イタリア旅行記-15 ポンペイ-4
ポンペイ遺跡-4
壁画に続いては、公衆浴場見学。広場の北側にあるフォロ浴場、だそうな(以下情報は後述のリンク参照)。
ローマ人(ポンペイ人)の風呂好きは上水道設備とともに有名だ。征服した欧州各地に浴場の名残が数多く残っているのはよく知られている。
これは冷浴槽。サウナの後とか隣接の運動場で運動した後などに利用されたらしい。
浴場の天井には立派なレリーフ。
上の写真の壁面にある彫刻。
床にあるのは椅子かと思ったけど青銅製の火鉢だそうで、ここで木炭を燃やして浴室を熱くする乾式サウナらしい。
天井のレリーフ。
高温浴室(蒸し風呂)。丸い天井から床に向かって細い溝が平行に刻まれているのは、水蒸気が天井に溜まって水滴となってポタポタと落ちてこないように、その水が溝に沿って流れ落ちるようにしているのだったと思う。日本の温泉でもこういうのは見たことがない。
これは大理石の水盤で、手前の円周に文字が埋め込まれているのは寄贈者の人名ということだ。写っている女性は日本語で説明してくれる現地のガイドさん。
大理石の浴槽。
天窓から光が射す。
結構暗かったのは保温性を高めるために開放部を少なくしたためらしい。
説明はほとんど覚えてなかったので検索してみたら、下記に同じように旅行した方がきちんと説明してくださっているので、興味のある方はどうぞ。
-イタリア旅行記-16へ続く-
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