Love Jazz Voclas - Part 2"もあるようで、先は長い!

話変わって、雪村いづみといえば日本ではジャズシンガーの大御所というか大々ベテランのようにも受け取られるけど、ご本人はMUSICIAN NETのインタビューでこんなこと仰ってるってのもヒントになるかな。

雪村:私はジャズシンガーじゃなくて、ポピュラーシンガーなんですよ。だってジャズは難しいもん(笑)。でも「ベテランジャズシンガーだ」って書かれたりしちゃう。私はジャズシンガーじゃないの。ポピュラーシンガーなのね。

以下、FBで僕が長々と書いたコメントをメモしておこう。これは演歌歌手なんかが実はジャズを歌いたかったとか、実際に歌ったりアルバムを作ったりするけど、ちっともジャズには聞こえないという某氏のコメントに対するものだ。

昔の三人娘とかの時代は、なんでもジャズっていってたみたいですからね。丹羽文雄の戦後作品だったかに、「ブルーカナリア、ジャズでしょう、いいわね」とかなんとかいうセリフがあったのを鮮明に覚えています。

結局は歌う人、聴く人の主観の問題になってしまうだろうし、そうなると話も何もないのですが、スタンダードを歌ったらジャズなのか、ボサノヴァはジャズなのかとか面倒な袋小路に入り込みそうです。

まぁ、JoenieさんにしろDorisさんにしろ、ジャズ歌手という方々にしろ、同じアメリカ音楽の土壌で育って来てる人たちなんで、その境目ってのも日本なんかよりずっとシームレスなんじゃないでしょうか。

でも演歌歌手や歌謡歌手がジャズだっていいだすと、なかなかそこはシームレスには行かないでしょうね~。

スタンダードを歌ったらジャズというわけではないだろうし、ポップを歌ったらジャズではないというわけでもない。 私はあんまりそういうことは気にせず聴いてます。

スタンダードナンバーもジャズでよく取り上げるだけで、もともとはジャズではないミュージカル曲が多いですし。

しかしミュージカルの曲もジャズの要素とか、まぁ、とにかく同じアメリカ音楽の中の話なんで、あんまり区別しても意味が無いのかも。

Rod StewartのStardustも味わい深いですが、ジャズなのかな?

 ロック歌手がスタンダードを歌ったというスタンスか。 シナトラもポップなのかジャズなのかっていうとよくわからないです。ショービジネスの一部。

 青江三奈辺りはジャズ歌ってもなんとかなりそうな気がしますが、八代亜紀は私には駄目です、発音悪いしノリ悪いし、聴きたくないです。

 美空ひばりのはまぁ悪くないと思います。歌謡歌手がスタンダードナンバーを歌っているという聞き方で、それがジャズかというとまぁ、違うかも。でも八代亜紀よりははるかによいです。

 三人娘では雪村いずみだけでしょうね。江利チエミもあんまりジャズとは思えなかったです。

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2016/12/04

たまには美術

以前にも書いてると思うけど、最近は音楽ネタ以外を書こうという意欲が減退してしまっていて、しかし音楽ネタに偏りすぎるのもなんだかな~と思ったりするもんだから、ついつい更新が億劫になっているが、温泉旅行に行ったとか、美術館に行ったとか、映画見たとか、ご近所の変遷とか、まぁ、ネタは色々あることはある。

旅行なんかは、今はホテルでフリーWifiがあるのでついついFBに映像アップして簡単に済ませてしまっていて、イタリア旅行記以外はこちらには書かずだが、年に何回かは温泉旅行に行っている。以前は日帰り温泉に行ったこともネタにしてたのとは大違いだ。

そこで、今回は美術館系をまとめて書いておこう。

Aimg_3842 美術館も以前ほどには行かなくなってしまった。

定年後は嘱託の契約社員になって責任のある立場から離れて気楽になった反面、仕事に対するロイヤリティとか意欲もどうしても低下したのは否めない。

その分が趣味の音楽への意欲に置き換わっているというか、それはどちらが先かという鶏と卵みたいな話だけど、一度にあれもこれも集中するというのは僕には無理ということには違いない。

だから、以前は仕事柄もあって熱心に見たり録画までしていた"日曜美術館"とか"美の巨人"たちもめったに見なくなったし美術館へ行く機会も減った。

減ったとはいえまったく行かなくなったというわけではないので、記憶のあるうちに書いておこう。

10月15日:メアリー・カサット展 京都国立近代美術館

Cassattmain2 新婚時代に家内といったことがあって、それ以来(35年ぶり)の回顧展だ。ちなみにウチは結婚36年目。

期待したほどではなかったのが正直な話。

アメリカ出身の女性印象派画家として有名だが、影響を受けたというドガなど他の画家に比べると、なんとなくインパクトに欠けるし、当時の女性社会進出の旗手のようにいわれているが、それもあくまで大金持ち(大富豪)のお嬢さんだからこそできたように思える。

描いている題材も裕福な家庭像ばかりで、ドガが娼婦や踊り子を描いたのとは対照的だ。

あくまであの時代における女性の社会進出像であって、それはそれで相当に葛藤のあることだったのだろうから今の感覚で捉えてはいけないのだけど、絵を見る目は今のものでしかないからね。

20160726165125 母子像よりはむしろ浮世絵そのままのような女性像の方が魅力的だった。

Mary_cassatt しかし母子像を描いた画家なのだけど終生独身だったのだな。肝っ玉母さんの京塚昌子が独身だったのを思い出してしまったが、飾られていた写真は村上春樹が女装したみたいに見えておかしかった。ネットでみると他の写真は全然違うんだけどね。

そういえば村上さんの長編新作が来年出版されると新潮社から案内メールがきていたな。

10月26日 ポンペイの壁画展 兵庫県立美術館

6月にポンペイ観光してきた身としてはいかねばなるまいという展示で、本場を見てきたせいもあってなかなかと見ごたえがあった。

A4a002a3 驚くべきは、ポンペイが滅んだのは紀元79年というが、その時点で極めて写実的なフレスコ画描写が完成していたことだ。

左の絵(踊るマイナス)を見れば分かるが、身体の肉質感、薄衣の柔らかく透明な表現など驚くほどにその質感が表現されている。

まぁ、それはギリシャ彫刻などをみれば相当昔に完成されていたといえるのだろうけど、ヨーロッパ美術で写実的な絵が現れるのはかなり後の時代になるので、写実表現は一旦は衰えてその後に復活したということになる。

そう考えると、初めてルネサンス(文芸復興)の意味が分かったと思う、ほんまの意味はどうなんだかしらんけど。

Pompei もう一つはポンペイレッドの鮮やかさだ(ネットで見つけた右の画像はあまりきれいな色ではないけど)。

紀元前後の時代だからレッドといっても赤土の酸化鉄の色だろうくらいに思っていたのだが、展示されていた壁画(壁から剥離されたもの)の赤は鮮やかな朱色で、展示には組成は記載がなかったが、調べてみるとどうやら天然の鉛丹(四酸化鉛)のようだ。

鉛丹は日本の社寺にも使われているから、そういえば古い歴史があるのだ。しかし風雨には弱くて、火山灰が風化から守っていたからこそこれだけの色が残ったのだと改めて納得した。

それから淡いブルーも鮮やかな色だったが、これは何だかわからない。黄色はどうやら黄土のようだが、緑はブルーと黄土の混色なのかそれとも単独の素材なのか、その辺りの解説がほしかったところだ、なんていうのは色材を扱ってきた身の職業病だね。

東京での内覧会の映像があったので、興味のある方は御覧ください。

と、二つ書いたところで疲れてきたので、今日はここまで。

最後にポンペイのレストランの入り口にあったという壁画をどうぞ。

Phoenixfelixettuなんとものどかな絵だが、中央の黄色いのは不死鳥だそうだ。書かれている文字は次の通り。

PHOENIX FELIX, ET TV

TVは古代ではTUに同じで、イタリア語の「君」だ。

フェニックスは幸せ、そして君も

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2016/12/03

Facebookから音楽を~Voyage次号へ向けて

イタリア旅行記はポンペイの手前まで書いたところで、ポンペイは写真が多いので整理に時間がかかるから、一休み。

FBからいくつか、公開せず自分のみでシェアしている気に入った音源をアップしておこう。

ドイツのフレンド、Stephan Kraus氏が参加するグループのFade in~Fade outな演奏。

三連符に乗ったポリリズムがAfrockというタイトルになっているのだろう。

同時にいくつものリズムが演奏され、それぞれに合わせて叩いてみることはできるけど、全体としてどういう譜割なのかはわからない。でも一緒に叩くのは楽しい。

これはどういう経緯だったか忘れたけど、何年か前のシェアから。

ポルトガル出身でオランダ辺りで活動しているらしいMaria Mendezは、Stacy Kentに通じるところがあるかと思うが、Kent同様、ジャズといっていいのかどうか難しいところ。

ジャズフリーペーパーのVoyage次号はジャズヴォーカルからジャズを見てみるというような、これまた大それたことを考えているのだけど、こうしたアメリカ以外の視点というのがちょっとヒントかと思う。

続いてはスペインのかわいこちゃんトランペッター、Andrea Motis。これはワンマンショーの長い映像から切り出した一部だけど、この時はまだ彼女は10代後半だ。

もともとは少女トランペッターとして売り出したはずだけど、最近の映像は歌が圧倒的に多いから、歌手に転向したのかな。

演奏からいえばジャズに違いないのだけど、十代のジャズ・ヴォーカルというのはどうなんだろう。

ジャズというと大人の音楽とか、特にヴォーカルは人生経験がなんとかとかいう人も多いような気がするけど、それこそ子供の頃からジャズを演奏して注目される人もいるし、こんな風に歌もあったりする。

これはジャズではないといい切れるのかどうか、あるいはジャズといっていいのかどうか・・・、という辺りが次回Voyageネタの考えどころではあります・・・、う~ん、まとめられるのかな?

さらにこれはノルウェーのお嬢さん、Angelina Jordanによるヴォーカル。なんとこのとき、8才だそうな。

演奏も歌い方も形態はジャズに違いないけど、ここまで行くとさすがに人生経験云々なんて話自体が成り立たない。

Billie Holidayは今ひとつ馴染んでないというか、僕はそれほど積極的に聴きたい人ではないのだが、こうして聴き比べてみればAngelinaちゃんとの違いは歴然としている。

"さすがに8才では"というネガティブな先入観で聴いてしまうということもあるかもしれないが、歌声だけを聴いていると歌のラインをなぞっているだけに聞こえてしまうのは、声の質があきらかに幼いということも大きいだろう。

まぁ、将来どんな歌手に育つのかお楽しみであります。

一方でインストでは、小さい頃からジャズ演奏というのはマルサリス兄弟とか小曽根真とかそれほど珍しくはない話だし、歌ほどには人生経験がどうこうという話はなさそうだ。

どうやらこのBlogでは話に出してなかったようだが、僕の身近でも明石の中学生ジャズ・ピアニスト兼サキソフォン兼フルート兼ドラムも少しという少年がいる。

2012年の2月に今はなき"スカーレットの小鳥"のセッションで初めてあったときはまだ小学生だったが、今はもうほぼプロといっていいようだ。

ありゃま、最初の映像と全然違う方向へ話がいってすまった、やれやれ。

しかしVoyageネタは難しいのを選んでしまったな~。

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イタリア旅行記-11 ナポリの朝

イタリア旅行三日目はポンペイ遺跡観光だが、その前にナポリといえばお決まりのカメオショールームでのお買い物コースがある。

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到着時は裏寂れた裏口でどういう場末のホテルかと思ったけど、表玄関はビジネス街のフードコートに面した普通のホテル、Holiday Inn Napliだ。

これでは表玄関にはバスがつけられないから裏口から入ったのだとやっと納得した。

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フードコートを出ると、どこにでもありそうな都会のビジネス街が広がる。

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ビジネス街からもヴェスヴィオ山を望むのはナポリならでは。

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草むらにいたナポリの猫さん。

特に愛想がいいわけではないけど、逃げもしなかった。猫さえアップすれば一気にツィートが増えるとかいうウワサもあるが、ここはSNSじゃないからね。

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ナポリ泊二日目の朝も晴天。

ビジネス街に真っ青な空が広がる。

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ビジネス街の向こうには住宅街と思しき家並みが見える。

淡いベージュの壁にテラコッタ色の屋根は、やはり地中海らしい。

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フードコートを抜けてホテルに戻れば出発時間。

真っ赤な椅子とテーブルがイタリアっぽくておシャレな感じだけど、要するにコカ・コーラなのだった。

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まずはポンペイ遺跡のすぐ近くにあるカメオ工房 Donadioのショールームでお買い物。

Cameo

地図の印のあるところがショールームで、その北側一面にポンペイ遺跡が広がっている。

36年前の新婚旅行で訪れた工房がどこだったかは覚えていないけど、遺跡のこんな近くではなかったし工房内の見学もあった。

今は日本国内のお手軽ツアーと同じようにショッピング専用のショールームが作られていて工房は別にあるらしく、職人さんはあくまで出張デモのみだった。

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大きな貝殻のカメオ。

家内と息子は小物のアクセサリーを買っていたけど、僕は何も買わず。新婚旅行のときは家内のためにちょっとしたカメオのブローチを買ったのがなつかしい。

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職人さんの手元。

新婚旅行で買ったブローチはちょうどこのくらいの大きさのきれいな女性の横顔のカメオで、結構な散財だった。なんせハネムーンだからね。

カメオに興味のある方はWikiの説明をどうぞ。

Wikipedia カメオ

カメオ・ショールームの後は、いよいよポンペイ遺跡に向かう。

-イタリア旅行記-12へ続く-

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